発送電分離

2011-09-03 00:24:19 | 脱原発

1996年パリのECD会合で、電力自由化とその具体策として発送電分離

2000年代にかなり真剣に議論されたが、電力会社の猛反対により、頓挫

これを、やっていてくれたらと、今、どういうことになっていたのか?

新しい道が、開けていたかもしれない・・・

今は地域ごとに、一つだけ認められた一社で、独占的でに、電気を送っている

これを、送電と発電会社とに分け

発電に関しては、新規参入を認め

国民が多くの電力会社の中から、自由に選べる

メリットとして、電力の値下げ、自然エネルギーの発電の進化

でも、デメリットもありますけどね。

こんなコラムを見つけました。

http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_243882

福島の原発による税収を、この間少しばかり載せましたけど、毎日新聞にこんな記事が載ってました

九州の原発立地の玄海町の財政は、収入の6割が、原発依存だそうで、

かつては貧しい寒村、人口8000人

そんな町にに原発マネーが流れ込んだ・・・町が受け取った、電源3法交付金は265億円

町民会館26億円、温泉施設17億円、老人ホーム23億円と豪華な公共施設を建ててもおつりきた。

豊かになるにつれ、反原発の声もなりを潜めた

町民の5割が原発を生活の糧にしている。

2006年に国内初のプルサマール発電を導入し核燃料サイクル交付金30億円も入ることになった。

財政が先ぼそると、カンフル剤のように効く図式

「心夢見るアトムの町」も今は、2,3号機は再稼動の見通しが立たず、1,4号機は、定期検査に入る

1億5千万円を見込んだ核燃料税は、途切れ、作業員が消えた旅館、飲食店は閑古鳥・・・。

国策頼みの町が、国策によって息詰まり

町長は

「原発依存をどう是正していくか思い当たらない。廃炉までの期間、貢献度に応じた交付金で埋めて欲しい」

と本音を漏らした。

後、立地自治体の原発マネーの判明分が、新聞に載ってました。

これだけじゃないですから、原発依存の構図は・・・。

電源3法交付金・・・誰が作った?

問題は山積み・・・そう簡単には、行かない事はわかっちゃいるけど・・・。

後戻りする結果にならなきゃいいけど、発送電分離みたいに・・・。

発送電分離も再生可能エネルギー案とおなじ時期ににやらないと、意味がないのでは、ないでしょうか?

海江田さんは、40年で、脱原発という案を出されていたけれど・・・。

海江田さん100歳こえちゃうよ・・・見届けなくていいのかしら?本気でやるつもりあるのかと、思っちゃいました。

私も死んでると思うわ・・・。

結局、野田さんも「脱原発依存」を唱える事になったようですが・・・

現在のある原発の、安全を考えながら、動かす事が念頭にあるようですね。

なんとか、私が生きている間に、次の時代を担う、子供達に胸を、はれますように・・・。


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2 コメント

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こんにちは (hiiragi)
2011-09-04 11:26:11
巨大独占企業を容認してきた裏ではたくさんのお金がばらまかれていたのでしょうね。
それをみのがした最終責任は国民にもあるかもしれないけれど、マスコミまで懐柔していたようですから、世論も作りにくいよなぁ。
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hiiragiさんへ (oldオードリー)
2011-09-04 22:54:53
今日の毎日新聞には、玄海原発の町の道路工事に17億円が原発交付金で作られる事を、たたいてました。交通量も調べた事がないらしいです、通勤時の交通量を、記者が、計ったら、1時間にたった、20台しか走らない計算だったとか・・・、無駄な工事だとはっきり言う、住民もいるそうですけどね。
「建設事業、原発付け」という見出しでした。
半端じゃない、公共事業だからね、どこの原発立地の町は、原発手放したくないでしょうね。
建設関係だけじゃなく、町の住人は、生活の糧ですから、複雑ですよね。
原発一基で、3000億から5000億、それに伴って、造成工事に、道路工事、建設業者は、咽喉から手が出るほど欲しいでしょう。
新しいエネルギー開発、頓挫しないでしょうかね・・・心配。
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