風はややひんやりして、肌が少しだけカサッとするように空気が乾燥していて、光も強くて、こないだまでぼんやりとしか見えなかった山の端が綺麗にくっきり見えて、太陽も今ではお布団のようにぬくぬくと優しく感じ、温度は何をしてもいんだよ、言っているかのように、私のじゃまをせず穏やかで優しい。 夏には聞かない鳥がこないだ、ぽーぽーっとないているのを聞いて、にんまり。音も秋。
ほがらかな秋のうちに、山で歌が歌いたいな。 サウンドオブミュージックのマリアみたいに。 秋名物コンサートや発表会なんかもせっかくだから山であればいいと思う。 マイクとかスピーカーとか機会とかなくて。 そのままで。 体伸ばしたりして、体いっぱい空いっぱい広がる。きもちよさそう。 湯来の友人宅の窓からみたいつかの秋の写真。
小さな頃秋になるとお父さんと栗を取りにいったけれど、また行きたいなぁ。沢山湯がいてとりあえずおやつに皆でもぐもぐ食べるんだけど、皮を綺麗に剥くのに奮闘して爪が真っ黒。それも懐かしい。 今年は栗取りにいく！
