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我が子を虐待死させた父親は・・・

2020年04月19日 | 日々の出来事

その前から、妻を虐待している。

この記事は、百も承知とおっしゃる方が、

多々いらっしゃるでしょうから、

スルーされて結構ですが、特に若い父親・

我が子が自分に懐かない、憎たらしいなど、

の憤懣やるかたない感情などお持ちの方は、

是非我慢して、読み切って、頂きたいと思います。

 

父親が我が子を虐待し、時に殺すまでは考えていないにせよ、

虐待が高じて殺してしまうのは、子供が父親のことを、

自分を育ててくれる、大事な人と思えず、お愛想付き合いが、

出来ないことに、腹を立ててしまうからです。

 

幼児のDNAは、自分はまだ一人で生きていけないこと、

自分のそばにいて、育ててくれる人は母であると信じています。

だから母に気に入られること、母の表情を見ていて、

喜怒哀楽を学ぼうと、一生懸命になる。

一例をあげると、同じ人形を二つ買ってきて、一つを大事にして、

もう一つを邪険に扱うと、幼児はその二つのわずかな違いを見つけ、

母親が、大事に扱った方の人形を可愛がり、もう一つには、

何の興味も示さなくなると言います。

一事が万事、母親に気に入られることが全ててあり、そういう母親に、

冷たくされたり、叱られたりすると、すべて自分の所為として、

反省し気に入られようとします。

 

更には、母の身近にいる人で、母が親しそうに話をする人を覚え、


自分に声をかけられると、最初の頃ははにかんだりするが、


はにかんだ愛想笑いをするようになります。

 

では、幼児は父親をどう見ているのでしょうか。

それは、父親が母親とどう接するか、で判断します。

昼間は働きに出ていて、母親が自分を育ててくれる信頼できる人、

と思っており、父親は昼間はいないのて、自分を育ててくれる

母の仲間か、それとも母と私にとって敵なのか、真剣に観察します。

其の判断基準は、自分に対して同課ではなく、母とどう接しているか、

だけを見ています。

父親が家にいると、母を怒鳴り、母が悲しそうな顔をしたり、

泣いていたり怖がっていたりすると、母の敵と見做します。

母の敵は、当然ながら、自分にも敵と見做します。

そうなってから、我が子を自分に懐かせようとしても、

寄って行ったりニッコリしたり、とても出来るものではありません。

増してや、貴方の座っている膝の上に自ら乗っていくなど、

間違ってもあり得ません。

 

この幼児の要不要の半他薦は、自立できるまでの間、生き抜くための、

DNAの知恵であり、幼児自身の性格ではなのです。

 

我が子が自分になつかなくて、いらいらされている若いお父さん、

自らが外で、腹立たしいこともあるでしょう、妻の未熟さに、

イライラも募りましょうが、我が子がじっと観察していることを

意識して、妻に優しく接して見て頂けませんか。

今日明日とはいきませんが、ごく近い将来、我が子がニコニコして、

貴方の膝に乗ってきて、ご飯一口おかずをひとつまみして、

口に入れるのを物珍しく、興味深く眺めて、自分にも一つ、

何か頂戴とせがむ日が、必ず来ます。

幼児は、自分に向ける愛情よりも、母親であるあなたの妻に、

どう接してくれるかが全てなのです。