ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「おひさま」に見た人生

2011-10-01 10:58:53 | TV DVD
 NHKの朝ドラ「おひさま」が10月の声を聞いた途端に終わってしまった。実を言えばこのドラマ、全部をしっかりと見続けた訳ではないので、これまであんまり言及してこなかった。

 早くに母を亡くしながら、母が太陽の如くあれと名付けた「陽子」という名前を大切にし、田舎育ちながら女学校に進み、その後は師範学校に通っている。戦前の女性としては非常に恵まれた環境で育ったと思う。そこで終生付き合いを続ける2人の友人を得る。

 その友人2人との交流を縦軸に、父や2人の兄と、そして終生添い遂げることになる夫とその両親との出会い。そして娘の成長を見守り続ける長い年月の間の物語になっているが、戦後の混乱の中を逞しく生きた素敵な女性を見たのでした。

 このドラマの舞台となった安曇野は、随分前になるがカミさんと訪れたことがある。また友人たちとゴルフの旅に出たこともある地である。その恵まれた地で展開した物語にいつしか引き込まれて見ていたのでした。

 朝ドラや大河ドラマでは、主人公の女性は若い時から老年まで演ずるのが普通だが、このドラマでは当初から老いた主人公も平行して登場する方形が面白いと思う。さらに最終場面で、主人公の終生の友人2人の役で黒柳徹子、司葉子のご両人が登場するハプニングには思わず喝采してしまった。

TVの画面から3人が揃う 

 来週からは新しい朝ドラが始まる。今度のドラマも戦後の日本の復興期を逞しく生き続けた女性が主人公となるらしい。楽しみに拝見したいものである。
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