ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

黒書院の六兵衛

2017-03-27 14:00:01 | 読書
浅田次郎の文庫本、「黒書院の六兵衛」を読んだ。
勝安房守と西郷隆盛の会談により、幕府側は江戸城も明け渡すことになる。
そこで急遽、官軍は尾張藩の加倉井隼人に先遣隊として、江戸城に向かわせる。
しかし、江戸城内を守る旗本達が離散するする中で、的矢六兵衛なる書院番の旗本が城内に居座る。
西郷隆盛には、全て穏便に江戸城を開城せよとの命がある為に、強硬手段が取れず排除出来ずに苦慮する。
一体この旗本は何者か?、次第に居座る部屋を格上げし、ついに御座所の黒書院に座すことに。
6ヶ月後に、ついに天朝様(明治天皇)が到着まで数日となる。
この間の、笑いあり、涙ありのこの物語は、ついに感動の結末を迎える。
瓦解する江戸幕府に残る、比類なき武士の感動の物語であり実に面白い。


            


                           先のクイズ3題の答えを書いておこう
                             1・ 作業中(サ行に中)
                             2・ 湿布薬(on ship)
                             3・ 荒川区(あら 乾く)
                             蛇足 滑り台の階段である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 稀勢の里の奮闘に感激。 | トップ | 時ならぬ雪が降ったぞ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事