ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

緒形拳さんを悼む

2008-10-07 18:22:21 | 独り言
71歳の緒形拳さんの死去のニュースが伝わっている。小生などとほぼ同年代のかたの突然の訃報には心が悼む思いである。報道では肝臓がんであるとも言はれる。最近のTVなどで見ると彼は明らかに痩せており、表情にも精悍さが失われているように感じていた。

新国劇の舞台俳優から、映画に進出、TVドラマなどにも出演し数多くの作品に出演している。65年にはNHK大河ドラマ「太閤記」で主役の豊臣秀吉を演じている。思い出にのこる作品のひとつだと思う。小生などはこの作品ぐらいから彼に注目していた。

先月30日には、フジTVの倉本聡さん脚本のドラマ「風のガーデン」の制作発表会に出席していたらしい。この席では「人は否応なく、人は老いていくわけで、そして否応なく、死が訪れるわけで」と緒形さんが語っていたそうである。そしてその日から5日後に、こんなに早く亡くなるとは、思いもがけないことである。

そして同日の彼のブログには、TVドラマを「是非是非ご覧下さい」と書き込まれていたそうである。その後に体調が急変したそうだ。この作品は9日から放送開始だが、内容は生死、家族愛をみつめる作品だという。彼の最後の作品になる。

彼の早すぎる死去を悼み・・・合掌

コメント (4)
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