畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

里芋を山に植えたら山芋か?

2023-06-09 04:36:59 | 野菜

 里芋は毎年100株近くを育てます。

まとめて下の畑の一隅に埋め、藁を掛けて発芽を促しますが、藁を取ったら御覧の通り。

 

 苗として見たら最高の状態かと思われる。

ジャガイモ植え、サツマイモ植えと続けてきて、イモ類最後の仕上げが里芋植えです。

 

 里芋は熱帯系と言うか温帯系と言うか高温多湿が良いようです。

今までは、近くに川がありエンジンポンプを使って灌水しやすい下の畑で作っていました。

 今年は連作防止の意味も兼ねて山の畑にも植えてみることにしました。

山の畑もやや傾斜があり、そのもっとも低いところを選び畝を作ったのでした。

 

 二畝作りましたが、最近のスベルべはマルチ方式を採用。

こんな道具で深い穴を掘り、その穴の底に植え付けるのです。

 

 植え終えて数えたら51株ありました。

下のいつも植えていた畑にも植えましたが、そこは38株で合計は89株になりました。

 目標の100株には届きませんでしたが、自家用としては十分な量でしょう。

娘たちの家族も併せて三家族分の里芋はこれで良し。イモトーチャンスベルべのイモ植えは終了です。

 里芋の語源は奈良時代に渡来した外来のイモを山の芋と区別して里芋としたらしい。

すると、山の畑に作った里芋はこりゃ、山芋かな?これを山芋と呼んだら混乱しますね。

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今町中之島の凧(その4終わり)

2023-06-08 11:45:29 | お出かけ

 何か所にか細紐が取り付けられているのが見えます。

この細紐の引くロープとの取付角度が重要なんですね。これは小さな凧でも同じことです。

 

 風が弱いと見るや、グイグイっと繰り返し手で引く。

それだも上がらないと堤防上を走ったりと、上手く揚げるには大変な様子です。

 

 風が強かったら、両岸から揚げて角度を調整し二つを絡ませるのでしょう。

この日は便法を使いました。予めロープを絡ませた大凧を一緒に揚げるのでした。

 

 絡み合った引き綱のロープは両岸から引っ張り合う。

両岸で引っ張り合う様子が分かります。掛け声は聞こえず、静かな様子は疲労からか。

 

 地上に降りた姿で引っ張り合い、綱引きは続きます。

最後は遠くまで聞こえる、バッツーんと言う音でロープが切れて勝負は決しました。

 これで、風が強くてロープを持つ人間が持ち上げられるほどだったら面白いのでしょう。

でも、一度は見たいと思っていた、大凧合戦を見ることが出来て大満足でした。

 新潟では他にも白根地域の凧合戦も有名で、ほぼ同時期に行われているらしい。

ここ、今町中之島の凧合戦は道の駅「パティオ新潟」のすぐ近くで分かりやすい場所でした。

           (終わり)

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今町中之島の凧合戦(その3)

2023-06-08 04:01:40 | お出かけ

 暴れ川としても知られる刈谷田川です。

堤防の高さがたびたび水害に襲われた名残でしょうか。河川敷はきれいに草が刈られていますが。

 

 凧の大きさは昔よりも小さいのでしょうか。

昔は和紙を張り、その枚数で百枚張りと称したとか。畳6~8畳分はあったそうです。

 

 手前にのビールケースのような箱は凧を引くロープの入れ物。

慎重に組み立て、そして何か所かに細いロープを着け、束ねて調整しています。

 

 堤防上には老人施設の皆さんと思われる一団も。

かつて、この大凧を揚げた経験者もいるのでしょう。大凧の前に並んで記念撮影でした。

 

 風は強いと思われるのに、中々上空を舞うというわけには行かない。

遠くに見える雪の残っている山が、この川の源流でもある守門岳です。

              (続く)

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今町中之島の凧合戦(その2)

2023-06-07 08:45:54 | お出かけ

 凧組桟敷案内という看板が立っています。

11だか12組の組組織があり、それぞれが工夫を凝らした凧を揚げるという趣向。

 

 守門岳に源を発し、水害が多い事でも知られた刈谷田川。

その河川敷で、もくもくと凧揚げの準備にいそしむ若者。葵組と五丁目組らしいですね。

 

 一日ならばそれでもと思うが、三日間連続のイベントは疲れるでしょう。

まして、月曜日は平日です。午後からの開催ですが、観客は少なく出店も見えない。

 

 骨組みを担いで堤防上を歩く姿も見えましたが、その日その日で組み立てるらしい。

大変な仕事ですね。凧に貼るのは今は和紙ではなくて布なのかもしれません。いや、布でしょう。

 

 常設の「凧会館」なるものもありました。でも、展示物は少ないですね。

平日は子供たちも登校日。中学生も小さな手製の凧を持って集合。幼稚園児も見物に。

         (続く)

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今町中之島の凧合戦(その1)

2023-06-07 04:25:20 | お出かけ

 新聞に載った宣伝記事を見ていくかどうか迷っていた。

朝から最後のサツマイモ「黄金千貫」を植え、朝食後は里芋の畝を作ったり・・・。

 一応、午前中で仕事は一段落したので、午後一時からの開催に向けて出発。

凧合戦の会場は刈谷田川を挟んだ、見附市今町と長岡市中の島地区で行われる。

 

 ご多分に漏れずこの行事もコロナ禍で中止が続き、4年ぶりの開催だとか。

土、日曜日は午前中から開催されて、露天も出たらしいが、月曜日は午後からのみでした。

 

 四年ぶりで、張り切ったのでしょうがさすが四日目となると疲労感も。

12組もの組がそれぞれの名前を持って臨みます。でも、団長と書かれた法被の若者はとぼとぼと行く。

 

 大会本部の脇には小さいながらも勝敗表が見える。

一応、合戦と言うだけあって、両岸の今町と中之島地域で凧を空で戦わせるのです。

 

 珍しい、見たこともない道具が堤防の舗装の上に無造作に置かれている。

後で案内書を見ると「キャラ」と呼ぶ道具で、先の滑車で凧を揚げるロープをコントロールするらしい。

             (続く)

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