畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

瑞穂の国に朝が来る

2014-08-26 04:04:06 | マックス

 農天市場の営業開け、月曜日の朝に久しぶりに散歩。
いつの間にか、稲穂が熟し頭を垂れ始めていた。


 他の地域では、白い実らない穂も散見され容易でない事態だとも聞く。
でも、我が魚沼は見事。りっぱな実り方で素人のスベルべにも豊作が予見される。


 稲穂越しに農天市場が見えます。
魚沼コシヒカリの出来栄えは今年も上々の様子です。


 でもねー、越後平野の稲作地帯に比べたら、もう大人と赤ちゃんの違い。
そんな狭い地域に大規模圃場整備事業なんて持ち込むものだから、一枚の田に数名の地権者と言う事も。


 堤防に上がると、秋の到来を知らせる川霧が立ち込めていた。


 息を切らすマックス。
随分と痩せてしまいました。


 でも、朝の禊。
散歩の最後に冷たい水の川に入り斎戒沐浴。清廉な一日をスタートさせるマックスです。

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朝が来たのね~♪

2014-08-25 20:32:26 | 自然

 五時を回り、明るくなってきたのでマックスと山の畑に向かう。
山頂付近、平らな畑部分に着くと権現堂山から陽が昇って来た。


 畑に着くと、ポロ葱畑越しに朝日が見える。


 ほら、ネギも太くなってきたし、ニンジンは鬱陶しいほどに繁っていますよ。


 昔よりもグンと近くで軽トラから降りるマックス。
「マックスー、もっと通路の真ん中を歩いてよー」マックスはどうしても畑の脇を歩く。
良いんだけれどもよろけてね、どうしても畑に足を踏み入れてしまって困ります。


 ネギの土を寄せたり、種を蒔いたり、草を抜いたり・・・・。
こんな風にして一日が始まります。

 一日に三回も四回も汗で汚れた衣服を着替える暮らし・・・。
夫婦二人なのに、山ほどの洗濯をするものだからとうとう洗濯機が壊れてしまいましたよ。
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農天市場を終えて家路に着く

2014-08-25 04:35:12 | 暮らし

 忙しかった、土・日曜日二日間の農天市場が終わりました。
土曜日はそれほど感じなかったけれども、日曜日は本当に多彩な顔触れのお客さんがお見えになった。

 でも、土曜日は「越後の台所 すずきち」さんが急便で野菜を送ってもらいたいとのご要望。
夜の明けるのを待って、小雨の中山の葉に急ぎ、野菜の収穫から始まった二日間でもありました。

 スベルべママのノルディックスキー友達が、久しぶりに90歳を越えられた父上と来店。
しばらく歓談し、見送って間も無く、別のノルディックスキー友達が音も無く登場。

 「驚かせようと思って黙って来たのよ」と、帰省中の実家から自転車で来られたと言う。
「エーッ、ついさっきまで○○子が来ていたのよ」と、慌てて表に出て探すが、既に去った自動車は見えるはずも無し。

 偶然の一致に驚きながら「三人で会えたら良かったのにー」と慨嘆しきりのスベルべママ。
後からの友達は一年先輩でも有り、国体の女子継走で三連覇した同僚でも有りました。

 他にも、先回お出で頂いた若い素敵なご夫婦が再来訪。
みんな買っては申し訳ないと、言いつつ農天市場としては野菜として記録的なお買い上げ。

 そして、遠慮がちに「関東の姉のところに定期的に野菜を発送出来ませんか?」とのお話をされる。
名刺をお渡しし、メールで相談させていただく事になりました。

 そして、さて農天市場でお握りの昼食でも食べようかと準備していた矢先にまたお客さん。
長岡でイタリアンのレストランをされているとの事で、農天市場が午後からオープンと聞き、
少し早いかなと思ったけれども、12時前に来られたのだと言います。

 なんと、農天市場の存在はブログで知られたと言いますから驚きです。
こちらも、野菜を送ってもらえないかとのご相談。

 なんだか、昨年よりも常連さんが減ってしまい、寂しい思いもしていたところでしたが新規のお客さんも増えています。
お顔の見えない、常連さんはかなり年配の方を同行しての来店でしたから、心配も残ります。

 でも、しばらくお顔の見えなかった常連さんがひょっこりご来店。
「あー、良かったー、昨年最後の農天市場で、お買い上げになられた品物を忘れられていました」と告げる。

 「私なんてすっかり忘れていたわよ、貴方達って頭におバカさんが付く正直者ねー」と大笑い。
愉快で剛毅なお母さんで、やはりご高齢の父上を伴って来られていたものでした。

 面白い父上で、農天市場で歌を聞かせて下さったりしておられました。
でも、「立派に侍のような逝き方をしましたよ」と聞かされてしんみりとした気分になります。


 色々な思いのこもる、二日間の営業がようやく終わりましたが・・・・・。
門扉を閉めてから、また国道の向こう側に一台の乗用車が停車。

 先日、京都へ野菜を送ると言われてお買い上げいただいたお客さんでお礼を言いたかったのだとか。
嬉しいですねー、最後にまたユリをお買い上げ頂きました。

 ユリの花が綺麗に何時までも咲いていました。
とか、「この前の野菜が本当に美味しかった」などと聞かせて頂くと疲れが吹き飛びますね。

 でも、二日間の嵐のような農天市場の後も休んでいる訳には行きません。
秋野菜の種蒔きが待っているのです。

 しかも、スベルべママは午前中パートに頼まれています。
マックスと山の畑に行き、畝を作り種を播きましょう。

 午後になったらスベルべママも参加するから二人でせっせと種蒔きです。
やれやれ、今度は「種蒔きジーさんと、種蒔きバーさんだぜ」と自嘲する二人でも有ります(笑)。
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マックスの「頭隠して尻隠さず」

2014-08-24 04:47:54 | マックス

 午前中はこんな晴れ渡った夏の空が広がっていた。


 それが、午後スベルべ夫婦とマックスが山の畑に再び行くと怪しい雲行き。
ゴロゴロと言う雷の音と、稲光が現れ始めた。


 すると間も無く、マックスの姿が見えなくなった。
土の上の足跡をたどって探すと、いましたいました、藪の中。


 耳が遠くなってしまったマックスは雷鳴だけだったら平気です。
でも、間断なく光る稲妻の怖さに藪に逃げ込んだのです。


 でも、正に「頭隠して尻隠さず」状態。
こんな姿勢で、ハーハーと洗い息遣い。おっと、マックス尻尾の陰から何か見えてるぞ(笑)。


 若い頃はもちろん雷鳴にも敏感で、私たちよりも早く気付き家に逃げ込んだ。
そして、狭い所に入り込む。慣れた家族は下駄箱の履物を出して隠れるスペースを作っていました。


 さて、雷鳴は治まってきました。
もう一仕事して家に帰る事にしましょうか。
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エコな暮らしの実践「石鹸を作る」

2014-08-23 04:51:29 | 暮らし

 昼食後、うとうとと昼寝をしていて目覚めるとスベルべママが見えない。
ままよ、とばかりに車庫に降り草刈り機の刃の交換を始める。

 そこで、携帯に着信「トーちゃん!起きた?」もうー、とっくに目覚めて仕事をしていますよ。
「石鹸を作り始めたよー」って、それならばもっと早く聞かせてよー。


 暑い、暑い夏の昼下がり、スベルべママは汗をかきながら大型の缶の中身を掻きまわしている。
そう、スベルべも前から挑戦したいと思っていた「手造り石鹸」の仕事が始まっていたのです。


 こんな、手順書が床に置いてありました。
食用油の廃油を利用して、経済的でなお自然に優しい石鹸を作るのです。


 なんだか、少し恐ろしいような記述が多い。
でも、これで使用後は分解されて自然に帰り易いエコな石鹸が出来るのですから心して実行しましょう。


 掻き回す事30分あまり、少し粘度を増して手元が重くなってきた頃、容器に移します。
これだけ大量の廃油は家庭での発生分で賄うのは大変ですが、レストランなどの事業所だったら容易に手に入るはず。


 浅目の発泡スチロールの箱に入れ、余った溶液は牛乳、ヨーグルトの空き容器に入れました。


 雨露を防ぐため、車庫の中に入れたり、乾燥のために家の裏に出したりと管理も万全。
一日半ほど経った夕方には、スベルべママが一人で適当な大きさに切って完成していました。


 この手造り石鹸は中々の優れ物。
我が家の台所の必需品でも有り、これを娘が手造りした「エコたわし」に付けて食器を洗うのはスベルべの任務。

 ま、態よく家事に駆り出されている、って事でも有るけれど「エコ活動」に参加している実感も味わえます。
世間では簡単に「エコ」なんて言うけれども、少しでも実践している人は少ないのでは無かろうか。

 兼務主夫のスベルべは買い物にも平気で出かけるけれども、ある日「合成洗剤。化学洗剤」の容器を見て驚いた。
取り扱い上の注意点なんてまるで劇薬を扱う場合かのような説明書きでしたからね。

 大河の下流、この辺りでは信濃川の「大河津分水」の堰の下なんて、合成洗剤が立てる泡で白くなっていますよ。
あの、洗剤は簡単には、いや、半永久的に分解されず、環境を汚染し続けているのです。

 このエコな「手造り石鹸」も非衛生的だと嫌う傾向も有ると聞く。
でも、今のアレルギー、アトピーなどが必要以上に清潔になった身体の抵抗力の低下からとも言われている。
神経質に、恐ろしい毒薬のような合成洗剤で環境を汚染し続けるよりはましというもの。

 なーに、多少非衛生的なんて言われても、環境を汚さない暮らしを実践できたならばそれで良いではないか。
夕食後の主夫スベルべの食器洗いは酔いも手伝って、石鹸が付いていて拭き上げ担当のスベルべママに指摘される事も。
でもね、大丈夫、大丈夫化学洗剤の容器の裏書きのような劇薬では有りませんからね(大笑)。
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