畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山の畑のプレゼント

2018-04-18 09:01:02 | 山菜

 山の畑で、雪の下から顔を覗かせたばかりのネギ。

これは、すぐに食べないって手は無いなー。スベルべトーちゃんがごま油で焼きました。

 

  午前中は急いで、夫婦で山の畑でしたが、斜面から一人の男が顔を出した。

衛兵でも無いけれど、「誰だ」と誰何すると、村出身のある家の三男坊だった。

 うん、彼の持ち物から見ると、山菜、ゼンマイなど完全に始まっている気配です。

そこで、昼食後に我慢できずに山に行き、取ったの一部がこの「山独活」。

自家製味噌を添えて春の香りと味を、十分とは言えないけれど、感謝しつつ食べました。

 

  えーと、これはゼンマイを採って帰った後、農天市場の畑に行った帰りに採った「コゴメ」。

うーん、これも春の香りがたっぷり。あの大雪を耐えて過ごした雪国ではならばこその味わいです。

 

  これが少し笑ってしまった。呑兵衛スベルべは「アサツキ」を採って酒のつまみとほくそ笑んでいた。

ところがスベルべママの考えは、雪の下から顔を覗かせた「葉ネギのヌタ」だったのです。いや美味しい!

 

  合わせたお酒は「とんぼ」さんから頂いた宝物のような焼酎。

ご家族で、奄美に出かけられ、お土産にと頂いた貴重な焼酎。いやー、美味しかったなー。

 

 で、スベルべ夫婦はベジタリアンでも無いですから、やはり動物性たんぱく質も。

とは言っても、ご覧の通りのイワシですよ。初山で疲れた体に優しく染み込む、野菜と焼酎でした。

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山の畑は宝の山だ(その2終わり)

2018-04-18 05:14:55 | 

 

 大喜びで「気持ちが良いね、山の畑は」と言いながら収穫に励むスベルべママです。

オイオイ、そんなに採ると軽トラまで運ぶのが大変ですよ。

 

  特にうれしかったのが、このニンジンです。

採り残したニンジンが、雪の下で成長し大きくなった。これは甘くて美味しいですよー。

 

  収穫作業を進めていると、除雪中の重機、バックホウが近付いてきた。

これならば、畑まで軽トラで来られたと言うのに、一歩違いで大苦労です。

 軽トラを停めた場所まで、大黒様が袋を担ぐ様で、歩きますが疲れて途中に置き軽トラを取りに。

でも、楽しい苦労ですよね、宝物を運ぶような気持ちなんですから。

 

  軽トラで帰宅し、葉物は家に下ろして、根菜は農天市場に行き、水道水で土を落とす。

ほら、光り輝く「雪の下ニンジン」です。本当に甘さがアップしているのですよ。

 

 白い聖護院蕪も残っていました。紫の丸い蕪が温海蕪で長いのが最上蕪。

お、緑色のビタミン大根も見えますよ。蕪類はさっそくスベルべママが漬物に。

 今朝は、きっと食卓に顔を出してくれることでしょう。

さて、今度はいつでも山の畑まで軽トラで行けます。仕事が増え始める忙しい春が始まりました。

           (終わり)

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山の畑は宝の山だ(その1)

2018-04-18 04:56:21 | 

 

 遅れていた山の畑への農道の除雪が進んだ。

昨日は、畑への脇道の手前で軽トラを乗り捨て、スベルべママと二人で山の畑へ。

 斜面下の農道には雪が残っていても、3月中旬に雪の上を歩いて登り、融雪剤を撒いた畑はご覧の通り。

手前は、昨秋の仕事が間に合わず、剥がずに残ったトマトと、ナスの畝のマルチです。

 

  取り残した野菜が、一部はカラスの餌になったけれど、たくさん残っている。

これは赤いビーツかなー、いや、ゴルゴと言う断面が渦巻き状のビーツかなー。

 

  これは、小蕪です。

中でも大きめの物から、順番に収穫します。

 

  葉物野菜もぽつぽつと残っている。

背後からスベルべママが「トーちゃん、キャベツが雪の下で成長してるよ」なん声をかけてくる。

 

 温海蕪、最上蕪もたくさん残っていました。

雪の下から顔を出して、早く収穫して処理しないと、成長が進み味も落ちてしまいます。

             (続く)

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