ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

お盆休み

2011-08-15 09:17:36 | 生活

私の場合、父親は10年ちょっと前に亡くなっていて、母が大阪の実家で一人で住んでいたのだが、昨年その母の家を売却して東京近辺に買い替えた。そんなこともあって去年から「お盆の帰省」という概念が無くなっている。今年は自身の影響もあって企業の夏休みも変則的ということを聞いていたので世間的にもお盆休みという概念は薄いのではないか、と感じていた。

先週の金曜日にもらった映画のチケットを使ってららぽーと横浜で映画を見ようとしたが、駐車場の扱いや店の扱いが休日料金となっていたのを見て「世間的にお盆休みはまだまだ強いのだな」と改めて感じた。ららぽーとの中も平日という感じではなく休日の感じで人がごった返していた。高速道路や新幹線も混んでいる。やはりまだまだお盆の時期が人の移動がピークになるらしい。

この現象はいつまで続くのだろうか、と思う。私の父は家を出て大手の会社に就職してあちこち転勤したのだが、父の世代はまだまだ地元に留まって職を得ていた人が多かったように思う。つまり私の世代にはまだまだ「帰省する」という概念を持つ人が多い。しかし私の子供たちは私の帰省の頻度が下がってきており、私たちの世代が帰省しなくなれば、もう「お盆に帰省する」という概念は無くなるのではないかと思う。実際既に「帰省する」という人はかなり減っており、「会社が夏休みだから旅行に出かける」という人のほうがかなり多くなっているのではないかと思う。

それでもまだお盆休みの渋滞は大きな話題となる。旅行に行くのなら混雑する時期を外したほうが良さそうに思うのだが、この時期に旅行に行くということは会社が休みのことが多いのだろう。会社の人事部などが古い感覚で固まっているのではないかと思っている。


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