あじさい

私の通勤路である鶴見川沿いにアジサイの群生しているところがある。

出張前の5月後半には気がつかなかったのだが今週はかなりアジサイが咲いていることに気がつく。おそらくアルバに行っていた2週間のうちに咲いたのだろう。

良く見ると色が違ういくつかの種類があることに気づく。大別すると水色の花のもの、紫色の花のもの、ピンクの花のものの3種類のようである。 それぞれで咲いている程度が違っていて、水色はほぼ満開、紫は3分咲き、ピンクはちらほら咲き、と言う感じである。やはり木の種類が微妙に違っているのだろう。

アジサイは色が淡く自己主張が弱い花だと思う。その目立たない感じが好きである。なんとなくたおやかな女性の感じがする。 考えてみると「たおやか」とか「しとやか」とかいう女性の風情を現す言葉は日本語独特の大和言葉で私は好きなのだが、最近はすっかり死語になって殆ど使われることはないように思う。

ちょっとさびしい気がする。