ウィトラのつぶやき

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卓球荻村杯ジャパンオープン、男女とも日本勢が中国勢を抑えて優勝

2018-06-10 18:21:30 | 生活

卓球のジャパンオープンで男子は張本智和、女子は伊藤美誠が共に決勝で中国選手を破って優勝した。特に男子の張本は準々決勝で第1人者の馬龍に勝っており、堂々たる優勝である。決勝は中国の張継科とで、私はこの試合をテレビで見ていたのだが、フルゲームの最終ゲームはジュースという大激戦だった。

張本は既に世界戦での優勝経験もあり、それほど驚くことではないのだが、これまでは中国勢に勝っても「運良く勝った」という印象があったのだが、今日の試合は全く実力伯仲という感じだった。調子は二人ともそれほど良くなかったと思う。特に張本はゲームの序盤で勝負に出て強打した球でミスが続き、ゲームを落としたのだが、そこで作戦を変えて無理に攻撃せずにつなぎに出たのが印象的だった。相手の方が強いと思うと、チャンスボールが来ると思い切り打って決めたくなるものだが、つないで攻撃されても戦える自信があるものと見た。最後は調子も戻ってきて最終盤は張本の思い切りの良さが勝負を決めた印象だった。

女子は伊藤美誠が王曼昱(世界ランキング3位)に勝った。伊藤は世界ランキング6位で、これまで6連敗していた相手だったが、しっかり勝った印象だった。これまで卓球の世界大会では中国勢が他の国に負けるのは大会全体で1-2回という状況が続いていたが、今回は張本は3人の中国勢を、伊藤は2人の中国勢を破っており、日本と中国がまともに戦える時代に入ってきた感じがする。二人ともまだ10代で伸びしろがある。今後が楽しみだと思う。


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