ウィトラのつぶやき

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民主党のマニフェスト

2009-07-28 09:33:37 | 社会
民主党がマニフェストを発表した。

昨日、民主党について書いたばかりで連続してしまうが、私の印象を書こうと思う。

ざっと見て私が最も注目したのは
・国家公務員の総人件費2割削減
である。従来の労働組合を出身母体とする民主党からは考えられないような政策であるし、実行は相当難しいだろうと思う。

その一方で本気でこれに取り組むつもりならば「バラマキ型」といわれる民主党の政策の中で痛みを伴う本格的な政策であると言えると思う。 しかし、なぜかメディアはこの点をほとんど取り上げていない。これを大きく取り上げて抜き差しならなくすることは将来の日本にとって極めて重要だと思うのだが・・

それ以外の項目については大体以前から報じられていた内容でそれほど目新しさは感じない。ただし、民主党の言う「官僚主導から国民主導へ」というのは極めて危険な考えだと思っている。

彼らが言う国民とは誰なのか? 民主党の政治家である。民主党の政治家の意見が果たして国民の意見と言えるのか、官僚よりも国民のことをよく考えるのか、この点には大いに疑問を感じている。

この国民主権は前の党首小沢代表が言い出したことであり、彼の姿勢は「権力を自分のものにする」が基本的スタンスだと思っていた。そこが変わってきているのか、これはきちんと見ていかないといけないだろうと思う

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