選挙が近づいてきたが、私は情報が少ないと感じている。
ちょうどアイスランドの火山が爆発したときにイギリスで選挙をやっていてその時には連日のようにどの党はどのような方針という話をジャーナリストが聞いて矛盾点を追及するような話をしていたし、投射管ディベートも行われた。それに対して日本の選挙は情報が非常に限られている感じがする。
自民党のマニフェストを見てみた。細かいことがたくさん書いてあるのだが、なんとなくそれぞれの官庁でやっているあるいはやろうとしていることをられるした感じで園にポリシーが感じられない。例えば「頑張る人、頑張った人が報われる社会を実現します」と言いながら中身は福祉や医療の話で頑張った人と頑張らない人でどういう違いが出るのがは一言も書いていない。これを読むと「頑張る必要は無い」というメッセージにしか取れない。
マニフェストにしても、政見放送にしても、街頭演説にしても、全て一方通行である。台本さえあれば中身を理解していなくても話すことができる。双方向の政策議論で政治家の実力を引き出すことができないのはやはり日本のジャーナリズムの貧弱さだろう。
日本には民主主義は根付いていないなとつくづく感じる。
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