ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

クラウドの規模

2011-02-03 16:59:45 | 経済

今、コンピュータの分野はクライドばやりで多くの企業がクラウド事業に参入すると言っている。クラウドとは「ネットの向こう側」に巨大なコンピュータシステムを用意してインターネットを介して多くのサービスを提供することであり、多くの企業が自社のコンピュータシステムの拡大を止めてクラウドを利用する方向に動いている。

私は最近まで知らなかったのだがクラウドにはSaaS、PaaS、IaaSと3つのレイヤがあるそうである。SaaSはSoftware as a ServiceでGmailのようなサービス、PaasはPlatform as a Serviceでクラウド内のOSのようなものでやはりGoogleが提供している。IaaSはInfrastructure as a Serviceでサーバとディスクをユーザに貸し出すようなものだそうである。

最後のIaaSではアマゾンが圧倒的に強いのだがアマゾンはその事業規模は公表していない。しかし、最近ある人がアマゾンのサーバ番号を解析して規模が見えてきた。それによると、2010年の始めには1日5万台の増加だったのが2010年末には1日9万台の増加になっているということである。

何とも驚くべき規模である。一体どんなサーバの形式になっているのだろうかと思う。

これがどんどん進むと、私が以前から気にしていた日本のソルーション系のソフトウェア技術者の失業問題が近いうちにクローズアップされて来る気がする。