ウィトラのつぶやき

コンサルタントのウィトラが日頃感じたことを書いていきます

梅雨明け

2009-07-15 08:39:31 | 生活
関東地方の梅雨が明けた。 朝から強い日差しで、私も今日は今年初めて帽子をかぶって徒歩通勤した。

暑いのは確かであるが朝のうちはまだ気持ちがよい。空気もなんとなくサラッとしていて、汗をいっぱいかくにも関わらず、歩くのがつらいという感じはなく、むしろさわやかな気持ちで歩いてこれる。

川沿いの梨畑にはいつの間にか黄色い電球のようなものが建てられている。夜これで照らして促成栽培するのだろうか。梨の実もかなり大きくなって直径7cmくらいある。

気がつくと栗の木にはすでに大きなイガが付いている。これかもう最終的な大きさのようである。栗の実は最初にイガが大きく育ち、秋になるにつれて中身が充実してくるのかな、などと思う。

朝の好調さと比べると、帰りの歩きは結構つらいものがある。出るときの気温がすでに高いのと、歩き始めた時にもうある程度昼間の疲れがたまっているからかと思う。40分くらい歩くと次第に疲れがたまってきて「あと少し」などと自分を励ましてみたり、歩くペースを早くしたり遅くしたりして気分を変えたりする。

それでも、ちょっと大げさな言い方だが、「これが人生だ」などと思いながら歩いている。気分の良い時もあればよくない時もある。よくない時を乗り越えてよい時の楽しみがわかるので、気分の良いときだけを求めていると体はどんどん弱っていくのではないか、という気がする。

東海道を歩いていると特にそれを感じる。気持ちの良い田園風景もあるし、横を車がびゅんびゅん走るまっすぐな長い道をとぼとぼと歩くこともある。その両方をひっくるめて歩くことを楽しむのが東海道を歩く醍醐味である、つまらないところはバスやタクシーに乗ったりしては歩くことに意義が大幅に下がってしまう気がしている