幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

冬を感じさせるお酒の伴

2022-11-04 | グルメ

昨日は季節外れとも言える暖かい「文化の日」であった。

外を見るとTシャツ一枚の人も見受けられた。

日中の暑さのせいかビールが飲みたくなり、いつもの「橙や」さんへ出かける。

 

取り敢えず、まず一杯のビールがうまい。

 

お薦めの品を見ると、季節は冬に入っている。

あれこれおいしそうなものを選び、ビールから日本酒に替える。

 

厚岸産の牡蠣が、「本日のお薦めその1」のようだ。

今年、ナマを食べるのは始めてである。

つるりと一口で食感を楽しむ。

 

あん肝。

もみじおろしのピリッとした辛みを添えてつまむ。

濃厚な肝を口にしながら、「あんこう鍋の季節になるな~」と鍋に思いを寄せる。

 

鱈の旬は真冬で、少し早いのであろううが、真鱈(マダラ)の白子がメニューに載っていた。

天ぷらか、酢じょうゆ、どちらかを選べたのだが、てんぷらにすることにした。

白子を大葉でくるんで揚げてあり、サクッとしたコロモとやんわりとした白子が良い感じである。

 

お酒の後は、お餅。

暑い盛りだとお餅なんかには手が出ないが、季節は冬である。

大きな切り餅に、エノキやシメジなどのきのこの入ったタレがかかっていて、おいしかった。

二個を難なく平らげた。

 

お酒のおいしい季節になる。

あの人、この人、一緒に飲みたくなる人の顔が浮かぶ。

 

 

 



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