峠越え

ご無沙汰しています。

オンエア間近な作品や、
発売間近な作品などなど抱えております。
そんなこんなでありがたいことにお仕事もちらりほらり。

ですが、
溜まる、
ネタは、

山ばかり。

そんなわけで最近の山。


どかーん。

新潟から群馬にかけて、
大源太山を登頂し、
清水峠を越えてきました。

この写真の向こう側から登ってきて、
この写真のてっぺんから岩を這って下りてきました。

これをおりるぞと言われた時は気が遠くなりましたね。
このようにおりるのだ見ておれと言った父が、
直後に鎖場でガッシャーンと踏み外したものだから恐怖度ＭＡＸ。

登りでもすべてのパーティーに先を譲り続けましたが、
ここではおりてくるすべてのパーティーに「ちょっと待ってくださいー！！！」
と叫び続け。

山中の迷惑パーティー…


ひとまず傾斜を下り終えるも、
目の前にひたすら続く峠…
この先に山小屋、うそだろ。


ひーはーしながら避難小屋。
赤いかわいい建物、ではなく。
その奥の小さな小さな小屋。

でも４パーティーはいたかしらん？
10人で小屋はぎゅうぎゅう。
トイレもありました。


夕焼け。
電波塔が良い味。
写真はすべて父撮影だけれども。

下山はもちろんひとさまの三、四倍の時間をかけ。

土合橋のバス停にバスが停まるのを見つけ、
ポールを振り上げ待ってくれと走り出したとき、
人は疲れていてもこんなに走れるのだなぁと思いました。

トレッキングポールは先端が欠け、
パックカバーはどこかへ落とし、
ゴアテックスの靴は浸水し、
岩場・鎖場への恐怖心は深まり…

でも、
まぁ、
生還できたからいっか。

時間の関係で温泉は今回割愛。
きちゃないカッコでラッシュでバスボムを買って、
おうちで泡風呂につかりましたとさ。