間があきましたが谷川岳つづき。
慣れない雪山歩き、ふと向こうから戻ってきたご夫婦。
早いな!もう下山か!
と思いきや聞けばアイゼンを持ってきてなかったのだけれど、
雪の状況を見て引き返したとのこと。
そんなレベル…?
恐怖におののくも「まだアイゼンはいらぬ!」との父のことばでそのまま進む。
さて夏山は経験済みの谷川岳。
でも夏道はまだまだ雪の下。
前を行くグループも手練れがビギナーを補助しながら進むので渋滞。
そんな中トラバースしていたら、丸山は。
滑落。
しかけましたー!
が、こらえて立ち上がろうとしたら。
さらに滑落!!!
が、前にいた人がザックを掴んで下さいました!
渋滞していてよかった!
恩人!
辺りは一瞬ざわつきましたけどね。
ふはは。
が、それがあとをひいて、
それから登りの間常にへっぴり腰且つ亀の足。
父が「あとを踏めばいいから!」
と全ての道中足の置き場を作ってくれるも、
それを二度三度自分で踏み固めないと進めない始末。
岩場のあたりにたどり着いた頃には、
もはや後から登って来る人はおらず、
下山の人々とすれ違う。
◆休憩した避難小屋
◆雪の深さよ
肩の小屋手前の斜面を登る頃にはもう時間も遅く、
ガスるわ風も吹いてくるわ周りに誰もいないわでもう雪地獄。
なんの修行をしに来ているのか…
そんな気持ちで到達した山小屋でした。
◆他に二組しか泊まっていなかった
◆小屋からの眺め。何も見えない。
ゆるりと続きます。