☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハー感想とたまにお出かけ日記♪
最近はゆる~く更新。

劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇

2013年11月30日 | ★★★★

2013/11/29公開 日本 91分
監督:堤幸彦
出演:戸田恵梨香、加瀬亮、向井理、大島優子、竜雷太、北村一輝、栗山千明、遠藤憲一

歴史よ。静かに瞑目れ。


特殊能力(SPEC)を持った犯罪者に立ち向かう未詳事件特別対策係(ミショウ)捜査官の活躍を描く人気シリーズの完結編。前編となる『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』に続く後編。

とうとうSPECも完結となりました....さびしー。
ドラマを見てた時はこんなに壮大なスケールの話になるとは思いませんでしたわ。
こんなにデカイ話でどうまとめるのかと心配したけどいい感じにまとまりました。
簡単に言うと面白かった!!
後半の塔の上での、そーとー気合いの入ったVFXシーンはすごかったわー。
日本もやればデキる子だ。

後編はすぐにクライマックス突入という感じで真面目な話でした。
そんな中にでもちゃんと笑いも入れてるのはさすが(笑)
すべての謎がわかるということで、SPECホルダーの誕生秘話やガイアがどうたらこうたらと小難しい話になっとりました、、、

屋上でスペックホルダーたちが登場して、さぁて最終決戦ーーっとテンション上がった。
そのままセカイと対決ーかと思いきや...あらら~。呆気なさはちょっと残念だったな。
でも冷泉好きなんでまた最後に見られて良かった。
当麻の『トリック』ネタは....ある意味宣伝?(笑)

セカイのSPECいいな。あれでアレとアレを消しさりたい(笑)
そういや当麻も手だったなー....手vs手か。

餃子ロボって....びっくり(笑)
あいつも持ってたのか.....ラストはナイスだよっ。

卑弥呼の声はあの人っぽいなーと思ったらそのとおりだった。
正体はもしかしたら係長とも考えんだけど声がね....
最後にある名前が出てきた時....はて?と思ったんだけど、よくよく考えたら『ケイゾク』のアイツだよねー。こんなところで....ニヤリ。なるほど...そういうことか!
長かった...ここですっきりするとはっ。
どうやら卑弥呼の名前でピンときた人もいたようですね。 ←私は気づかなかった(汗)

やはり、前編(94分)後編(91分)で分けないで約3時間だもん、イッキ観したかった!!!
そのほうがもっと盛りあがったかもしれない...
結末は人によっていろいろな解釈ができる終わり方だった。
当麻が最後に決着つけるところは予想してたので驚きはなかったけど、瀬文とのやりとりが良かったな。当麻の返事“うっす”がいいー。それと天から落ちてくる当麻の手を掴む瀬文....に涙。

エンドロールでは、右側にドラマからのサブタイトル順に当麻の書いた文字が出てくるのが良いね。
長い休みの時にもう一度『ケイゾク』からケイゾクして『SPEC』をイッキ見したいなぁ。

★★★★ 後編
★★★★.5 総合

・ SPEC~翔 (TVM)
・ 劇場版 SPEC ~天~ 
・ SPEC~零~
・ 劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇

 

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ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~

2013年11月28日 | ★★★

【BEASTS OF THE SOUTHERN WILD】 2013/04/20公開 アメリカ 分
監督:ベン・ザイトリン
出演:クヮヴェンジャネ・ウォレス、ドワイト・ヘンリー ウィンク

あたしは強くなる

[Story]
長々と伸びる堤防によって、まるで世界から切り離されているかのような小さなコミュニティ、通称“バスタブ”。自分には動物と会話できる特殊な能力が備わっていると信じる6歳の少女ハッシュパピーは、飲んだくれの父親ウィンクと暮らしながら、バスタブの仲間たちと活気にあふれた毎日を送っていた。その一方で、自然界は繊細な秩序で守られていると考える彼女は、秩序の崩壊によって獰猛な伝説の巨獣オ―ロックスが復活するとの言い伝えに怯えていたのだった。そんな中、100年に一度の大嵐が平和なバスタブに襲いかかろうとしていた...


無名の新人監督で数々の映画に輝き、アカデミー賞でも作品賞を含む4部門にノミネート、主人公のハッシュパピーを演じたクヮヴェンジャネ・ウォレスは史上最年少の主演女優賞ノミネートになり話題になったファンタジー・ドラマ。

う....ん、なんか...普通でした。

様々な賞を受賞してアカデミー賞でもノミネートされた作品だからと観てみたのですが、私が感情が欠落しているのか感動...とはいきませんでした。
でも、クヮヴェンジャネ・ウォレス(長いっ)ちゃんは可愛らしくて目力のある子で良かったですけどね。

“バスタブ島”で過酷な現実を逞しく生き抜く姿を描いている....というけど、後半で巨獣オ―ロックスとやらとの睨めっこが出てきてちょっと冷めた、、、。
ずっと暮らしてきた島から離れたくないのはわかるけど、大嵐がきてえらいことになってるのに住み続けるのはどうなのか。しかもその後爆弾を仕掛けて破壊されちゃってたし...。

リアルな現実とファンタジー....私にはあわなくて...ごめんなさいでした、、、

★★★ クヮヴェンジャネちゃんにおまけして...


 

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インポッシブル

2013年11月26日 | ★★★★

【THE IMPOSSIBLE/LO IMPOSIBLE】 2013/06/14公開 スペイン/アメリカ 114分
監督:J・A・バヨナ
出演:ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、トム・ホランド、ジェラルディン・チャップリン、サミュエル・ジョスリン、オークリー・ペンダーガスト

生きる希望は、奪えない。

[Story]
2004年12月。イギリス人夫婦マリアとヘンリーは、3人の息子たちとともにタイのリゾート地を訪れ、バカンスを楽しんでいた。ところがクリスマスの翌日、スマトラ島沖で巨大地震が発生、一家を津波の濁流が襲う。一緒に流されたマリアと長男ルーカスは辛うじて生き延びるが、大ケガを負ったマリアは歩くこともできず、地元の人の助けでどうにか病院に搬送される。しかしそこは、遺体と重傷患者であふれかえり、手当もままならない状態だった...


2004年のスマトラ島沖地震による大津波で被災したあるヨーロッパ人家族を描いた奇跡の物語。
監督は『永遠のこどもたち』のJ・A・バヨナ。

スマトラ島沖地震といえば、大阪から帰る途中の東北新幹線内のニューステロップで知ったのを今でも覚えてる。ディスカスでランダムに送られてくるから、内容を知らずに観たのでかなり衝撃的な作品でした。

これは....DVDで観て良かった。津波のシーンやマリアが濁流に飲み込まれるシーンがあまりにもリアルで痛そうで息苦しくなった。あれを大きなスクリーンで観るのはつらそう。そしてすべてを破壊されつくしたリゾート地の映像は、東日本大震災はもちろん、最近の台風30号が襲ったフィリピンと重なる、、、。

このお話はあるイギリス人一家がバラバラになりながらも奇跡的に助かり、決して諦めず再会を信じて探し続けるというもの。家族全員が助かるなんてまるで映画のような話だと思ったけれども...だから映画になるわけですけどね。信じていればこういう奇跡も起こるもんですね。

諦めずに探し続けたことが再会につながった。ほんと良かった。
マリアもルーカスと最初に再会できて2人だったからこそ頑張れた。ひとりだったら孤独に押しつぶされて生き延びることができなかったかもしれない。
でもマリアはあんなに重傷だったのによく助かったなー。

再会できるんだとわかってても、あまりにも悲惨な状況が映画とは思えないリアルさがあるのでハラハラしながら観てました。現地の人に助けられ病院に行くけど、そこは遺体や重症患者だらけ...12月とはいっても温かい気候だから衛生面でも最悪な状況だったでしょう。映像でも酷かったけど実際はもっとすごかったのでしょうね。

映画ではひとつの家族に焦点をあてて奇跡の再会を描いていて、そのへんは素直に感動できたけれども、これはほんの一握りの話で実際は再会できなかった家族や、亡くなってしまった家族のほうが多かったと思います。そこも忘れてはいけないと思いますね。

ルーカスを演じた子がとても良かった。
病院で自分のやれることをするシーンは小さなことでも大きな感動。

あの足が悪い男の人の家族も見つかったのかな....きっと見つかったと思いたい。
このあたりはフィクションかもしれないけど...。

ラスト、上から映る穏やかな海が印象的。
まるで何事もなかったように静かなのがちょっと複雑でした...

★★★★.2

 

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「東方神起 FANCLUB EVENT 2013:THE MISSION II」

2013年11月25日 | TVXQ!

東方神起のファンクラブイベントのさいたまスーパーアリーナ2日目の1部に行って来ました。久々のたまアリ...会場に入ってアレ?こんなに小さかったっけ?と。ずっと5万人クラスの会場ばかりだったからかすごく小さく感じました。

昨年の7月に続くTHE MISSION II。大筋は昨年と同じく、東方神起の2人とファンが力を合わせてミッションクリアしていくというもの。

始めに東方神起コールでセグウェイに乗った二人が会場後方からメインステージに向かって走り去っていくという...。その後、メインステージに現れ軽くトークしたあとミッションへ。2人が客席からアイテムを借りてくる“クリスマスコーディネート”や“人気の下着メーカーあて”、そして“アイテムの値段の高いものから並べるクイズ”、チャンミンとファンとの“卓球対決”、ユノシェフによる“HOっとキッチン”など、さまざまなミッションが行われ、そして最後はミニライブと最後のあいさつで締めくくったのでした。

今回の席は上手後方の200レベル7列目でなかなかいい感じで見られました。バクステに現れた時はガン見(笑)。目の前を通った時ゆっくり歩いてくれたのでよく見えました。ただ何列か前の子がうちわを掲げていたのでその先のチャンミンの顔がよく見えなかった時はちょっとイラッときた。胸の高さでしょ!!! 借り物をする時は昨年よりはマナーが良かった印象。

※ちょいとしたツボ。(順不同)記憶力があまりないのでTwitterより参考にさせていただきました。
・コーディネイトで、チャンミンの点数がマイナス5点があり合計7点....。←あとでショックだったとチャンミン。(頭にマフラー、缶ビールを持たせただけ。どうやらパーティでナンパしようとして失敗して家に帰って着たものを脱ぎ捨ててクリスマスなんてもういいっと言ってる女の子のコーディネートだそう) ←クリスマスにいい思い出がないのか??
・マネキンを抱きしめるチャンミン....マネキンになりたかった。
・ユノのコーティネートにトナカイがついていて“本物のトナカイ”というユノに、“殺したの?”というチャンミン...(笑) ちなみにユノは25点。
・下着メーカー当てで、皆さんがつけてる下着メーカーを聞いてみましょうというチャンミン ←おいおいっ
・トリンプ、ワコール、ピーチジョン、カルバンクラインの4択で、ピーチジョンという名前が好きとチャンミン
・高いもの並べにて、ユノがギターを弾こうとマイクを両足の太ももに挟む..... おおぅっと。
・同じくドンペリの前にユノが立ち、肝心のドンペリとチャンミンが映らず、見えない、10年やってるのにわかってませんねと怒られるユノ
・卓球対決、相手が卓球歴15年で大会で優勝してる人なので始める前からすでに戦意喪失するチャンミン....が、かわいい。もちろんボロ負け。
・ユノシェフ....包丁さばきは昨年よりは多少マシになったが、やはり手順がハラハラドキドキもので鑑賞。野菜炒めを作ったけれどちゃんと炒められてなかった様子...(笑)
・ユノシェフ、カッコよくエプロンをつけるが右側がめくれてしまうのが彼らしい。そこがスタイリッシュらしい
・そうめん湯切りでBGMの♪Y3Kに合せて切る、そうめんの盛り付けの時のユノの手というか指の美しさにうっとり....

【セットリスト】
1.B.U.T
2.SCREAM
MV-White
3.繋がれた舟 ※ユノのソロ
4.Gold Dust ※チャンミンの弾き語り
5.Winter Rose(short ver.)
6.Very Merry Xmas
7.In Our Time

・♪WhiteのMVの2人があまりにも可愛すぎーっっ。しかもかなり好みの曲。
・ユノソロ曲....すごくいい
・チャンミンソロ曲...アコギでの弾き語り。結構難しそうな曲だったので急がしい中一生懸命に練習したのね~と思うと愛おしくなる。
・♪Winter Roseから♪Very Merry Xmas....ああ、冬のライブも見てみたいと思うのでした。雪が降ってくる演出も2人を美しく映えさせる。
それに2人の髪型も好き好き。特にチャンミンの片目が隠れそうな感じのがいい。たまにジャマそうにしてる所がツボ。

今回、マリーさんも同じ1部だったのでお会いしました。
今年は最後、今年はたくさんお会いできて楽しかったです。お世話になりました!
そして東方神起の2人も生で見られるのも今年最後。4,5,6,8,10,11月とたくさん素晴らしいパフォーマンスが見られて幸せでした。来年のツアーも決まり楽しみも増えました。ただ金が....金が......諭吉が...

 ←帰りにこちらをいただきました。その日の日付も入っていてイキなプレゼントですね!

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マラヴィータ

2013年11月23日 | ★★★★

【THE FAMILY/MALAVITA】 2013/11/15公開 アメリカ/フランス PG12 111分
監督:リュック・ベッソン
出演:ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ、ダイアナ・アグロン、ジョン・ディレオ、ジミー・パルンボ、ドメニク・ランバルドッツィ

この“ファミリー”に要注意。

[Story]
フランスのノルマンディー地方の田舎町に引っ越してきたアメリカ人のブレイク一家。主人のフレッド・ブレイク(ロバート・デ・ニーロ)は元マフィアで、FBIの証人保護プログラムを適用されているため、一家は世界中を転々としながら暮らしている。そんなある日、フレッドに恨みを持つマフィアのドンが彼らの居場所を特定し、殺し屋軍団を送り込むが...


トニーノ・ブナキスタの『隣りのマフィア』を原作に、元大物マフィア一家と現役マフィアとの対立を描いた製作総指揮マーティン・スコセッシ、監督リュック・ベッソンで描くクライムコメディー。

先週観に行けなくて悶々としてた一週間...やっと観てきました。
予告編ではこれこそマフィアなファミリー!!が面白そうだったので期待してましたが、思ったとおりトンデモファミリーでございましたわー。
やはりデ・ニーロさんはマフィアが似合う~。ま、元だけどね。

それにしてもこのファミリー凄すぎ!!!

最初は奥さんのマギーがアメリカの食生活になんやかんや言われてブチ切れて、スーパーをどっかーん(笑)。娘のベルは下心がある同級生をぼっこぼこ、ポーチを盗んだ同級生をぼっこぼこ。息子のウォレンは情報収集能力が優れてるし同級生を手名付けるのもうまい...マフィアのボス向きね。でも、やはりフレッドが水道屋さんを病院送りにしたのは一番怖い。あんなシーンどこかで...。その後の病院での医師とのやりとりが笑えました。

とにかくキレたら怖いご家族でございます....もう最高♪♪

みんな個性的だし、何をやからすのがドキドキしながら観てました。
FBIの証人保護プログラムでひっそり暮らすはずがコレでは、転々として暮らしてきたのがわかる(笑)。

FBI捜査官のトミー・リー・ジョーンズとロバート・デ・ニーロとのやりとりも楽しかった。もとは敵同士だったけど今は友人のような微妙な関係がいい。ちょっとトミーがおとなしめだったな。
映画上映会で『グッドフェローズ』が流れて、その後の討論会でフレッド(デ・ニーロ)がマフィアの実態についてマジメに語るシーンは生き生きとしてていやぁ最高でした。ちゃんと聞きたかったなぁ(笑)。

後半はやはりお忍び生活も長くは続かず...ドンパチに突入するんだけどこれがまたテンション上がる。このへんはスコセッシ&ベッソン両監督の融合という感じでいい。こどもたちも家族を守るために.....やはりマフィアのこども達だなー。このへんはちょっとマジメな感じになっちゃったけど、やはり親がマフィアだといろいろ苦労もあるんだなと思いますね。

ベッソンだからテンポ良くど派手にいくのかなーと思ったけど、原作があるのでおさえ気味な感じも。でも、先週がいまひとつな作品だったので、これですっきりしました。

現役マフィアの言葉がわからないから殺す...には笑った。
人違いでもおかまいなしに次を探す...のは関係ない被害者はたまったもんじゃないね。

続編あったらいいな。
このファミリーの移転先で次々と起こるトンデモ出来事を観たい!!

★★★★ おまけして

 

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文藝春秋
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偽りなき者

2013年11月22日 | ★★★★

【JAGTEN/THE HUNT】 2013/03/16公開 デンマーク R15+ 115分
監督:トマス・ヴィンターベア
出演:マッツ・ミケルセン、アニカ・ヴィタコプ、ラセ・フォーゲルストラム、スーセ・ウォルド、ラース・ランゼ

決して、譲れないものがある――

[Story]
デンマークの小さな町で幼稚園の教師として働くルーカス。離婚の悲しみを乗り越え、仲間たちと狩猟を楽しむ穏やかな日々を送っていた。そんなある日、彼にプレゼントを受け取ってもらえなかった園児クララが、軽い仕返しのつもりで発した嘘が彼の人生を狂わせてしまう...


少女の何気ない嘘によって理不尽な迫害をうけ人生を狂わされたルーカス。
それでも自らの尊厳を守るため、周囲からの偏見に立ち向かっていく姿を描いたドラマ。
監督は『アンビリーバブル』『光のほうへ』のトマス・ヴィンターベア。
主演は本作で「カンヌ国際映画祭」主演男優賞に輝いたマッツ・ミケルセン。

なんとも...見ていて腹の立つお話でした。

ある女の子が幼稚園の先生のルーカスにプレゼントを受け取ってもらえなかったという腹いせで園長に言った一言。それが次第に大きくなり、やがて町全体に広がって理不尽な迫害を受けてしまうことに。ルーカスは身の潔白を説明しようとしても町の人たちは全く耳を貸そうともしない....。

子供は嘘をつかない....?

子供の嘘ほど怖いものはない。大人だったら裁判や何やらで問い詰めれば嘘はバレるもんだけど子供にだとそうは行かないもの。
天使だと思われる子供が嘘をついたら、あとでそれは嘘でしたと言っても聞き入れてくれない。きっと怖い思いをしたからそういうことを言ってるのねーで終わってしまう...。
実際その子は兄にあんなものを見せられては、それはそれでかなりのショックだったと思う。そこにルーカスの態度にいらついて重ねてしまったのね。

その子の父親はルーカスとも親友だというのに、ルーカスがどんな人物かも知ってるはずなのに嘘をつく子じゃないからと....。
一番ひどいのは園長。それが本当なのかどうかルーカスときちんと話し合うべきなのにあのやり方は最低だ。それに子供たちのどこを見てきたのか。
いままで仲良くしてた人たちも手のひらを返したように敵になってしまうし、ルーカスの息子や飼い犬にまでひどいことをする。これも最低。
でも、彼はやっていないと信じてくれる友人がいたのが救いでした。

本当に町の人達にいらついたけど、自分は何もしていないのだからと堂々とした態度で立ち向かうルーカスに涙...。普通ならくじけちゃうと思う。
マッツ・ミケルセンの演技が本当に素晴らしい。
クリスマスイブのミサのシーンの親友に向ける目と気持ちをブチまけるシーンが印象に残りました。
あまりすっきりと終わらないお話でしたが、とても見応えある作品でした。

あの女の子...自分が悪いことをしたことはわかってるようなので、事の大きさがわかる年代になったらどう思うのかな。人の人生を狂わせたのだから一生反省して欲しい!!

★★★★.3

 

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俺はパパだ -終わりなき復讐-

2013年11月20日 | ★★★+

【MY DADDY/I AM HER DADDY】 2011年劇場未公開 韓国 99分
監督:チョン・マンベ、イ・セヨン
出演:キム・スンウ、ソン・ビョンホ、キム・セロン、イム・ハリョン、チェ・ジョンユン

[Story]
刑事のジョンシクは娘ミンジの心臓移植の手術費のため臓器密売組職のファン社長の殺人事件を隠ぺいし裏金を手に入れる。ジョンシクのせいで悔しくも殺人の濡れ衣を着せられたサンマンは監獄で娘の死を知りその復讐を決心する...


劇場未公開作なのがもったいない、なかなか見応えのあるバイオレンス作品でした。

娘が重い病で移植が必要で、娘のためなら悪に手を染めてでも助けようとするジョンシク。一方、そのために殺人の濡れ衣を着せられ2年のムショくらしの後無実が証明され出所したサンマン。その間に娘は亡くなり、妻は脳死状態....。そりゃ復讐をしたくなるわさっ。

サンマンに同情して観てしまうところだけど、ジョンシクの娘への気持ちも考えるとただの悪徳刑事として位置づけしづらいところもありますね。ちゃんと娘を愛するパパなんだもの。
しかもその娘がキム・セロンちゃん...ほとんどベッドに寝てるシーンで台詞がないんですが弱々しい表情や雰囲気が出ててやはりうまい子です。なんとか助けたいーと思ってしまうのジョンシクにも同情してしまうんですよねぇ。

サンマンもジョンシクのせいで妻と娘と離ればなれになって、娘は亡くなり妻はそれが原因で自殺未遂をして脳死状態。あまりにも悲しすぎる状況。
皮肉なことにジョンシクの娘の臓器移植の適合者がサンマンの妻だという...。
このあたりはいかにも映画らしい設定だなーと思うのですが、後半からのお互いの状況を知ったあたりから緊迫感ある展開になっていくのがいいです。
サンマンの最後にとる行動にはらはらしちゃいますが、彼にも娘がいたしもともとやさしい性格のサンマンなのでラストは泣けました。
対立する二人のそれぞれの娘を想う気持ちは純粋なものなだけに切ないお話でした。

★★★.8

 

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フッテージ

2013年11月18日 | ★★★+

【SINISTER】 2013/05/11公開 アメリカ PG12 110分
監督:スコット・デリクソン
出演:イーサン・ホーク、ジュリエット・ライランス、フレッド・ダルトン・トンプソン、ジェームズ・ランソン、クレア・フォーリー、マイケル・ホール・ダダリオ

8mmフィルム(フッテージ)の<呪い>が、こころを狂わせる――。

[Story]
ノンフィクション作家のエリソン・オズワルトは、10年前にベストセラーを手がけて以降はヒット作にも恵まれず、今ではローンの返済に追われる日々。そこで起死回生を期して、妻子と共にとある一軒家に引っ越すことに。その家は、かつて一家首吊り事件が起きた惨劇の現場。そして一家の末娘は今なお行方不明のまま。エリソンはこの怪事件をテーマに新作を執筆しようと考えていたのだ。もちろん、事件のことは家族には伝えずに...


スランプ中のノンフィクション作家が、執筆のために家族には内緒で惨劇の舞台になった家に引っ越してきたことから、様々な恐怖に見舞われるというホラー・サスペンス。
監督は『エミリー・ローズ』『地球が静止する日』のスコット・デリクソン。

自動的に送られてくるから内容知らないまま...たぶんこれはホラーだなというぐらいで観ました。怖がりにはそこそこの怖さで楽しめました。
子供が出てくるホラーはやっぱり怖いわー。

スランプ中とはいえ惨劇のあった家に引っ越して、しかも家族に内緒にって.....怖すぎる。
主人公が屋根裏で見つけた古い箱...そこには古びた8ミリフィルムが何本かあって、そこに写っていたのは事件の一部始終が記録されていた。そしてその不気味な映像に残されていた事件を調べ始めるというもの。

ザラついた映像とじわじわくる不気味な音楽?効果音?がいい感じに怖さを出してます。
冒頭の庭の木で首を吊った一家の映像にどきどきもの。
主人公と同じ目線で展開していくので、なんだろーなんだーろドキドキっ。
そして一緒に驚くよー(笑)
全体的にも薄暗いのもいい。なので興味津々で引き込まれていきます。
ラストの殺人事件の繋がりがわかった時はゾッとしたっ。
もしかしたらあのまま住み続けていたほうがよかったのかな?

イーサン・ホークってホラーには出てないイメージなのだが...

なんとなくB級くささがあるホラー。

★★★.8

 

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Happinet(SB)(D)

 

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悪の法則

2013年11月16日 | ★★

【THE COUNSELOR】 2013/11/15公開 アメリカ R15+ 118分
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピット

罪を、選んだ。

[Story]
メキシコ国境付近の町で弁護士をしている通称カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)は、恋人ローラ(ペネロペ・クルス)との結婚も決まり人生の絶頂期にあった。彼は実業家のライナー(ハビエル・バルデム)と手を組み、裏社会のブローカー、ウェストリー(ブラッド・ピット)も交えて新ビジネスに着手する。その仕事は巨額の利益を生むはずが...


リドリー・スコット監督、『ノーカントリー』の原作者でもあり、本作で初の映画脚本に挑戦したピュリッツアー賞作家コーマック・マッカーシーによるクライム・サスペンス。
麻薬取引に手を出したやり手の弁護士とその仲間たちがワナにはまり堕ちていく姿を描いたおはなし。

リドリー・スコット監督に豪華キャスト陣ときたら、おもわず期待しちゃうよねぇ。
予告編でも誰が悪の法則をあやつってるのか...なんて言ってるし楽しみにしてた作品。
そのあやつってる人....途中で思いっきりわかっちゃうんですけどー。
しかもこの邦題も宣伝の仕方も違うんじゃない????

とにかく最後までテンション上がらず、そして最後までノリ切れずの作品でした。
中盤よりやや前くらいあたりなんて、物語にさっぱりノレてないしなんだかよくわからないしで、夢みたかもしれないほど寝ました(汗)。

いろいろと説明不足な部分が多いので置いてきぼり。
普通ならこんな死に方しないよなーと思う人が残酷なやられ方してて、そこはおー!と思ったけど。あのバイクの首チョンパは何度も予告編で想像させられたので今さら感、、、。

ただ、ハビエルさんをトラウマにさせたキャメロンのナマズにはびっくりだー(笑)

観て良かったと思うのは、弁護士役のマイケル・ファスベンダーだな!!
悪に手を染めてしまったたためにジワリジワリと堕ちていく姿はなかなかだった。
悪の道に入ったらこうなるよという教訓、、、

ブラピ....ラストはゾゾゾーッ。どんなになるか説明があったから怖いわー。
ペネロペはラストまでの過程が気になる...。
 

DVDで十分か、無理して観なくてもいいかも...

★★.9 キャストにおまけあり

 

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コズモポリス

2013年11月14日 | ★★★

【COSMOPOLIS】 2013/04/13公開 フランス/カナダ R15+分
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ロバート・パティンソン、ジュリエット・ビノシュ、サラ・ガドン、マチュー・アマルリック、ジェイ・バルシェル、ケヴィン・デュランド、ケイナーン、エミリー・ハンプシャー、サマンサ・モートン、ポール・ジアマッティ

男は、自らを待つ死を知らなかった

[Story]
ハイテク装備のリムジンをオフィス代わりに、国際情勢をチェックしては相場を的確に予見、若くして巨万の富を築き上げた青年、エリック・パッカー。ところが、そんなあらゆるものを手に入れた資本主義の申し子を、不穏な運命が待ち受けていた。その日、大統領のニューヨーク訪問を前に、街では大勢の市民がデモに繰り出し、床屋に向かったエリックのリムジンはなかなか目的地にたどり着けない。そんな中、人民元取引で壊滅的な損失を出したエリックの運命の歯車は大きく狂い始める...


アメリカ文学を代表する巨匠ドン・デリーロの同名小説を『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『イースタン・プロミス』のデヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化。

気持ち悪いエドワード....いやロバート・パティンソンが普通の人間を演じてるんでどんなもんかいなーと思って観ました。クローネンバーグ監督の作品は独特の世界観がありますね~この作品もそんな感じでした。

ほとんどがリムジンの中での会話劇で盛り上がりのないお話でしたが、不思議と睡魔には襲われませんでした。でも....あまり面白くなかった、というか私には難しい文芸サスペンス(どこかの解説にあった)もの、、、。

何が言いたいのか理解しにくいのと、やっぱりロバート・パティンソンは合わないわーという(笑)。まだ超色白の役よりはずっと良かったけど、それでもキモい、、、
終盤のポール・ジアマッティとのシーンはちょい引き込まれる感じ...
やはりこの人はうまいよね。
もうちょっとわかりやすく描かれいたら好きなタイプかもしれません。

★★★ ちょいおまけ

 

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折れた矢

2013年11月12日 | ★★★★

【UNBOWED】 2013/06/15公開 韓国 100分
監督:チョン・ジヨン
出演:アン・ソンギ、パク・ウォンサン、ナ・ヨンヒ、キム・ジホ、ムン・ソングン、イ・ギョンヨン

これが裁判か?茶番だろ!

[Story]
大学入試問題の誤りを指摘したことで解雇されてしまったキム・ギョンホ教授。大学側に明らかに非があるにもかかわらず、裁判でも負けてしまう。この不可解な判決に腹を立てたキム教授は、クロスボウを持って担当裁判官の自宅へ押しかける。この際に、判事がクロスボウで撃たれて腹部を負傷したとしてキム教授は殺人未遂の罪で逮捕されてしまう...


殺人未遂の罪で有罪となった実在の「クロスボウ事件」をヒントに、正義を貫く大学教授と型破りの弁護士が組んで不可解な裁判に立ち向かってく姿を描いた法廷サスペンス。
監督は『ホワイト・バッジ』のチョン・ジヨン、主演は『シルミド/SILMIDO』『第7鉱区』のアン・ソンギ。

こんな裁判....ひどい、おかしすぎる!!
実際にあった出来事だというから余計に驚きました。

大学の入試問題の誤りを指摘したら解雇って....。
明らかに大学側のミスなのに、裁判でも負けてしまうなんて...。
不可解な判決に怒るのはわかる。

だからといって判事にクロスボウで押しかけるのはいけない。
判事は腹部を打たれたというけど、クロスボウで脅したけど実際には打ってはいないという...。
教授がしたことが発端とはいえ、事実をねじ曲げてしまうのはもっとよくない。
検事側から提出された証拠には矛盾が....。
自分の立場を守りたいのか、腐った裁判官や検事にはイラッときました。

それでも負けずに弁護士のパク・ジュンとともに冷静に戦うギョンホ教授。
いくつかの矛盾を解き明かしていくのだけれど、すべてはね除けてしまう裁判官ら...。
法を扱う人たちが法を犯していいのかーっ。
それでも最後まで諦めずにたたかうクライマックスは見応えありました。

結局はすっきり終わるものではなかったけれど、ラストの教授の行動にニヤリ。
なんかこれでモヤモヤがすっきりしたかなぁと。
実際の教授の後日談としては、この経験を元に今でも不正と戦ってるらしい。

★★★★.3

 

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清須会議

2013年11月10日 | ★★★+

2013/11/09公開 日本 138分
監督:三谷幸喜
出演:役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、寺島進、伊勢谷友介、鈴木京香、中谷美紀、剛力彩芽、坂東巳之助

これは、会議という名の戦である。

[Story]
本能寺の変によって織田信長が亡くなり、筆頭家老の柴田勝家(役所広司)と羽柴秀吉(大泉洋)が後見に名乗りを上げた。勝家は三男の信孝(坂東巳之助)、秀吉は次男の信雄(妻夫木聡)を信長亡き後の後継者として指名し、勝家は信長の妹・お市(鈴木京香)、秀吉は信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方にする。そして跡継ぎを決めるための清須会議が開催されることになり、両派の複雑な思惑が交錯していく...


三谷幸喜監督が約17年ぶりに書き下ろした小説を自ら映画化した群像喜劇。
本能寺の変で織田信長が亡くなった後、織田家後継者と領地配分を決めるために、柴田勝家や羽柴秀吉らが一堂に会した清須会議の様子を描く。

相変わらずの豪華俳優陣がぞくぞく!!
いつもの大爆笑コメディだと思って観に行ったら、意外と真面目な歴史映画でした。
そりゃそうですよね、歴史ものですもんね。
とは言っても、旗取り合戦とか、ぽつぽつと笑いネタは仕込んでありますね。

確かに会議とは言ってもある意味戦でごさるなー。
柴田勝家vs羽柴秀吉の戦い...誰を味方につけるかの駆け引き合戦。
それにしても、織田家の後継者問題なのに織田家の人たちじゃない人たちが後継者を決めるなんてね。まぁあの人たちじゃ決まらないか(汗)

信雄ってほんとうにあんなオバカだったんですかねぇ。
パンフの説明には“どうしようもない愚鈍”と言われてたそうですが...
しかし登場人物の中で一番長生きしたようなのでオバカなほうが生き延び方がうまいのかしらん。

それぞれが裏で根回しをする様子が面白い。確実に秀吉のほうが根回し上手だったようで...はげねずみでも頭は良かったのね。それに勝家はじーさまで古いタイプだったのが敗因か? まー、実在の歴史をこうして楽しく面白く知る(おさらい)ことができるのはありがたいですな。

俳優陣ひとりひとりについて感想を述べると登場人物が多すぎて収拾つかない。その中でも特に秀吉を演じた大泉洋さんの演技はなかなかのもの。テレビで見るとチャラチャラした雰囲気がそのまま秀吉に出てるんだけど、いざという時の頭のキレ具合は魅力的にうつりましたわ。

役所さんのお市へのデレデレっぷりも笑えたけど、妻夫木くんのこいつ(信雄)はだめだわーと思わせるオバカっぷりも楽しめました。何気に更科六兵衛(西田敏行)が出てた(笑)
ただね、浩市さんが役柄だから仕方ないんだろうけどちょっとだけデラを期待してたんだけど普通でした。それと小日向スマイルは封印でしたな。

三谷監督作品てわりとふざけたシーンで笑いが多かったりするけど、今回はそういうシーンがかなり少ない。でもそれぞれの俳優さんたちにクスッとさせるようなコミカルなシーンをちゃんと用意しててそれで真面目な歴史映画になってるはさすがだと思います。

秀吉が三十郎に会いに行ったとき、秀吉の頭で隠れてた先の光景はどんなんだったのでしょう(笑)

★★★.8

 

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キャリー (2013)

2013年11月09日 | ★★★+

【CARRIE】 2013/11/08公開 アメリカ PG12 100分
監督:キンバリー・ピアース
出演:クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア、ジュディ・グリア、ポーシャ・ダブルデイ、アレックス・ラッセル、ガブリエラ・ワイルド、アンセル・エルゴート

[Story]
狂信的クリスチャンの母親から厳しい教育を受け、学校では周囲から疎外されている女子高生キャリー(クロエ・グレース・モレッツ)。彼女は、激しい興奮状態に陥るとある能力を使うことができるテレキネシスだった。それを誰にも打ち明けることなく、キャリーはつらく寂しい日々を送っていた。そんな中、ひょんなことから彼女は女生徒たちの憧れの的であるトミーとプロムパーティーに参加することに...


スティーヴン・キングの同名小説を映画化したブライアン・デ・パルマ監督による76年の作品をリメイク。
監督は『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアース。

オリジナルは2年前に観てて切なくてとっても悲しいお話で好きでした。今回リメイクということで観てきました。
でも.....本編の前に『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー 』は流しちゃだめよ(笑)。

やはりオリジナルと比べてしまうのですが、細かい所は忘れてるとはいえ大筋はオリジナルと同じでした。能力について調べたりとか、クライマックスのシーンとかはちょっと違ってたけれども。原作は未読なのでこのへんは原作通りなのかどうかは不明です、、、

しつこいようだけど、最近の予告編はクライマックスのいいトコを見せすぎ!!
最悪のいじめにあうシーンはわかっててもどんなふうに描くのかなーと思いたかった。
そのせいで面白さも半減してしまうこともありますね。

私はオリジナルのほうが好き!

クロエちゃんの熱演はほんと良かったんだけど、やはりシシー・スペイセクの幸薄で儚そうな雰囲気と細い体型がいいのよね。クロエちゃんは健康的すぎたわー。いじめられておどおどしてる姿はかわいそうに思えるんだけど、あまり儚そうな感じはしなかったなー。それに可愛くて華がありすぎかも。

母親のジュリアン・ムーアはなかなかの怪演。もともとホラー顔っぽかったけど、壁に頭をガンガン打ち付けてたり、身体を傷付けたりと狂ってる感がすごい。
でもー、やはりオリジナルの母親のほうがもっと怖かったような気がする。

見所となるパーティのブチギレシーンはわりとおとなしめでしたね。オリジナルのように無差別じゃなくてちゃんとコントロールしてる所が意外に冷静? えーなんでこの人も?というのがなかった。コントロールできてない所が良かったのになー。怒り爆発で容赦なく....というほうが良かったのでは?

バケツが落ちて.....は、つい笑ってしまった!

実はここだけの話...キャリーはシアーシャ・ローナンちゃんが合いそうだなと思ってた。

★★★.5

 

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ラスト・キリング 狼たちの銃弾

2013年11月07日 | ★★

【TOMORROW YOU'RE GONE】 2012年劇場未公開 アメリカ 92分
監督:デヴィッド・ジェイコブソン
出演:スティーヴン・ドーフ、ミシェル・モナハン、ウィレム・デフォー、タラ・バック、ロバート・ラサード

[Story]
出所間際のチャーリーに、暗号化された暗殺の仕事依頼の手紙が届く。服役後、刑務所で知り合った謎の男の指示で金と拳銃を受け取り、安アパートへと身を隠す。そんな時、フローレンスという女が現れる。無邪気な彼女の行動に彼の心の傷が癒されていくが、無情にも決行の夜は訪れ、チャーリーは標的の居場所へと向かうことに...


デフォーさんが出てるので観てみたのですが.....怪しげでいいんだけどあまり登場しない。
そこそこに有名どころのキャストなのに面白くない、ない、ないーっっ。

主人公がブッダという男から暗殺の依頼を受ける....とのことで面白そうかなと思ったが、やはり劇場未公開さくだった、、、。
ガンガン暗殺していくんかと思ったら、急に現れたフローレンスという女といちゃこら(汗)

ま、暗殺者が女に心を癒されてちゃおしまいねー。
ラストは想像通りでした。
結構スローテンポなので全く内容に集中できないので.....申し訳ないが流し観しちゃいました、、、。

★★

 

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悪いやつら

2013年11月06日 | ★★★★

【AMELESS GANGSTER: RULES OF TIME】 2013/08/31公開 韓国 133分
監督:ユン・ジョンビン
出演:チェ・ミンシク、ハ・ジョンウ、チョ・ジンウン、マ・ドンソク、クァク・ドウォン、キム・ソンギュン

クズが最後に笑うのか

[Story]
1982年、プサン。税関職員の立場を悪用し、密輸品の横流しや賄賂で私腹を肥やす世渡り上手の小役人チェ・イクヒョン。ある時ついに不正が発覚し、クビになってしまう。すると最後の悪あがきとばかりに、押収した麻薬を売りさばくべく裏社会の若きボス、チェ・ヒョンベに接近。そして偶然にもヒョンベが遠い親戚と判明するや、一族の先輩という立場と持ち前の交際術でヒョンベに深く取り入るイクヒョン。いつしか2人は名コンビとなり、プサンの街を牛耳っていく。そんな中、1990年に就任したノ・テウ大統領は“犯罪との戦争”を宣言し、暴力組織の掃討に乗り出す...


韓国裏社会を舞台に、それぞれの才覚で生き残りに命を懸ける2人の男の運命を描く犯罪ドラマ。主演は初共演の『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシクと『チェイサー』『ベルリンファイル』のハ・ジョンウ。監督は『許されざるもの』『ビースティ・ボーイズ』のユン・ジョンビン。

世間からだいぶ遅れての上映...ヒカリ座(全席自由)で観てきました。お客さんは私を含め3人、うち2人は男性....確かに女子が好きなジャンルじゃないよねー。初の貸し切りか?と思ったのに(笑) ←いかんいかん

チェ・ミンシク目当てで観に行ったのにハ・ジョンウに見とれてました(笑) ←声が好き
ミンシクさん...あんなに顔も体型もパンパンでしたっけ??首がないんですもん、、、。役作りと思いたい....。それに引き換えジョンウさんは低音の落ち着いた声とクールさが素敵でした。『ベルリンファイル』の時もよかったな。

お話はフィクションだそうだけれどかなりリアルなコテコテのヤクザ映画でした。
その前に、税関職員も密輸品の横流しに賄賂....とそーとー悪いやつらですな。
これじゃいくら取り締まりを強化しても意味がないよね、、、
正しいことをしようとしても上司からあれこれ言われちゃうと朱に交わればなんとやら...でこうやって悪い赤に染まっていくんでしょうね。

結局、登場人物はみんな悪いやつらばかり、、、

イクヒョンのクズっぷりにはイラッとするよりも呆れる。あっちにいったりこっちにいったりと自分に都合のいい人に付くという....プライドのなさ。
家族を養うためとはいえ、コネや血縁関係(遡りすぎ 笑)やらなんでも使いまくりでのし上がっていく。
ミンシクさんのクズっぷりは流石だ、やっぱりうまいなー。

それに対し、ヒョンベはヤクザのボスだけと筋が通った人でかっこいい。たまにブチ切れて相手をボコボコにしちゃうけどそれは仕方がない。 ←ちょいやりすぎっ
あんなイクヒョンに.....なんで待ち合わせ場所に来たんだろ、、、
ジョンウさんの静と動の演技がすごくよかった。
日本語を話すシーンがかわいいー。

派手な見せ場や盛り上がりはなく地味な展開だったけど、あまりにもリアルすぎる内容はとても見応えありました。韓国で大ヒットなのもうなずけますね。
ノワール系は大好きなんだけど私の好みとはちぃとズレてたけれども、主演のお二人の演技には引き込まれました。ラストのシメが好みー。あの後どうなる??

それと恋愛もの一切無しなのがいいね!!

★★★★.2

 

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