【WITNESS FOR THE PROSECUTION】 1958/03公開 アメリカ 117分
監督:ビリー・ワイルダー
出演:タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ、チャールズ・ロートン、エルザ・ランチェスター、トリン・サッチャー、ジョン・ウィリアムズ
金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナードは、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツに弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネから、思いもかけない証言が発せられた...。
「午前十時の映画祭」第2弾でも上映されるはずだった作品。
アガサ・クリスティの短編小説をもとにした『検察側の証人』の映画化。
1958年の作品だけどビリー・ワイルダー監督作品は今観ても面白い。
中盤からの法廷劇は引き込まれましたね。
裁判内容は今も昔も変わらない...
キャストの迫真の演技に圧倒されました。
特にマレーネ・ディートリッヒの存在感はすごい。
全体的にセリフが多い、しかもシリアスな内容じゃなくて娯楽的な要素があるので観やすいしわかりやすい。
弁護士さんとお付きの看護婦さんのやりとりが楽しい。
舞台は弁護士事務所と法廷のみ、事件現場は見せないところが意外。
お話も面白いしテンポも良いしで、そこでどんどん引き込まれてしまうんですなぁこれが。
しかも、とんでもないどんでん返しには参ったー。
確かに傑作と言われるだけはあると思いましたよ。
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
元々法廷ものって結構好きなんですが、
最近この手の作品少ないですよね。
ほんと最近はこういうのないですね。
やっぱり、弁護士さんと看護婦さんのやりとりかな。
これが、すごく面白かったですね。
本当に傑作ですね!
俳優さんも素晴らしい。
私も弁護士さんと看護婦さんのやりとりが面白くてかなり印象に残ってます。
軽い笑いを取って観る者を和ませ作品世界にスルリ、と引き込む。
流石です。
元来は舞台の脚本として執筆され、後に小説としてリメイク。
異なったオチの脚本と小説。いずれが映画に採用されたかは現在ハヤカワ文庫でどちらも堪能出来ますのでよろしかったら読み比べてみて下さい。
どちらも納得しちゃうんですよ、困った事に。
小説と映画で比べてみるのもいいですね。
機会があったら読んでみます。
そしてまた、どんでん返し!
ネタバレした人は逮捕です!
有罪です!
弁護士役と看護婦役が実生活では夫婦と言うのも、後から知って驚きました。
どんでん返しにつぐどんでん返し...面白いです。
弁護士役と看護婦役の俳優さんは夫婦なんですか。息がぴったりというのも納得ですね。
邦題の「情婦」は、この映画に合わないと言う意見もありますね。
yukarinさんは、どう思われますか?