隻眼の虎

【THE TIGER】 2016/10/01公開 韓国 139分
監督：パク・フンジョン
出演：チェ・ミンシク、チョン・マンシク、キム・サンホ、ソン・ユビン、大杉漣、チョン・ソグォン、
ラ・ミラン

STORY:西暦1925年。朝鮮最高の猟師と謳われながらも、ある事件をきっかけに銃を捨てた“伝説の男"チョン・マンドクは、険しい智異(チリ)山の奥深く、息子と2人ひっそりと暮らしていた。一方、軍主導のもとに熱を上げる地元の猟師たちは、智異山の“山の神"とも“朝鮮虎の王様"とも畏れられる隻眼の大虎を仕留めようと躍起になっていた...
 

チェ・ミンシクと大杉漣共演の“山の神”と恐れられる隻眼の大虎と軍、地元猟師の戦いを描いた歴史スペクタクル。監督は『新しき世界』のパク・フンジョン。

日本軍のお偉いさんが大きな虎が欲しいというので、地元の猟師たちが躍起になって仕留めようとするのですが、さすが“山の神”と言われる大虎なので簡単にはいかず大勢の犠牲者を出してしまいます。日本軍の人たちも参戦するけれど、猟師共々多数の犠牲者が!

たかが虎一匹にどれだけの人数が犠牲になるのか.....
日本軍のお偉いさんに大杉漣さん。仕留めるまでは山を降りるのはゆるさーんってな感じでえらそーな役どころでした。

何度か虎との戦いのシーンが出て来るんですが、虎のCGもそこそこにリアルでした。早い動きはちょっとぎこちなかったけれど、怖さと迫力は結構出てましたね。猟師や軍人を襲って肉を噛みちぎるシーンはなかなかのグロさ。そこらへん血だらけ～。雪に滲む赤い血が壮絶さを出してました。

139分と長いけれど退屈して寝ちゃうということもなく、適度の緊張感を持って観られました。が、チェ・ミンシクさんが演じたマンドクが本気出すまでが長かったわ、、、、。引退してる身だし色々とつらい過去があって....。マンドクにも大虎にも同じように家族がいるわけで....エンディングは切なかった。

鑑賞日:2017/02/09

★★★

 

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	チェ・ミンシク,チョン・マンシク,キム・サンホ,チョン・ソグォン,大杉漣
	TCエンタテインメント