【MELANCHOLIA】2012/02/17公開 デンマーク/スウェーデン/フランス/ドイツ 135分
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:キルステン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブール、アレキサンダー・スカルスガルド、ブラディ・コーベット、キャメロン・スパー、シャーロット・ランプリング、イェスパー・クリステンセン、ジョン・ハート、ステラン・スカルスガルド、ウド・キア、キーファー・サザーランド
世界が終わる。
その衝撃の瞬間をあなたは目撃する――。
巨大惑星メランコリアが地球に接近する中、ジャスティンは盛大な披露宴を催す。姉クレアの夫が所有する豪勢な屋敷での宴は盛況だったが、花嫁のジャスティンはどこか空虚な表情だった。披露宴を取り仕切った姉夫婦はそんな妹を気遣うが... (シネマトゥディより)
ラース・フォン・トリアー監督による世界の終わりを描いた作品。
どこかで『ツリー・オブ・ライフ』に似た感じと目にしたので絶対寝る!と思ったので土曜の2本立て候補からはずしたんですが...やっぱり世界の終わりが気になったんで観てきました。
んもぉ~映像が美しい、音楽が素敵、とにかく素晴らしい!!としか言いようがない作品。
やっぱり観て良かった!!!!!
世界の終わりをこんなに静かでこんなに美しく描くなんて素晴らしすぎます。
ラストはトリハダものでした~っ。終わり方も潔くて好き。
見終わった時、昨日の2本はぶっ飛びましたわ。今のところ、今年1番の作品かも。
お話は“序章”があって、その後“第一章 ジャスティン”“第二章 クレア”と2部構成。
序章はスローな映像と音楽のみで幻想的にかつアート的に魅了します。地球がメランコリアに飲み込まれていくシーンは怖いのだけれど、あまりにも美しい映像に引き込まれてしまいます。
第一章では、新婦ジャスティンと新郎マイケルの結婚披露宴の様子が描かれているのですが、ジャスティンの浮かない顔、そして母親のスピーチをきっかけに不安定だったジャスティンの心が壊れだして....。と、この第一章は長い、これは何の意味があるのかなーと思いつつ第二章へ。
第二章では、いよいよ惑星メランコリアは地球に接近してくる。最初は他の星と同じ大きさだったのが次第に月の大きさになり、じわじわと大きくなってくる。科学者たちは衝突はしないと言っているけれど不安は隠せない。空を見上げると美しい光景なんだけど世界の終わりへのカウントダウンがじわじわやってくる。これがリアル感あってドキドキものでした。
クレアが日に日に動揺していって、夫は妻をなだめながらいざという時のための準備、ジャスティンは運命を受け入れたかのように冷静...というか受け入れ体制。確かに何をしても逃れられないとしたら...ジャスティンの気持ちはよくわかる。それは昨年感じたから...。
第一章は何の意味があるのかなと思ったけれど、ラストのその瞬間が来た時意味なんてなくていいんだーと。それは恐ろしくもあり、なんと美しいものなのか...と、すっかりハマってしまいました。見終わったあとぼーっとしてしまいました。観たこの日(日曜の夜)は何もする気がしなくなりました、、、。
この作品のキルステン・ダンストはすごく良かった。第一章ではとてもキレイだったし第二章の後半ではどこか神がかった感じがしましたわ。
うーん、感想をうまく言葉にできないのが残念っ。
ネットやNASAは大慌てだっただろうな....
★★★★★☆
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珍しくこちらでも上映してたんですよ~
渋谷まで!さすが!!
そこまでの気力がないです^^;
でも、この作品は絶対劇場鑑賞用ですねー。
子役の人って消えてく人多いですもんね。
いろいろ大変なことはあったんでしょうけど、しっかり第一線で活躍してるのはすごいと思います。
>問題点があるとすればキルステインとシャルロットさんが姉妹というにはあまりにも似てないということでしょうか
何となくとかそういうのもなくて、ホント似てない姉妹でしたね^^;
キルスティン・ダンストは『ジュマンジ』や『スモール・ソルジャーズ』の時は健康的でさわやかな美少女だったんですけどねえ(笑) いつの間にやらこんな汚れ役も似合うような女優さんになってしまったんだなあと(わはは)
でも子役でもてはやされて消えていく人が多い中で、カンヌ主演女優賞まで返り咲いた彼女はやっぱりすごいです
問題点があるとすればキルステインとシャルロットさんが姉妹というにはあまりにも似てないということでしょうか
なぜかハマりました(笑)
美しく幻想的な映像にやられました~
深く考えずに観ましたが、そういうことなのですね。
私、トリアー監督はあんまり好きじゃない方なんだけど、これはどういう訳かすとんと入ってきましたね。
何か知らないけどわかった(笑)
満点でもよかったくらいですが、あまりにも脳内な感じなんでそこだけ減点です。 惜しい~
けど美しかったよねえ。
精神的に辛い時期を過ごしたことのある方なら、監督が言わんとすることを理解できるような気がしましたよ。
この作品は好き嫌いがありそうですよね。
確かにジャスティンのパートはちょっと長かったですもんね^^;
xtc4241さんもNo1ですか!
この作品のキルスティン・ダンストは今までと違いました。それほど意識した女優さんではなかったんですよ^^;
>とにかく、誰がなんと言おうとこの映画の美しさはすばらしかったですよね!
私も同じです!!本当に素晴らしかったです。
ブログにおじゃまさせていただきますねー
映像や雰囲気は綺麗で、言いたいことも何となくはわかるけど、私はダメだったわ…。
「ジャスティン」のパートで相当疲れた(苦笑)
僕もこの映画、ことしのNO1です。
キルスティン・ダンストもとても魅力的でした。
スパイダーマンのヒロインのときはなんでこの娘がと思ったモノでした。
でも、すこし気になった女優ではありました。
それがこの映画では
醜いと思わせたり、抱きしめたいと思わせたり、
聖母のように包み込まれたりしました。
トリアー監督といいコラボしてたんじゃないでしょうか。
とにかく、誰がなんと言おうとこの映画の美しさは
すばらしかったですよね!
PS)
よければ、僕のブログ観て下さい。
私も眠くもならず最後までこの雰囲気に引っ張られてました。
さすが披露宴!?とばかりに有名な方多かったですね。
今は余韻に浸ってる所なのでそのうちに...(笑)
でも、ああいうでかいのが迫ってきた時、お互いの重力関係が気になりますね。
観る人を選ぶ作品なのかもねー。
なんかこの作品はひかれたのよ~。
こういう終わりもあるのかーと。
キルスティンとシャルロット、2年続けてのカンヌ女優賞ですからね、そりゃもう上手いはず。ただ何気にこの2人だけじゃなくて、披露宴のシーンとか結構有名な俳優が登場してるんですよね。
でかい惑星が接近してきたら、重力でモノがひきよせられて・・・とかつまらんこと考えちゃダメですね(笑)
これ最高点ね~、
オバ樣方はなにこれーとか帰り道ブーブーの声いっぱい聴こえて来たんだけど
世界の終焉、パニックムービーとは違うのこの監督ならでは。
観る価値ありだよね。