【THE LAST HIT MAN】
2008年劇場未公開
製作国:カナダ
監督:クリストファー・ウェア・スメッツ
出演:ジョー・マンテーニャ、エリザベス・ウィットメア、ロマーノ・オルザリ、マイケル・マジェスキー、ヴィクトリア・スノウ
STORY:凄腕スナイパーとして名を馳せるハリーとサポート役を務める娘のラクエルは、ある殺しの失敗から追われる身となる。しかも、ハリーは病魔に冒されていた。
「ゴッドファーザー PARTIII」に出演していたジョー・マンテーニャ主演の病魔に冒されたヒットマンのお話。
かなり地味・・・すごく地味・・・ひたすら地味。
前にみた「ザ・ヒットマン」も病魔に冒されたヒットマンのお話でしたが、凄腕で評判だったヒットマンもやはり病気には勝てないんだなぁ。
父親がヒットマンで娘が助手ってのはどうなんでしょ。母親がいないので面倒を見るのは父親だけだったわけで仕方ないっちゃないんですがね。
さすが親子ってわけで息はピッタリでお仕事は完璧・・・だったのですが。
仕事に失敗したために逆に命を狙われることに。
こういう世界は失敗は命取り、この親子を処分するためにあるひとりの男が親子の前に現れます。
が、しかし逆にもっと金出すから雇われてくんない?ってことで、簡単に寝返っちゃう男。ええっこういう世界そんなもんなんですかぁ。
しかしこの男、なかなかいいヤツで悪人じゃないんですね。
一番かわいそうなのは娘の彼氏です。
彼女がハードな人生を歩んでるなんて全然知らないところに、とばっちり受けちゃいましたから最悪です。
こういうことは付き合う時に言って欲しいもんですね。
ラスト、ちょっと切ない終わり方をするんですが、父親と雇われ男とのやりとりが少しばかり泣けそうでしたねぇ。
あまり面白さはないんですが、父親役のジョー・マンテーニャが存在感があって哀愁ただよう雰囲気は良かったです。
あ゛あ゛・・・一番かわいそうだったのは彼氏ちゃん(泣)