come what may joyous life!

床床日記。じぶんと、そしてだれかに、響きますように。

くろんぼ大賞。

2018-08-07 20:56:55 | 日記
人権問題と言われかねないネーミング。

わたしの小学校時代、校内にはこんなコンクールがあった。(名称の記憶違いだったらごめんなさい)

海水浴場まで徒歩5分というようなところに育ったので、夏休みはみんな毎日毎日海へ通う。

たぶん市のアルバイト監視員と、子供会の親たちが交替で監視していたと思うが、

ラジオ体操のカードを首から下げて行って、監視の大人たちにハンコをもらう。(ラジオ体操用と海水浴用とある)

お盆休み以外毎日休まず泳いだ子(カードがハンコで埋まった子)は本当に真っ黒だった。

お盆に遊泳禁止だったのは、死人が帰ってきていて海で足を引っ張られると言われていたからだ。

起床、ラジオ体操、朝ご飯、宿題、手伝い、そして海へ。

水着を着て上にTシャツ一枚着てビーサン履いて腰に浮き輪を巻いて自転車に乗る。

海へ行けばみんないる。お菓子を持って行って食べたり、泳いだり、砂遊びをしたり。

大工のお父さんたちがいかだや飛び込み台をちょっと沖に作ってくれていて、そこまで泳ぐのだ。

高学年の男の子たちは素潜りをしてシュウリ貝やウニを捕っていた。(今では密漁になる)

着替えもせずそのまま帰り、砂を廊下に落とさないように、つま先立ちでトトトと走ってお風呂場直行。

兄とわたしはお風呂場を砂だらけにしたものだ。お風呂上り、少し遅い昼食のそうめんを食べる。アキレス腱付近の溝に砂や塩が残る。




関西よりは短い夏休み、8/20前後に始業式がある。(冬休みは1/20前後が始業式)通知表、夏休みの友、絵画、日記、読書感想文、自由研究、ラジオ体操カード、水泳カードを提出。そしてくろんぼ大賞に出る代表を決める時間。


くろんぼ大賞にノミネートされるのはクラス予選を通過した者だけだ。男女分かれて背中を見て決められる。2人組を作って、先生がどちらがより黒いかを比較、残った子たちだけ黒板の前に出る。ズラリと並んだ黒い背中を見て、みんなで男女各1名ずつのクラス代表を決めるのだ。
日焼けは元々の肌色や肌質にもよるが、やっぱり海での滞在時間の長い子、海に近い家の子が強かった気がする。
くろんぼ大賞の日、代表者は水着を着てステージへ。全校児童の前に立ち、全員一斉に後ろを向く。どよめきや歓声が上がり拍手される。そして審査員の先生方(校長や教頭)が今年の大賞を決めて表彰するのだ。


わたしはクラスの代表になったことはないが、クラスで2番目になったことはある。
たしか兄は全校児童の前に立ったことがあったような気がする。
妹に聞いたら出たことがあると言っていた。



きっとそんな学校行事はもうないだろう。
いつ廃止になったかもわからない。
海にこどもたちだけで自転車で行くこともないし、海水浴場は結構な数が埋め立てられてしまったし、震災後に高い高い防潮堤が出来て海は隠れてしまった。

暑い夏、突然のノスタルジック。
記憶が曖昧だが、椎名誠の小説みたいだなと思ったりもした。

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ただ、ただただ。

2018-07-06 21:53:31 | 日記
にわかではなく、わりとずっとサッカーが好きで今回も楽しみにしていた。
きっと最初は兄の影響で、次はJFAに関わる仕事をしていた昔の彼の影響なんだけれども。でももう今はテレビ観戦なら1人で集中して観たい。


若い頃はスタジアムに何度も足を運んだ。
キリンチャレンジ杯なら代表チームのゲームを東北でも観ることができた。
Jリーグの試合なら中村俊輔も中田英寿も三浦知良も観た。
大阪に来てからはガンバの試合を何度か。


決まったチームや選手のサポーターというのではない。たぶんただサッカーを観るのが好きなのだ。詳しいわけでもないし、試合分析を誰かと共有したいわけでもない。ちゃんとサッカーが解っている人たちのようにはピッチ全体を見渡せないから、観戦の眼の動きが全く違うだろうなといつも感じる。(ボールだけ観ているわけではないんだけど)


ワールド杯は毎回のことだが、テレビのすぐ前に正座、タイミングには「打てー!」「いけー」と大声を発し立て膝になってこぶしを挙げているがそれは無意識である。「きてるよ」「逆が空いてる」とつぶやく。


今回の日本代表戦も全部ライブで観た。
コロンビア、セネガル、ポーランド、そしてベルギー。
最初はトーナメントに進むと思っていなかったのに、次第にベスト8へ!となり、ブラジルと!となっていった。


ポーランド戦のゲームの締め方は、こういうのもありなんだなと知った。全ては戦略の一つで選択肢にはあったのだろうけれど、これまでの日本にはない選択肢だったろう。これをカズが「日本の財産になる」と述べている。騙し合いと駆け引きの競技、その時点での目的は決勝トーナメント進出のみだったわけで、賭けに出た監督は本当の勝負師なのだそうだ。
あれを批判する人たちがたくさんいたのはびっくりした。「こどもに見せたくない試合」とも言われていたが、これもサッカーなんだから見せるべきだと思う。


ベルギー戦はキックオフ3時少し前に起きて観戦。
あんなに緊張したのは期待からだったろう。
ネイマールと戦うケイスケホンダを想像していた。
後半まもなく2-0になり夢を見る。が、そこからが赤の悪魔の本気モードだったのだそうだ。
やっぱり強かった。やっぱり甘くなかった。
後半で立て続けに2点取ったのに、いい時間に追いつかれて、アディショナルタイムでだめ押し決勝点。
すごいなぁ、そんな試合きっと日本にはまだできない。


悲しかった。
ただ、ただ。
そしてこんなにも悲しいんだなぁと思った。
ブラジルとベスト4かけて闘うのを、今のチームで観たかったな。


夫はサッカーに全く興味がない。
翌日のテレビでのダイジェストや新聞のスポーツ欄をチェックしていたがそれは「営業してなかったら絶対見いひん」とのこと。
無理に合わせようとしないところも、仕事上最低限は流れを抑えておくというところもすきだ。
おかげで、深夜に騒ぐ母のせいで何度も目覚めてしまったみちの寝かしつけに対しては、ナイスアシスト笑


兄とは得点した時とハーフタイムのみLINEであーだこーだとやりとり。試合終了後は失意に沈んでいたのでスタンプのみで返した笑


ベスト16で終えた日、3時から起きていてそのまま仕事に出た。やたらとため息が出る。
今回のメンバー構成は良かった。
4年後にいいタイミングでいいバランスでピークが来ている選手が揃うといい。これをずっとずっと4年ごとにきっちりいつでも強いチームを持ってこれる欧州や南米はやっぱり歴史と土壌と素地が違う。最後は「個」というのはここにもあるんだろう。
そういう意味での新参者の日本は、JFAアカデミーのエリートプログラムやJの下部組織だけではなくて、普通の中学校の部活単位で日本のサッカーをみんなで同じ方向で作っていかないと。歩き始める前から裸足でサッカーボール蹴飛ばしてる国とは違うんだもの。
なんつってな。



センチメンタルに作ったダイジェストとか、涙の選手インタビュー映像とか、もう見たくない。
ということで今夜はブラジルとベルギー観よう。
ただただおもしろい試合を!
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バランス。

2018-06-29 23:20:17 | 日記


谷町四丁目駅から近くの「れだん」に、かおりさんと行ってきた。
今年も残り半分だというのに、今年初デート。


「今日は谷4で待ち合わせなの」と言うと
「谷4なら、れだんか」と言ったオット!
ずるーい、知ってるんだー、というブーイングをにやりとかわして、やや涙目の(お母さんと離れたくない)みちと駅まで送ってくれた。


おいしくて、リーズナブルで、おしゃれで、ボリュームもあって、とても良いお店だった。
それぞれ3〜4杯飲んでこれらのお料理を食べて5千円いかなかった。
素敵なお店をたくさん知っているかおりさんが、美味しくてコスパが良い!と言って予約してくれたお店。
お酒も全部一杯500円。
わたしはかおりさんに選んでもらって秋田の新政というのを飲んだ。


たこや帆立のお刺身を、塩とごま油で食べたのが新鮮だった。水茄子を生ハムでくるんであったり、さいぼし(馬肉の燻製)が出たりと、大阪南部にフューチャー(笑)したお料理も。



お互いの近況
夜の街の男と女のだましあい
昨今の痛ましい事件
結婚とは
バランスとは
塾長やスタッフの話(かおりさんとは大阪に来てすぐに学習塾のバイトで出会った)
さとし大センセイの洞察力
かおりさんの鈍感力
…いろんな話をしてたくさん笑った。


彼女はとても聡明な方で、人の気持ちの機微に敏感なのだけれど、こと夜の街の男と女のそういう気配にはとにかく鈍感らしい。
それが意外だった。
むしろ小さな目線の交錯や空気でそれを察知して、スマートに対応するような感じがしていたけれど、全くの真逆だそうで、それが面白かった。無邪気で可愛らしいと思った。
わたしはあたまわるいけど、あの人たちできてる?っていうのは割とすぐわかる方。


帰りの電車の中でも考えていたことは、バランスのことだった。


誰かに嫌な気持ちになるようなことを言われたとする。

1.そんな人なんだから、それ程度なんだと全く意に介さない。

2.聞き流しておきながら、あとからもやもやが残る。

3.おどけて笑いに変えつつ、でもしっかり確実にチクリと嫌だったことは伝えて牽制する。


4.はっきりとまじめに正論で論破しようとする。

わたしは2。
気にしないように心がけるものの、ふとした瞬間に嫌な気持ちに引き戻されるのを数日繰り返す。
オットは1。
「そーゆー奴やねんな」で終わり相手にしていないから全く考えない。
本当は1か3になりたい。
明治生まれの祖母に育てられた母は若い頃絶対に常に4だった。




それ程度なんだとバッサリできたら楽だろう。
冷たい感じもするが、他に期待しない在り方でこちらも傷つかない。

3がバランス的には一番かな、とかおりさんが言っていたけれども、「我」との葛藤を抱えているところが好きだと言ってくれた。


20代の頃から、バランスのことを考えていた。
何かとウンチクを語るめんどくさい兄とも「バランスいい人が人生の勝者」という話をしたこともあった。バランスこそが命題みたいな。
今はそれが人生の勝ち負けではないと思うけれども、処世術の一つとしてのバランス力は意味が大きいと思う。
人との付き合いも、仕事も、育児も、ファッションも、食事も、バランス的には…と語られる。
バランス良く生きているように見せようとしているけれども、本当はいつもずっとバランスが悪いから余計に考えてしまうんだろう。
ま、でもそれがわたしなんだから仕方ないよね笑


他にも結婚とは何かという話もした。
今はいろんな関係があって、結婚にこだわらない人たちも多い。
「結婚という縛りがあるからこそ人は成長する」とかおりさんが話していた。
たしかにこれは人が成長するためにあるものなのかもしれない。
かおりさんはご主人のさとしさんと出会ってまともな人間になった、更生できた、希望をもつようになったと話す。
わたしは正反対の性格のオットに精神的にずっと大きく支えられている。
結婚に夢も興味もなくて、不倫したり何人かの人と並行して付き合ったりしていた時に、母が
「失敗してもいいから一回は結婚した方がいい」と言ったのは何か察してのことだったのだろう。
そうだ、結婚生活もバランスだ。


「またみっちゃんも一緒に楽しいことしよう」と言ってくれたかおりさん。
さとし大センセイは、うちの昭和の番長を好いていてくれているらしい。
とても有り難いこと。


生ぬるい風で蒸し返す大阪の夜、うれしく、おいしく、楽しかった。





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キッチン。

2018-06-12 00:15:33 | 日記
特に料理が上手いわけでもないし、
特に料理好きなわけでもないので、
特にこだわりもなくて、
キッチンがマイスペースという感覚はなかったけれども、
義実家リフォーム(半二世帯)でマイキッチンが出来るという話が浮上したら、にわかに検索するタグは#キッチン#キッチンカウンター。
どの色が良いかなー?


18歳から一人暮らしして、勤務地が実家から遠ければ学校の近くに引っ越した。大阪に来る前も一人暮らししていたから、引っ越した回数は、父の転勤も含む子どもの頃からも合わせたらたぶん10回目くらいになる。
自分で自分だけのキッチンを選ぶというのは初めてで。



小学校から帰って来てカウンターに座って、
夕飯支度をするわたしと向かい合って、おやつを食べながら今日の出来事を話す、みたいな…
そんな図を想像して楽しみになる。


マイペース過ぎるわたし、義母とひとつ屋根の下でうまくやっていける自信はないものの、
自分のキッチンが大好きになったらそれは大きな支えになるだろう。



グランフロント大阪にある日曜のショールームは、新築やリフォームをするお客様で混雑していた。
リフォーム担当の後輩の方と夫が話す様子が、やっぱりプロだなぁと感じてとても心強い。
図面にササッと書き足して、数値を二人で言い合っていてかっこよかった笑






新しい居場所が気に入り、毎日楽しいです!
(未来日記の一文…)



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頭の良さ。

2018-06-08 23:50:26 | 日記
I.Qが高い、学歴が高い、学力が高い、
ご家族も優秀な学校、企業に在籍…
そういう分野、次元のことではなくて
「頭の良い人」というのは「心が良い人」なんじゃないかな、って若い時から思っていた。
人の気持ち、立場を思いやれること。

頭脳明晰であることが仕事内容に直結する瞬間を除いて、日常生活では心がまっすぐだったり柔らかかったりすることが一番大事な気がする。
頭脳が悪いし努力不足だから、ただひがんでいるだけなのかもしれない笑





友達が、人付き合いのことでストレスを抱えて泣いていた。きっともっと泣きたかったと思うけれど我慢していた。
ティーンエイジャーでもないのに無視されたりとか、女同士のマウンティングだったり、あからさまな嫌味や批判的な発言だったり、パワハラ的だったり。
そんなことするなんてあほちゃうか、っつー話だけれども、どうしても避けられないコミュニティでの話で、だからこそ毎日気を遣って、気を配って、気を張っている。
もし仮に仕事だったら割り切れることもあるかもしれないけれど、こんな年齢になって人間関係のストレスに巻き込まれて…と話していた。
そのせいで無関係な人たちにも普段通りに振る舞えなくて、そんな自分にも落胆するのではないかな。
もし自分だったら…と考える。
彼女は逃げないでなんとかしようとしているのに、あまりに続くようなら我慢しないでわたしには無理だと言っていいんじゃないか、と伝えた。
それが一番良い手立てではないかもしれないし、そんな風に部外者が言ってよかったのか?とも思うけれど、余分な方向に頑張り過ぎることで彼女の心が折れてしまったら、と思うととても気の毒だった。


小賢しくて、人の気持ちをざわつかせるような針を出すような人たちは、むしろ頭が悪いと思う。
30.40になって、こどももいるのに、さりげなく、でも確実に次々と誰かを傷つけるなんて。恥を知れ、という感じ。


素直な優しい彼女が、少しでも早く、心から笑って過ごせるようになるといい。
今日はゆっくりランチした。美味しいものは気持ちを明るくする、と彼女が言った。
また美味しいものを一緒に食べて、くだらない話をして一緒に笑おう。





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