おっさん日記

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おっさん、「プラダを着た悪魔」を6目線で観る!!

2006年11月23日 | 映画ネタ
恋に仕事にがんばるあなたに、元気がでるビタミンムービーということで、
「プラダを着た悪魔」を観たおっさんだった。

ブランドにも無縁なおっさんが観るにはある意味「ダ・ヴィンチ・コード」より
難しい映画である。
映画の雑誌で「プラダを着た悪魔・専門用語辞典」である程度勉強していた
おっさんだった。
最低必須ブランドだけでなく、この映画には幅広いジャンルのカタカナがでてくる。
レストラン名であったり、撮影場所であったり、何でもありである。

プラダというブランドさえあまりよく知らないおっさんである。
昔、イタリア・フィレンツェにプラダ買いつけツアーに行ったおっさんだった。
プラダってセレブ感がある。プラダってかばん?コートとかあんの?
「シャネルを着た悪魔」でもよかったん?
ハイヒール・モモコぽっくなるからあかんかあ。

「プラダを着た悪魔」はジャーナリスト志望の主人公が悪魔のような最悪の上司の下で
頑張る姿を描いた物語。そんな主人公の姿が同世代の女性から受け、
ベストセラー小説の一つとなった。著者のワイズバーガー自身も主人公と同様、
「ヴォーグ」で編集長アシスタントをしていた経歴を持つ。この作品は彼女の実体験が
基となっているとされる。

この映画の主要出演人物は6人。
プラダを着た悪魔・ミランダ(メリル・ストリープ)、
ミランダのジュニアアシスタント・アンディ(アン・ハサウェイ)、
ミランダの右腕・ファッションディレクター・ナイジェル(スタントリー・トゥッチ)、
ミランダのシニアアシスタント・エミリー(エミリー・ブラント)、
アンディに言い寄るセレブなエッセイスト・クリスチャン(サイモン・ベーカー)、
アンディの彼氏・ネイト(エイドリアン・グレニアー)。

果たしておっさんはどの目線でこの映画を観るのか?自分でも気になった。
若いOLなら普通アンディ目線で、アンディに同情するだろう。
恋に仕事にがんばるあなたの物語として、最悪の上司を思いながら。

おっさん的には、仕事のできる上司目線(ミランダ目線)でも観る。
悪魔の上司に仕える部下目線(アンディ目線)でも観る。
悪魔の上司に仕えるもの同士の先輩目線(ナイジェル目線)でも観る。
悪魔の上司に仕えるもの同士の同僚目線(エミリー目線)でも観る。
好きなタイプの女性を何とかしようとするプレイボーイ目線(クリスチャン目線)でも観る。
仕事にのめりこんで自分との距離を感じる彼女を持った彼氏目線(ネイト目線)でも観た。

でも、おっさんがやっぱり落ち着いたのはナイジェル目線だった。
スキンヘッドのおっさんであるが、結構重要人物である。
恋愛対象ではないが、ヒロインに大きな影響を与えるところがおっさん向きである。

アンディのアシスタントの仕事はたいへんである。
プラダを着た悪魔ことミランダからの朝から晩まで鳴り続けるケイタイを
すぐにとらないといけない。
ミランダの身の回りの世話も多い。
スターバックのコーヒーを買いに行かないといけないし、開店前のデパートを
開けさせて、買い物をしなければならない。また、ミランダの要求は、悪魔的に
ハイレベルなものも多い。嵐で飛行機が飛ばなくても、飛行機をチャーター
しなければならないし、双子の娘のために発売前の「ハリーポッター」を
手に入れないといけない。アシスタントは不可能を可能にしなければならない。
ミランダに意見をしてはいけない。ミランダが「ザッツ・オール」といえば、
それ以上話をしてはいけない。

「プラダを着た悪魔」として恐れられるカリスマ編集長のミランダを演じるのは、
アカデミー賞の最多ノミネート歴を誇る大女優のメリル・ストリープであり、
悪魔なりの意地と苦労がにじみ出る絶妙な演技で、14回目のオスカー・ノミネートを予感させる。

そんなメリル・ストリープと、役の上でも演技の上でも堂々とわたりあいを
演じているのが、女優として高い評価を受けたヒロインのアンディに抜擢された
アン・ハサウェイだ。たくましく成長を遂げていくアンディの心情を、
ハサウェイは等身大に表現。「あるある」とうなずき、「ガンバレ」と
応援したくなるキュートなヒロインぶりで、おっさんをぐっと惹きつけていった。

アンディ役のアン・ハサウェイはやっぱめちゃいい。
プラダの悪魔のアシスタントになるまでのやぼったいファッションもいいし、
ブランドを着たアンディもよかった。

アン・ハサウェイは1982年11月12日生まれ、24歳。
ニューヨーク市ブルックリン出身。母親は舞台女優。
高校生の時にニューヨークの俳優養成学校に入学、すぐにテレビシリーズ
"Get Real"に出演が決まる。2001年の映画デビュー作「プリティ・プリンセス」で
人気を博す。

オープニングクレジットのケイティー・タンストールの「Suddenly I See」を始め、
マドンナの「Vogue」やU2、アラニス・モリセットなど音楽的にもいい。

全米では、6月30日に公開され、「スーパーマン リターンズ」の約半数の
スクリーン数ながら、週末の興収第2位にランクされるというスマッシュ・ヒットを
飛ばした。公開直後から、自分の上司の最悪ぶりを競いあう「ミランダ遊び」が
流行しているらしい。

華やかなファッション業界を舞台にゴージャス&ユーモラスに描いた映画。
「プラダを着た悪魔」は働く女性に観てもらいたいと思う映画だった。


おっさんの公開ダイエット情報 あと38日
(スタート:9月28日)85.0キロ (目標 :12月31日)75.0キロ
(前日: 11月21日)79.6キロ (本日: 11月22日)79.2キロ

おっさん、ダイエットが楽しくなってきた。あと、4.2キロです。
ここからが正念場です。さらなる応援お願いします。 がんばれ、おっさん!!!

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