こころのうた

銀行の待ち時間にロビーにおいてあった冊子に見つけた詩です
脳に重い障害を持ち　体が不自由な女の子のこころのうた。

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「私だから」

いろんなことできないなんて
知らない人は言うけれど
私だっていっしょうけんめいになったら
何でもできる
クッキーやプリン
ふくろを使って作れちゃう

小さいころはよく
お母さんに後ろからさささえてもらって歩きました
今はもうできないと言ってあきらめてはだめ
思うのが大切
何でもあきらめてはいけない
がんばる気持ちが大事だから

体はふじゆうだからと
かわいそうだってそんなこと言われたくない
好きな人と手をつないで歩くことが夢
私はゆびわをしたりネックレスもしたい年ごろ
普通の人としてみてほしい　話もしてほしい
体はふじゆうでもこれが私だから

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夢を描けば　チャンスは必ず訪れる
限界を作らず
心に正直な挑戦で　自分らしい人生を拓きたい