今年の終わりに。

今年も残す所あと一日。

年々一年が早く感じられますが。


忙しくも充実した日々を送り、早足で駆け抜けた３６５日か、

思うように動けなくて鬱屈したまま、
気が付けばあっという間に過ぎていた一年か。

私は後者の方で。


もちろん楽しい事も沢山有りました。

今年を象徴する漢字は「暑」でしたが、

私にとっては、「涙」。この一文字に尽きます。


職を失って、絶望感で流した涙。
親の入院で流した、不安の涙。
そしてそんな父親への、やるせない、怒りの涙。
けどその後、やっぱり感謝してこぼれた涙。


人の生に感動して溢れた涙。
人の死を悼んで流れた涙も。


そしてそれは、
痛みをともなうものばかりじゃなくて、


感動の涙や、嬉し涙、
誰かを想って流す涙もありました。

自分が流した涙だけでなく、
人前で泣かない父が流した涙と、
父に叱られて泣いた母の涙を見たのも
この１２月の出来事で。

これだけ泣いた年は今までに無いかもしれません。

老化現象でない事を祈ります(笑)

「さんずい」に「戻(る)」で「涙」。

涙を流した後なんだかスッキリするのは、
心が原点に戻る＝リセットされるからと聞いた事があります。

「泣」という字も、
泣いた後、人はもう一度立とうとするから、
自分の足で立つ為に泣くことは
必要なのだと。

あ、これは「筆談ホステス」の受け売りです(笑)

来年はもっと精進して、
地に足をつけて、
色んな意味で自立出来るように
頑張りたいと思います。


この一年、お世話になりました。

新たに出会えた方、ずっと変わらず仲良くしてくれる方々、
あまり会えない方々も、ありがとうございました。

こんな私ですが、２０１１年もよろしくお願い致します。


関西では雪が降る寒い大晦日ですが、
皆様どうか、ご自愛下さい。


それでは・・・



よいお年をー