楽しみに拝見しているブログには、
沢山のお料理が写真付きで投稿されています。
季節によるものや、お祝いの場合等と、
楽しませていただいています。
Aさんは、ご夫婦と、ご長男
成人になられたお孫さん達とのお暮らしですから、
食卓はとても大人数で豊かです。
ウイークデイの朝は、各人がお弁当を持って出かけますので、
毎週、保存食を造っています。
冷蔵庫の保存食ポリパックには、
メイン料理の脇を固め、緊急時のお茶づけにも大活躍です。
参考になるのは、一つのパックに一色の料理で、
漬物は、塩味だけ、甘酢・辛い物・醤油・味噌等と種類も豊富です。
人参だけ、牛蒡だけ、大豆だけ、ジャガイモだけ、
季節に寄って、大根だけの「だけ料理」と名付けました。
野菜は一度火を入れて冷蔵庫に保管しておくと、
小魚や若芽、鹿尾菜等海藻類と合わせたり、
厚揚げにベーコン・挽肉を合わせる事も出来ます。
ご家族が朝食後に、自分でお弁当を造ることがよく有りますが、
それが、容易にできるのです。
このお宅では、お庭に果物が何種類か植えてあり、
柑橘類のピールや、砂糖煮や果実酒も造っています。
Bさんは、外国でお暮らしですから、
献立も、日本のそれとは異なって、
どなたかのお誕生日、地域のお祭りに、
お子さんには、外国でなければ経験できない献立で、
食事が出来るのは、楽しいようです。
感心するのは、ご主人がキッチンに入り、
テーブルセッティングをし、お茶類を用意して、
料理を担当している奥さんを手伝っています。
さらに、家庭菜園があるので、
サラダ用の野菜を見計らって畑から採ってきます。
余談ですが、日本のご主人方は、
職場から「ただいま~~」と帰って、
新聞を持ったりしながら、
ソファーや食堂の椅子に腰かけています。
テレビドラマの定番のご主人、お父さんの姿で、
どこか違います。
Cさんは、最近ご主人を亡くされ、
娘さんやお孫さんと一緒にお暮らしです。
一時は、ご主人との生活が、思い出されて、
拝見しながら、涙していました。
最近は、前日の献立とメインの食品のお値段、
豚肉がXX円、鯵がYY円と記録が有り、
調理方法と、一緒に添えてある小鉢も説明されています。
卵焼きには、3~4種類の具を加えますから、
写真では、お好み焼きのように見えます。
そして常に真っ白のご飯とお味噌汁があり、
今にも。ふ~ふ~と湯気が感じられるような、写真も一緒です。
Dさんは、ご主人を逝くって約一年が経過しました。
朝起きると、写真に「おはよう・・・」と挨拶して活動開始です。
時々夜間勤務がある方との同居で、
夕食が冷めちゃったわ~~と独り言を言いながら、
寝室を出て、お夜食の用意をし、又、お二階で休みます。
休んでいると、間もなく勤務が終わって帰宅した方が、
テーブルに着きますので、お二階にもコトリと聞こえますと
キッチンに降り、一緒にお茶を頂きながら、
今日一日の話題に花が咲きます。
この方は、ほぼ3食のメイン料理の写真を投稿しています。
どなたかが云っていましたのは、
お金はあるにこしたことはない
家族の幸せは、皆で食卓を囲み、
日々、温かいご飯が有ればいい。
上等な食事であっても、
家族がいがみあっていたら、美味しくないし悲しい、
健康で仲良く暮らせることが、何より大切です、と。