ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

本日分の物欲充足

2007-05-18 | Weblog
某中古ソフト販売店にて

30%オフということで、

念願の「マカロニ・ホラー・コレクション」と「ドッグ・スター」入手。

「マカロニ・ホラー・コレクション」はミケーレ・ソアビの「デモンズ’95」、アンソニー・M・ドーソンの「地獄の謝肉祭」、アルベルト・デ・マルティーノの「レディ・イポリタの恋人/夢魔」の3枚セット。狙いはソアビだったのだが、このセットがお得だとずっと思っていたのだ。

瀬々敬久監督の「ドッグ・スター」もずっと欲しかったのだ。

いま、久しぶりに「ドッグ・スター」鑑賞中。

またまた、DVD未発売の件

2007-05-17 | Weblog
「ファンタズム」はまだいいんだ。

だってYoutubeとかで見ることができるからね。

トビー・フーパー作品だというのに!

Youtubeにだって予告編くらいしかないんだ。

「ファンハウス/惨劇の館」!

ディーン・クーンツの、映画とは内容が違うノベライズも読み返そうかな。

そうだ、そうだよ。

「バーニング」とかも出ていないじゃないか!

「ローズマリー(キラー)」とかも!

うん。もう一度見たい異常殺人鬼ものが出ていないということだな。

空から来る敵を警戒してください!

2007-05-16 | 映画



遊星よりの物体X」( The Thing 【from another world】 )

 実に硬派な作品である。しかしながら、原作とも、ジョン・カーペンター版(John Carpenter's The Thing)ともちがって、唯一の女性キャスト(ニッキ・ニコルソン役のマーガレット・シェリダン)が出ている。時のキャリア・ガールというべき彼女は、充分な美人さんなのだが、もと恋人のパトリック・ヘンドリー隊長(ケネス・トビー)に対しても同等に口を利く男勝りの人物として描かれているため、「硬派な作品」の印象を崩すには至らない。

 舞台もまた先述の二作が「南極基地」を部隊にしているのに対し、軍施設からはかなり離れた北極圏と想定されてはいるけれども、アラスカの科学研究施設である。それから違いばかりを述べることになるが、宇宙生物を乗せた円盤は氷の下から発見されたのではなく、物語が始まった時点の前日に猛烈な速度で落下してきて、その発する熱で氷に埋もれたものである。登場する新聞記者が「遂に空飛ぶ円盤発見か!」と騒いでいるのだが、いわゆる「空飛ぶ円盤(フライング・ソーサー)」という言葉のもとになったケネス・アーノルドによる円盤目撃は1947年であり、1951年制作の本作は実にタイムリーなものを描写していることになる。1938年に、初出誌発表の原作には当然「円盤」は出てこないわけで、このあたりは「新しい」要素を取り入れていたわけであろう。異星からの侵略者が円盤に乗っている、という作品は、まさに51年作品であるハインラインの「人形つかい」であるし、「人形つかい」の描写があの「ロズウェル事件」を思わせるのと同じくらいには、「ロズウェル事件」的な展開であるといえるだろう。

落下物の正体が「ロシアの新型機」ではないか、というようなセリフなどは、いかにもである。

50年代SFには、半島やキューバなど、東西冷戦構造に向かっての危機意識が影を落としている。

ジャック・フィニーの「盗まれた街」を原作とする「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」だって、隣人がいつの間にか違う生き物にすりかわる恐怖を描いて、思想の対立の時代を色濃く意識している。そういうことだ。

原作及びカーペンターリメイクの、それこそ他の生物を模倣する、いつの間にかすりかわる恐怖は不十分だが、植物の進化した吸血異星生物と設定することで、人間を食い物にして無限に繁殖する危険性を示して、よい雰囲気を出している。

モノクロでシンプルな作品ではあるが、見ている間は充分手に汗握る作品である。

やはり名作(マスター・ピース)である。

*そういえば「物体X」を擁護しようという科学者が「彼は異邦に放り込まれた異邦人だということをお忘れなく」とか言っていたが、Starabgers in the strange landといえば、ハインラインの「異星の客」の原題じゃないか!*

けっこうグダグダと語りたい映画があるのだが……。

2007-05-15 | Weblog
意外なものがDVD未発売なんだな。

ドン・コスカレリの「ファンタズム」。

シルバー・スフィア! トールマン! 矮人にされた死者! 不気味な不協和音と地獄のような異世界……。

ストーリーに辻褄なんてものはないのだが、とても魅力的だ。

ついでにその前作というと誤解のある「ボーイズ・ボーイズ」も見たいな。

Youtubeで、字幕なしをこつこつ見ようかな。それとも、また海外盤に手を出すかな~。

こんなことなら、トリプルエクソシストにしとけばよかった……。

2007-05-14 | 映画
Mark of the whip(鞭の傷痕、っていう感じでいいのかな?)

ある夜のこと。田舎道で車が故障してしまったシルビア。やむなく歩き始めた森の道で、気付いたときには、彼女は一群の白痴の農夫に取り囲まれていた。彼女は愚かな農夫たちを強気で蹴散らしたが、その勝利も束の間、戻ってきた農夫たちは彼らの強い味方を伴っていた。丸裸にされ、吊るされ、鞭打たれるシルビア。その柔肌に絡みつく鞭の痛みと耐え難い屈辱は、やがてオーガスムに変わっていく……。

立て続く不可解な性的犯罪の調査を命じられたルーシー・ノヴァク。シルビアの証言から、とある酒場で奇怪なマスクの男《ファントム》との接触に成功する。巧みに取り入り、彼の額に短銃の銃口を押し付けたはずだった。しかし、いつの間にか形成は逆転。ファントム・ウィッパー【亡霊鞭打ち人】の鞭の魅力に取り付かれたルーシーは彼の軍門に下る。

見せしめのように警察署の近くの森に裸でつながれたルーシーは、上司に無能をなじられ、彼からも鞭打たれる。次に目覚めたとき、彼女を心配げに見つめていた女性の名はマリア・マルコフスカといった。暗い愉悦を心に秘めて、自らファントムに近付き、ファントムの虜となった女性であった……。

ファントムの指示に従い、非合法な物品を隠匿するヤクザ者の潜む倉庫を襲撃するルーシーとマリア。しかし、ふたりはわずかな気の緩みを突かれてヤクザ者に捕まってしまう。いましもルーシーがその眼球に煙草の火を押し付けられようとしたとき! 鋭い鞭の一閃が、ヤクザ者どもを薙ぎ倒した! 口を覆ったガムテープを外されたふたりは愛しい主人の名を熱烈に呼ぶ。「ファントーム!」

ファントムの隠れアジト。木馬に屹立するディルド(張り型)を自らの秘肉に埋めたふたりは、ファントムの振るう鞭によって歓びの絶頂に向かうのだった……。


こんなあらすじの「エロチック・ホラー」。いやいや、単なるエロ映画でしたよ。ホラーじゃないよ。ファントムも単なる鞭打ち変態だし。ただね、無修正のエロとしては、中盤意味もなく挿入されているとしかいえない「挿入シーン」があるくらいで、なぜか皆さん剃っていらっしゃる丸見えのあそこというだけで、格別のSM好き、鞭打ちプレイ好きでもない限り、ふーん、そんなものかいという感じで「エロに短しホラーにはもっと短し」といったところである。

出演の皆さんの演技が下手。それ以上に英語も下手。なんだか訛っているんだな。それに変にエフェクトがかかったファントムのセリフはもっと聞き取り辛い。まあ、そんな演技やストーリーなんてどうでもいいんだろうけど。

ファントム、怖くないし。なんか、あの「ファントマ」みたいだし。

ファントマ映画祭2006なんてのがあったのね。知らなかった……。*

わざわざ海外から取り寄せるほどの作品(ポルノとしても、ホラーとしても!)ではない。

こんなことなら「XXXORCIST」にしとけばよかったです。まあ、むかしむかしのエクソシスト・ポルノ・パロディだった「プシートーク」でもよかったわけですが、「トリプルエクソシスト」はかなり新しい作品みたいですから。

あ。品位を考えて、写真は一応自主的に修整しておきました。

都合で途中停止しておりますが、

2007-05-10 | Weblog
本日はクリスチャン・ナイビー監督 ハワード・ホークス製作の「遊星よりの物体X」を鑑賞中。

うー。久しぶりだが、やっぱり、硬派な作品だ。

ジョン・カーペンター監督の「ダーク・スター」のエイリアン騒動、脚本はダン・オバノンだったという、まあ、前にも書いたネタであるが、

オバノンは「エイリアン」の脚本により「物体X」への愛を昇華し、

カーペンターは「遊星からの物体X」をものにしたのだった……。

またまたのりメイクが迫っているともいうが。

うん。

オリジナルは面白いな、と思いつつ、

「エイリアン」はやっぱり「物体X」へのオマージュというよりは、「宇宙船ビーグル号(の冒険)」の「紅い襲撃者」イクストルだな、と思ったぞ。盗難とまでいわれたものだが……。

「宇宙船ビーグル号」(ハヤカワ)または「宇宙船ビーグル号の冒険」(創元)をどこからか引っ張り出して読み返そうかな。

お、「遊星よりの物体X」続き見られるようなので、戻ります!

集中するときにはいっぺんに。

2007-05-09 | Weblog
実は昨日、HongKongからの分のDVDも届いていたのですね。

「エコエコアザラク~Wizard of darkness」「エコエコアザラクⅡ~Birth of the wizard」「エコエコアザラクⅢ~Misa the dark angel」の3枚セット(US盤)と「銀鈴~ジャイアントロボ外伝」の香港盤。

重なるときには重なります。

DISCASからは「シルバー假面3」と「狼少女」が。

近所もレンタル安売りでしたので「アストロ球団」の4巻と5巻。「桜蘭高校ホスト部」8巻。「劇場版 機動戦艦ナデシコ~PRINCE OF DARKNESS」と「劇場版 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」の5枚。(これはナデシコ以外は娘の趣味)

とりあえずテレビ画面には「コナン」が。

最近はコナン劇場版にはまっているらしい。コスしたい、とかほざいている。

やれやれ。