ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

ストイックな男も、静かに静かに燃え上がります。

2006-07-11 | 映画
「マイ・ボディガード」(Man on fire)

トニー・スコット監督。

昨日の「積み重なっていく」作品のひとつだったが、あんまり深く考えずに「レジェンド 光と闇の伝説」と秤に掛けてこっちを見ることに決めたのであるが、

おお。これは勝手にこっちで迷っただけなのに「兄弟対決」だったではないか!

結果、兄貴リドリーを抑え、弟トニーの勝利! だったわけである。

面白かった。もっと甘い話かと思ったが、思った以上にストイックで渋い話だった。

それでもなお、ダコタ・ファニングの魅力が大きい映画であることは間違いがない。

「宇宙戦争」も悪くない。「ハイド・アンド・シーク」もまずまずだった。

しかし、この作品の彼女は可愛らしいな。品のある子どもの可愛らしさ漂っている。後半のハードさも前半の彼女の愛らしさゆえといえるだろう。そういう、作品上の原動力に、間違いなくなっている。

ところで最近は気楽に見ようというときには、吹替えがあればそちらを選ぶが、こおろぎさとみがあてていた……。(文句はないけどね。でも、彼女の名前を見ると、どうも、炎の幼稚園児の妹を思い出していかん……。あ、これは関係ないかな……。

*まあ、炎の幼稚園児ご自身も、「ビッグオー」のR・ドロシーとか、「機動新世紀ガンダムW」のリリーナとか、お嬢さんらしい役もなさっているのだけれどもね。