ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

激走! 爆走! 悪霊列車は異界への扉を開く!

2006-07-09 | 映画
韓国映画でも、「レッド・アイ」なんて、ちょっとそそる作品もあるのだが、憑き物がしたか、とんでもない理由があって停められないのか、「停まらない列車」というモチーフがあるよな。

「ザ・トレイン」

とにかくヒロイン欲しさに悪魔が取り付いた暴走機関車が、乗客や運転手を次々惨殺するだけなのだが、何とはなしにもう一度見たいと思ったのである。

というのは、「デアボリカ」と「ザ・ショック」の英題がそれぞれ“Beyond the door”“ Beyond the door Ⅱ”だとわかったから。

そう、この「ザ・トレイン」。英題が“Beyond the door Ⅲ”なのだ。レンタル落ちのVHSでなんとなく買ったとき、「スリー(Ⅲ)ってなんだ? 前二作なんて知らないぞ」と、随分疑問に思っていたのだが、「デアボリカ」が“DIABOLICA”ではなく“Beyond the door”という英題とわかり、その上Ⅱ扱いなのが「ザ・ショック」だとわかったことで、何とはなしに「ザ・トレイン」が愛しくなったのであった。

エクソシストの二番煎じ、オーメンの二番煎じに比べれば、「ザ・トレイン」の方がオリジナリティあるんじゃないだろうか?

で、DVDはあるのか、と調べたら……「ザ・トレイン」だけ出ていませんよ。

仕方ない。どこに仕舞いこんだかわからない、レンタル落ちVHSを探すとしますか……。

ということで、見つかったら、ひょっとしてきちんとレビューしちゃうかもしれません。

*「カサンドラ・クロス」とか「暴走機関車」とか、まあ、とまらない汽車(中山千夏の歌って、知ってる? 古いなあ……)ネタというのは結構あるね。

*韓国「レッド・アイ」が日本で発売されないのは、ちょうど発売なり公開なりのチャンスの折に、あの列車事故があったからだろうな。

*「レッド・アイ」といえばウェス・クレイブンの同題の航空サスペンスが、「パニック・フライト」という「フライト・プラン」の紛い物みたいな題名でDVDリリースされたのだから……列車事故から1年余が経ち、韓国「レッド・アイ」ももとの題名で堂々と発売できそうな気がするのだが。

*実は「0:34(レイジ サンジュウ ヨンプン)」のリリースの際にも韓国「レッド・アイ」をイメージしたんだよな。(こだわってるなあ、韓国「レッド・アイ」に)