Adversite Weblog
「自画爺~賛」が綴る レコード・CD・SACDの愛聴盤、カーライフの紹介!
 



4月27日(土)の午後、シャワーを浴びてテレビのスイッチをオンにしたら、NHK Eテレで佐村河内 守作曲の「交響曲第1番 HIROSHIMA」が放送されていました。
この交響曲については、昨年の4月に東京で初演されたことや佐村河内氏自身の生い立ちなど、他局の特集で知っていました。
それ以降、メディアで取り上げられることが多くなり興味津々でしたが、CDの購入までは至りませんでした。SACDではなかったからです。いつかはリリースされるでしょうから、それまではお預けです。
ところで、私が特に聴きたいのは「第3楽章(希望)」
この楽章はロマン派後期のブルックナーやマーラーを思わせるで結構好きなんです。
それに対して「第1楽章(運命)」と「第2楽章(絶望)」は現代音楽に近いため、未熟な私には難し過ぎて耳が素直になりません。もともと不協和音が苦手だからです。



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CDラックにペンタトーン(Pentatone)のSACDが増えてきました。
あれも聴きたいこれも聴きたいという思いが募り、今ではBOXを含めて20枚ほどに・・・・・
今回はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と小曲をユリア・フィッシャーで聴いてみました。


Tchaikovsky
Violin Concerto


Russian National Orchestra
Julia FischerViolin


Hybrid SACD, DSD, Import, Multichannel
Pentatone
B000IY06CK


チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35、他
演奏: ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
指揮:
ヤコフ・クライツベルク
オーケストラ: ロシア・ナショナル管弦楽団


  1. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35
  2. 憂うつなセレナード op.26
  1. ワルツ=スケルツォ op.34
  2. なつかしい土地の思い出 op.42

【勝手評】
演奏★★★★
音質★★★★★

今回もペンタトーン(Pentatone)のSACDを取り上げましたが、それは納得の音質だからです。
このチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、若い頃はヘンリック・シェリング、中年になってチョン・キョンファ、それぞれレコードで楽しんでいました。勿論、これらのレコードは現役で今でも鳥肌ものです。そして、老いた今は若いユリア・フィッシャーで楽しんでいます。

このCDの収録曲はお馴染みのものばかりですから、他の演奏者との聴き比べをしてみました。
例えば「憂うつなセレナード」・・・・・私は五嶋みどりの演奏の方が好きです。
フィッシャーの演奏は冒頭の“憂うつな感情”を小さな音で表現しようとする余り、却ってそれが伝わって来ません。
一方、五嶋みどりは音の強さではなくヴァイオリンを絞るように泣かせて表現しているので、“憂うつな気持ち”がより伝わってきて、こちらの方が感動します。
もうひとつは〔なつかしい土地の思い出 第3曲「メロディ」〕です。
こちらも「Midori Encorel」に収録されている五嶋みどりの方が好きですね。だからと言って、ユリア・フィッシャーを全面否定している訳ではありません。ヴァイオリン協奏曲は最高です。
因みに、〔なつかしい土地の思い出〕の“土地”とは、レマン湖畔のクラランス(スイス)と言うところだそうです。この曲はチャイコフスキー唯一のピアノとヴァイオリンのための作品で、第3曲の「メロディ」はコンサートのアンコールでも演奏されます。

ところで、友人によるとユリア・フィッシャーが現在使用しているヴァイオリンは1716年のストラディヴァリだそうで、日本音楽財団より借りているとのこと・・・・・

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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ペンタトーンのロゴマーク(拡大)


アデランスの新ロゴマーク(上)
六角形を反転してみると(下)


アデランスの最近のテレビCMに目が釘付けになりました。
「あれ~このロゴマークどっかで観た
ことがあるな~! そうだペンタトーンのロゴマークだ~!」
一瞬そう思いました。そんな勘違いをさせられたのが、右上の
アデランスの新しいロゴマークです。

でも、良~く見比べると
アデランス:六角形(ヘキサゴン)→4つ配列
ペンタトーン:五角形(ペンタゴン)→5つ配列
グラデーション→色違い
会社名→左置き

ペンタトーンクラシックの「五角形のロゴマーク」を見慣れている一人として、アデランスの新しいロゴマークを見ると、どうしてもペンタトーンを連想してしまうのです。
そこで、試しにアデランスの六角形の部分だけを垂直反転させてから全体を左回転させてみたところ、さらにペンタトーンを連想してしまう結果に・・・・・!
五角形と六角形の違い、配列数の違い、色調の違い、などなどの点で異なっているものの、どうしてもデザインの発想が気になって気になって、このCMを見る度に違和感を覚えるのです。



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J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲をペンタトーン(Pentatone)のSACDで聴いてみました。
コンセルトヘボウ室内管弦楽団は別の曲で聴いたことがあるので、間違いないと信じて購入しました。思った通り大正解でした。

J.S.Bach
Concertos for Violin & Oboe


Concertgebouw Chamber Orchestra
Vesko Eschkenazy: Violin
Alexei Ogrintchouk: Oboe

Hybrid SACD, DSD, Import, Multichannel
Pentatone
B0085BFVT6


J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲集
ヴェスコ・エシュケナージ(ヴァイオリン)
チェールト・トップ(ヴァイオリン:BWV.1043)
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ:BWV.1060a)
コンセルトヘボウ室内管弦楽団

  1. 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
  2. ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
  1. ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
  2. オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1060a
【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」を除く3曲は、ディスクによってはBWVの番号順に収録されているものもあれば、このSACDのように「2つのヴァイオリンのための協奏曲」を頭にもって来るものもあります。このように書くと「順番なんかどうでもいいじゃん!」と言われそうですが、初めて聴いた時の曲順が整理番号順だったので、脳の反応が違うんです。

そうそう、ちょっと大袈裟な言い方になりますが、最近のヴァイオリニストの中には「2つのヴァイオリンのための協奏曲」を新幹線並みのスピードで演奏する方がいます。でも、こうした速い演奏のものにはやっぱり馴染めず、リファレンスにして何度も聴く勇気がでません。
ヴィヴァルディの「四季」などもそうですが、やっぱりオーセンティックな演奏の方が好きですね。落ち着いて聴けますから!

さて、今回も聴きながら記事を書いていますが、中でも気に入ったのは勿論BWV.1041、BWV.1042、BWV.1043です。が、それ以上に気に入ったのはオーボエ美しさが際立っている「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」です。
コンセルトヘボウ室内管弦楽団の技術の高さは言うまでもありませんが、
改めてペンタトーン(PentaTone)高品質な録音技術の素晴らしさに感動しました

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。


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最近、TVCMで良く流れるヴィヴァルディの「四季」・・・・・この曲については昔から頑なに「フェリックス・アーヨ/イ・ムジチ合奏団」のレコードをリファレンスにしてきたので、近頃はちょっと毛色の変わった演奏を聴きたくてネット検索をしてみました。そこで辿り着いたのが、チョン・キョンファのヴァイオリン独奏、指揮によるこのCDです。

VIVALDI
THE FOUR SEASONS


KYUNG WHA CHUNG 
ST.LUKE'S CHAMBER ENSEMBLE


CD
EMI
TOCE-14014


ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集《四季》作品8
演奏: セント・ルークス室内合奏

ヴァイオリン独奏、指揮: チョン・キョン=ファ


1~3 第1番《春》ホ長調 RV.269
4~6 第2番《夏》ト短調 RV.315
7~9 第3番《秋》ヘ長調 RV.293
10~12第4番《冬》ヘ短調 RV.297

チョン・キョン=ファによる解説
14~16 《春》第1~3楽章について
17~19 《夏》第1~3楽章について
20~22 《秋》第1~3楽章について
23~25 《冬》第1~3楽章について
26 終わりに

【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★

この演奏はクラシック音楽に精通した先輩がよく言うところの「オーセンティックな演奏」です。
「フェリックス・アーヨ/イ・ムジチ合奏団」には適わないものの、どっしりと、ゆったりとした演奏は心に響きます。また、このディスクには彼女が《四つの季節
》をどのように解釈して、どう表現しているかをチョン・キョン=ファ自身が細かく解説している語りが収録されているので、それも魅力のひとつになっています。
《春から冬》まで聴き終えると、彼女が語り始めます。
《春》から順番に、各楽章の対訳を追いながら聴いて過ごす時間が結構楽しくて、「購入して良かったな~!」って、つくづく思います。
右は「フェリックス・アーヨ/イ・ムジチ合奏団」による「四季」のレコードです。

話しは変わりますが、
最近、BSで放送されている韓国ドラマを録画して良く観ます。現代ものは今のところ「天空の花園」のみで、メインは朝鮮王朝時代のドラマです。韓国語の響きが生に合っているのか、観ていて飽きません。でも、ひとつだけ要望があって、再放送の「トンイ」や放送終了の「イ・サン」を字幕放送で再々放送して欲しいことです。
吹き替えは魅力に欠けて、本当につまらないんですよ。



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このレコードを初めて知ったのは今から10年ほど前のことです。久し振りに行きつけのオーディオショップへ伺ったところ、店内に美しいメロディーが流れていました。
それが、オッフェンバックの「ジャックリーヌの涙」と「天国の二人の友」だったのです。

HARMONIES DU SOIR
Virtuose Celloromantik



Werner Thomas Celle




Record, Import

ORFEO
S 131 851 A


Harmonies Du Soir 夕べの調和 ヴィルトゥオーゾ・チェロ
演奏:ウェルナー・トーマス=ミフネ(Vc) ミュンヘン室内管弦楽団
指揮:ハンス・シュタットルマイアー


SIDE 1 SIDE 2
  1. Les Larmes Du Jacqueline
    ジャクリーヌの涙 / オッフェンバック
  2. Rondino
    ロンディーノ / フランセ
  3. Serenade
    セレナーデ / フランセ
  4. Harmonies Du Soir
    夕べの調和 / オッフェンバック
  5. Mouvement Perpetuel
    常動曲 / フランセ
  6. Berceuse
    子守歌 / フランセ
  7. Tarantella
    タランテッラ / ポッパー
  1. Die Biene
    蜜蜂 / シューベルト
  2. Apres Un Reve
    夢のあとに / フォーレ
  3. Moses-Fant. Intro Und Variationen Uber 'Dal Tuo Stellato' Aus Rossinis 'Mose'
    ロッシーニのモーゼの主題による幻想曲 / パガニーニ
  4. Lied An Den Abendstern Aus
    'Tannhauser'
    夕星の歌 / ワーグナー
  5. Zapateado
    サパアテアード / サラサーテ
  6. Deux Ames Au Ciel
    天国の二人の友 / オッフェンバック

【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

このレコードのジャケットにDmmのステッカーが貼付されていますが、これはダイレクト・メタル・マスタリング(Direct Metal Mastering)のマークです。
レコード制作の工程では、「ラッカー」と呼ばれる原盤に溝をカッティングして生産用のマスターが作られるのですが、「ラッカー」は耐久性に劣るため一定の品質を確保するのが大変なようです。そこで開発されたのが耐久性に優れたメタル仕様の原盤で、これを使うことにより品質向上=音質向上に寄与すると言われています。
このレコードはそのDmmと
デジタル録音の相乗効果で音が非常にクリアーです。が、本音を言えば「マスターテープがアナログ録音だったら、もっと良かったのに~!」
でも、レコード会社はそうはしなかった。おそらく録音段階でCD制作用マスターとしての考慮もあったのではないか、と思うのです・・・・・

そんな推測はさておき、ここでもう一度「収録曲の中で心に残る曲はな~に?」と聞かれたら、「ジャックリーヌの涙」と「天国の二人の友」を真っ先に上げます。
チェリストでもあったオッフェンバックならではの哀愁漂う名曲です。
他にも「サバアテアード/サラサーテ」や「夢のあとに/フォーレ」など心を打つ曲もありますが、オッフェンバックのこの2曲はメロディーが特に美しいので何度聴いても飽きません。

でも、残念なことにこの2つは表と裏に収録されているので、リピートするのが難儀なのです。
そこで、思い切ってCDを購入することにしました。
レコードがあるのに勿体ないことですが、これが手に入ればリーピート演奏も楽々です。

しかし、
実際のCD探しはそう簡単には運びません。
最初に訪れたネットショップでは曲順が違ったり、他の曲が混ざったりして、レコードと全く同じものは見つかりません。
でも、別のネットショップで見つけることができました。それが余りにも簡単に見つかったので、拍子抜けしてしまいました。
右が今回注文したCDのジャケットですが、レコードに付いているDmmのステッカー以外は、収録曲も曲順もすべて同じです。これが欲しかったんです!



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クラシック音楽を聴くようになってから、この曲のタイトルで困惑したことがあります。
発売元によっては「調和の幻想」と題したり、「調和の霊感」と訳したりして、初めは違う曲だと思っていました。そこんところをクラシック音楽に詳しい先輩に質してみたところ、「大雑把に言うと、どちらの表題であっても間違いではないんだ!」と言うのです。
さらに詳しく聞いてみると、"ARMONICO"=(調和の) "ESTRO"=(幻想ないし霊感)と訳すことができるそうで、"ARMONICO"は「和声の」という意味もあるそうです。
また、「古楽器はオリジナル楽器、もしくはピリオド楽器とも呼び、古楽器とモダン楽器では音質も奏法も違うんだ!」ということまで教えてくれました。

VIVALDI
L'ESTRO ARMONICO OP.3


ACADEMY OF ANCIENT MUSIC
CHRISTOPHER HOGWOOD


CD
L'OISEAU-LYRE
433 565-2


ヴィヴァルディ: 調和の幻想、OP.3より
演奏: エンシェント室内管弦楽団
指揮: クリストファー・ホグウッド

  1. 協奏曲第3番ト長調 RV.310
  2. 協奏曲第6番イ短調 RV.356
  3. 協奏曲第8番イ短調 RV.552
  4. 協奏曲第9番ニ長調 RV.230
  1. 協奏曲第10番ロ短調 RV.580
  2. 協奏曲第11番ニ短調 RV.565
  3. 協奏曲第12番ホ長調 RV.265

【勝手評】
演奏★★★★
音質★★★★

「調和の幻想 OP.3」は全部で12曲ありますが、ここで取り上げたCDには第1・2・4・5・7番の5曲は収録されていません。
同じ奏者の全曲盤(2枚組)は今でも販売されているようですが、当時はオリジナル楽器の演奏を聴きたくて聴きたくて、取り敢えず価格の安い方を購入したのです。
全曲盤の方は、後にイタリア合奏団(モダン楽器)のCDを購入しましたが、因みにこちらは「調和の霊感 OP.3」となっていました。

古楽器によるバロック音楽は、何と言ってもモダン楽器では決して表現できない"艶やかな響き"と"切れのある音"に魅力があります。聴く内に心が穏やかになり、作曲された時代へ誘われた気分になれます。
だからと言って、モダン楽器によるバロック音楽を否定するつもりはありません。
イタリア合奏団もイ・ムジチ合奏団も大好きで、穏やかになることに変わりはありません。
と言うことは、バロック音楽そのものに魅力が潜んでいるんでしょう。

ここで、L'oiseau-Lyre=ルワゾリール・
レーベルについて少し・・・・・
ルワゾリールはイギリスDECCAの傘下で躍進している古楽専門のレーベルで、主にモンテヴェルディやパーセル、A.スカルラッティ、J.S.バッハなどの他、ヘンデルやハイドン、モーツァルトなども手掛けている古楽の名門レーベルです。
オーストラリアの琴鳥(ことどり)をTrade Markにしたところが実にユニークで、ひと目でルワゾリールと分かります。

それはさておき、この「調和の幻想 OP.3」を初めて手にした時は、正直に言ってこれ程すばらしい音質で聴けるとは思ってもみませんでした。
従来型PCM録音の定説にもなってしまった硬質な音の傾向は全く感じられず、倍音の美しさと迫力ある低音域はただものではありません。一度耳にしたら、忘れられない存在になります。

右のCDは、ホグウッド/エンシェント室内管弦楽団による「ヘンデル合奏協奏曲 op.6」(3枚組輸入盤)です。
これも L'oiseau-Lyre レーベルのもので、愛聴盤のひとつになっています。



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何年か前の話しですが、アナログレコードのピチパチノイズが気になって仕方がない時期がありました。特にひどいのが、むかしキングレコードが発売した重量盤アナログシリーズで、選りによって誰もが認めるケルテス/ウィーン・フィルによる『ドヴォルザーク /交響曲第9番「新世界より」』の名演・名録盤が最悪で、どんなにクリーニングしても聴くに耐えない状態になってしまいました。そこで、遅ればせながらエソテリックが発売したSACDを入手することにしたのです。


Anton Dvorak
Symphony No.9 in E minor, Op.95 "From the New World"


Istvan Kertesz
Vienna Philharmonic Orchestra

Hybrid SACD, DSD
ESOTERIC
ESSD-90015


ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」ホ短調 作品95
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:イシュトヴァーン・ケルテス

  1. 第1楽章 Adagio/Allegro Molto 
  2. 第2楽章 Largo
  1. 第3楽章 Scherzo: Molto Vivace
  2. 第4楽章 Allegro Con Fuoco

【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

冒頭で「エソテリックのSACDを入手することにしたのですが・・・・・」と書きましたが、その時点でどこのネットショップも既に《完売》状態でした。
それでも諦めずに検索を続けたところ、やっと見つけることができました。勿論、新品です。
しかも、発売時価格で購入できたのですから、嬉しい限りです。
普通、市場が《完売》状況なのだから、プレミアム価格を付けてもおかしくないのに・・・・・この経営姿勢には感動と感謝でいっぱいです。

ところで、最近オーディオシステムの見直しが終わり、久し振りにこのSACDを聴いてみました。以前はやや硬く聴こえていた弦楽器は、締りの中にも柔らかさを感じ、低音域もさらに増して聴こえます。また、管楽器の鳴き具合や張り具合も新鮮に感じます。
特にケルテス/ウィーン・フィルの聴きどころのひとつでもある、ティンパニーの重厚な響きにはビビリ音も加わって、全体的に締まりのあるダイナミックな演奏であることを感じました。

今思うと、あの時このレコードを落とさなかったら、またピチパチノイズも増えなかったら、エソテリックのSACDに出合うこともなかったかも知れません。
聴けば聴くほどアナログ的な「滑らかさ」や「優しさ」 「深み」が感じられ、非常に満足しています。やはり、SACDの情報量の多さとSACDプレイヤーのチューンナップがもたらした結果ではないかと思っています。

ドヴォルザークの「新世界より」(ケルテス/ウィーン・フィル)のレコードLONDON(右)


補足:
※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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3月に「SACD」に関する記事を投稿しましたが、「ユニークなSACDシングルレイヤーを紹介!」の項で、詳細を省略しました。そこで、今回はそのCDを紹介したいと思います


Mendelssohn
Complete String Symphonies


Amsterdam Sinfonietta
Lev Markiz



SACD SINGLE LAYER STEREO

BIS Sweden
BIS-SACD-1738


メンデルゾーン: 弦楽のための交響曲全集
演奏:アムステルダム・シンフォニエッタ
指揮:レフ・マルキス

  1. 第1番ハ長調
  2. 第2番ニ長調
  3. 第3番ホ短調
  4. 第4番ハ長調
  5. 第5番変ロ長調
  6. 第6番変ホ長調
  7. 第7番ニ短調
  1. 第8番ニ長調
  2. 第9番ハ長調
  3. 第10番ロ短調
  4. 第11番ヘ長調
  5. 第12番ト短調
  6. 第13番ハ短調(交響的楽章)
  7. 第8番ニ長調(フルオケ版)

【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

このCDは、SACDの特徴のひとつである「大容量(約4.7GB)」を巧みに応用しPCM(16-bit)録音のオリジナルマスターテープをDSDフォーマットで高音質変換したものです。
4時間以上を要するこの全集をシングルレイヤー1枚に収録したのですから、ユニークなCDと言えるでしょう!
ただし、キャパの問題でマルチチャンネル層は省かれ、2chステレオサウンドのみになっています。が、こうした発想の転換には敬意を表わさなければ・・・・・

ところで、
BIS曲順不同の従来型PCM CDを既に発売済みです。それなのに敢えてこのSACDの販売に踏み切ったのですから、その心意気に拍手を送りたいですね。
仮に曲順不同のディスクを4枚購入した場合と、このSACDを1枚購入した場合の金額を考えたら、断然こちらの方が得です。
何故なら、BIS曲順不同の1枚と同じ価格設定にしているからです。
ましてや、シングルレイヤーに特化したことで、通常のCDプレーヤーでは再生できないデメリットもあるのに。
この秘策とも言うべき、販売戦略? サービス精神?にも敬意を表わさなければ・・・・・
(右上はメンデルゾーンの「協奏曲全集」 これも既述同様SACD1枚に収めたもの)

さて、勝手評の閉め括りとしてもう少し加えると、
この「弦楽のための交響曲」は、メンデルゾーンが12~14歳にかけて作曲した「
交響曲」の習作で、最後の「第13番(交響的楽章)」は未完成ではないかと考えられています。
その楽譜には「交響曲第1番」というメモ書きが残されていたそうで、もしかするとその段階で「交響曲」作りのヒントが閃いて、途中でやめたのかも知れません?

な~んて妄想しつつ、これを聴きながら記事を書いていますが、ヴァイオリンの透き通るような繊細な響きとコントラバスの重厚な広がりに圧倒されて、惚れぼれしてしまいます。
それもこれも、旧ソ連出身の指揮者マルキスの巨匠らしい爽やかな指揮振りとアムステルダム・シンフォニエッタの演奏がすばらしいからでしょう。
メンデルゾーン好みの者としては、もう何も言うことはありません。

さ~て、全曲を聴き終える前にこの記事を書き終えられるかどうか?
何しろ4時間プレーのCDなので、時には何かをしながら聴かないと・・・・・!

※このSACDはシングルレイヤー盤です。通常のCDプレーヤーでは再生できません。



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