Adversite Weblog
「自画爺~賛」が綴る レコード・CD・SACDの愛聴盤、カーライフの紹介!
 



イタリア合奏団によるヴィヴァルディの「ヴァイオリン協奏曲集作品6」
何故このPCM収録のCDを投稿するかと言いますと、ひとつは演奏の素晴らしさで、もうひとつは音質の良さです。
良く言われる従来型CDにありがちな音の硬質感は微塵もなく、モダン楽器によるバロックのすばらしさを存分に楽しませてくれるからです。


VIVALDI

6 Violin Concerti Op.6


I Solisti Italiani

 


CD DDD
DENON
COCO-73024


ヴィヴァルディ/ヴァイオリン協奏曲集 作品6
演奏:イタリア合奏団

 
  1. 第1番 ト短調 Rv.324
  2. 第2番 変ホ長調 Rv.259
  3. 第3番 ト短調 Rv.318
  1. 第4番 ニ長調 Rv.216
  2. 第5番 ホ短調 Rv.280
  3. 第6番 ニ短調 Rv.239
 

 【勝手評】
演奏★★★★
音質★★★★

バロックの定型
このヴァイオリン協奏曲集作品6はバロック音楽の中のバロックと言われ、ヴィヴァルディ自身が創り上げたバロックの定型に沿った曲と言われています。
しかも、イタリア合奏団の演奏には変なアレンジがなく、それが一層心を穏やかにします。
このCDにはヴィヴァルディならではの美しさがいっぱい詰まっていて、本当にやすらぎを覚える合奏になっています。

音質
SACDほどの細密な音ではありませんが、PCM録音のCD(DDD)の中では群を抜く音質です。勿論ヴァイオリンの倍音もしっかり聴こえます。
また、通奏低音のオルガン(第6番のみチェンバロ)の唸るような低音が響いた時の混濁のない音は明瞭で脳が揺さぶられます。

ところで、既投稿のヴィヴァルディ「調和の幻想 OP.3」(PCM収録)は、オリジナル楽器の演奏によるものですが、この「
ヴァイオリン協奏曲集作品6」と聴き比べてみると、モダン楽器とオリジナル楽器の響きの違いがよ~く判り、オーディオ的観点からも楽しさが倍増します。



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抜群の音質に魅了されて以来、購入枚数が増えたLIVING STEREOのSACD・・・・・
今回はポーランド生まれのルービンシュタインによる演奏で、ショパンの「バラード&スケルツォ」を聴いてみました。


The Chopin Ballades & Scherzos


Arthur Rubinstein, piano



Import
LIVING STEREO
82876-61396-2 RE1


The Chopin Ballades& Scherzos
Arthur Rubinstein, piano


  1. バラード 第1番 ト短調 Op.23
  2. バラード 第2番 ヘ長調 Op.38
  3. バラード 第3番 変イ長調 Op.47
  4. バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
  1. スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20
  2. スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
  3. スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39
  4. スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54

 【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

高音質!
LIVING STEREOのSACDシリーズの中から最初に買ったCDは、実はメンデルゾーンの交響曲第5番「宗教改革」でした。音を出した瞬間 1957 年の録音とは思えないダイナミックで繊細な音質にビックリさせられました。
カップリング曲の交響曲第4番「イタリア」も同様に高音質でした。
それ以来、このシリーズで好きな演奏家と曲を見つけた時は躊躇無く買いました。
この「バラード&スケルツォ」も迷うことなく、数枚の SACD とまとめ買いしたものです。
因みにまとめ買いだったので、1枚 1,628- でした。

演奏は?
ルービンシュタインの演奏は概ね静かで奇を衒った意図的なところは全く見られません。
パフォーマンスで人気を得るようなテクニックは一切しない人でした。
だからこそ、聴く度に引き込まれて行くのでしょう。
「スケルツォ」と「バラード」については長いことアルゲリッチの演奏が大好きで、それは今でも変わりません。しかし、音質の良し悪しでふるいに掛けるとこの SACD には適わないのです。

その音質は?
兎に角、ピアノの存在感と伝わってくる音の迫力は、今まで聴いた他のディスクを大きく引き離しています。それらがPCMデジタル録音であっても、このSACDには及びません。
例えば、低域の太い音にピアノ線のビビリ音が加味された響きや、高域のアタックの伸びとそれに伴うビビリ音が非常にリアルで何とも言えません。
購入直後から、ピアノ・ソロのディファレンスとして最高ランクに位置づけている1枚です。

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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LIVING STEREOの高音質SACD(輸入盤)
以前エントリーしたTACETの「The Tube Only」シリーズとは収録のプロセスがちょっと違って、このSACDはレコードの時代に録音したソースをDSDリマスタリングしたものです。


Mussorgsky
Pictures at an Exhibition

Chicago Symphony Orchestra
Fritz Reiner


SACD, DSD,Hybrid, Import

LIVING STEREO
82376-61394-2 RE1


『展覧会の絵』、『はげ山の一夜』ほか
演奏:シカゴ交響楽団
指揮:フリッツ・ライナー

 

・ムソルグスキー:
 『展覧会の絵』(ラヴェル編)
・チャイコフスキー:
 小行進曲(組曲第1番ニ短調Op.43より)
・ムソルグスキー:
 交響詩『はげ山の一夜』
 (リムスキー=コルサコフ編)

・ボロディン:
 歌劇『イーゴリ公』~ダッタン人の行進
・チャイコフスキー:
 スラヴ行進曲Op.31
・カバレフスキー:
 歌劇『コラ・ブレニョン』序曲
・グリンカ:
 歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲

 【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

オーディオシステムのチェックに:
まず最初に驚いたのは音質でした。1957年の録音とは思えないすばらしい響きを聴かせてくれます。更にびっくりしたのはライナ/シカゴ交響楽団の演奏で、これがまた凄いんです!
金管楽器の伸び、打楽器のアタック音、オケ全体のアンサンブル、これらのすべてにブレがなく、しかも音に厚みがあるので聴いていて飽きません。
オーディオ・システムのチェックにもなり得る鳥肌ものの1枚です。
それはキエフの大門を聴いてみると分かりますが、濁りのない高音域と部屋を揺るがす重低音は圧巻で、聴くものをゾクゾクさせてくれます。

音の違い:
以前エントリーしたTACETの「The Tube Only」シリーズは、現代に於いて出来得る限りの菅球式録音機器を駆使して初めからデジタルで収録していますが、このSACDはアナログ時代に録音したマスターテープを使用しています。よって、音の質が自ずと違います。
どちらも満足度は高くて文句の付けようがありませんが、強いて言えばLIVING STEREOの方が「懐かしい音」「レコード的な音」に聴こえます。

以前はレコードで鑑賞:
この「展覧会の絵
」は昔からアンセル/スイス・ロマンドの演奏をレコードで楽しんでいました。
このディスクも演奏、音質ともにすばらしいので、オーディオのアナログ系システムの音のチェックにデファレンスとして使っていました。

そして今はデジタル系のチェックにこのSACDの「展覧会の絵を使用しています。
この2つのディスクをそれぞれ鳴らし終えると、ホットするんです。
今回も「デジタル系の音、よ~し」「アナログ系の音、よ~し」
ってね・・・・・

ノイズ・リダクションの可否:
LIVING STEREO シリーズの中にはテープヒスを感じるものもありますが、むしろノイズを削除しない方が音そのものが生きてくるので、余程悪い音の場合以外はオリジナルソースをいじってもらいたくないですね。もっとも悪い音の場合はリマスタリングすることはないでしょけど、その点このシリーズは何もいじっていないようで、それがまた音のチェックに良いです。

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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アンネ=ソフィー・ムター/ジェームズ・レヴァイン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による「カルメン・ファンタジー」をSACDとCDで聴き比べてみました。
CD(右)の方は当時の最新録音方式“4D AUDIO RECORDING”による収録で、ダイナミック・レンジが拡く奥行く感も十分感じられ、温度感も雰囲気も抜群です。
が、そのソースをリマスタリングしたSACDはそれをはるかに凌ぐ別格の音質でした。



SACD, Hybrid, Surround
GRAMMOPHON
00289 477 5721


CD [DDD]
GRAMMOPHON
437 544-2


CARMEN-FANTASIE
ANNE-SOPHE MUTTER(Violine)
Wiener Philhamoniker
JAMES LEVINE

カルメン・ファンタジー

 
  1. PABLO DE SARASATE
    Zigeunerweisen
    ツィゴイネルワイゼンop.20
  2. HENRYK WIENIAWSKI
    Legende en
    伝説曲ト短調op.17
  3. GIUSEPPE TARTINI
    Sonate "Devil's Trill"
    ヴァイオリン・ソナタ第4番ト短調「悪魔のトリル」
  4. MAURICE RAVEL
    Tzigane ツィガーヌ
  1. JULES MASSENET
    Meditation
    タイスの瞑想曲

6-10 PABLO DE SARASATE
Fantaisie de Concert sur des motifs de "Carmen"
カルメン幻想曲op.25

  1. GABRIEL FAURE
    Berceuse
    子守歌ニ長調op.16

 【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★(SACD)

ムターの立ち姿が:
PCM CD(右)の「カルメン・ファンタジー」を聴いた時、その音質のすばらしさに驚きましたが、このSACDは更にそれを上回っているのです。
例えば、冒頭のチゴイネルワイゼンでは、鳴り響く前からムターの立ち姿が見えるような、そんな深みのある雰囲気があって、そのあたりが聴いていて堪りません。
そんなこんなで、ムターの華やかで力強い演奏、消え入るようなしなやかな奏でに引き込まれてしまいました。

番外編:
その昔、「チゴイネルワイゼンは前橋汀子の演奏が素晴らしい!」と評判が高かったので、デジタル盤を買い求め何度か聴いた後、収納棚の奥に・・・・・
そこで、今回は仕舞い込んで置いた盤を引っ張り出して、聴き比べの番外編に加えてみることにしました。

が、しかし、彼女の情熱的な演奏には胸を打たれるものの、SACDのムターに比べてヴァイリンの音の繊細さが不足しているのか、まったく感動しないのです。
勿論、演奏テクニックが劣ると言う積もりは毛頭ありません。
言い換えると、ムターの方がと言うよりは、グラモフォンの方が音のきめ細かさが豊富で断然聴きやすいのです。
この話しをオーディオファイルの先輩にしたところ、「SACDと聴き比べられたら太刀打ちできないでしょう! 前橋汀子が可哀想だよ!」と言われてしまいました。
「どんな名演でも音が悪ければ感動を得られないさ!」と言う先輩の言葉・・・・・

と言うことで、今回の聴き比べの順位は当然ながら
1.ムター(SACD)
2.ムター(CD)
致し方ないけれど、断然離れて
3.前橋汀子(CD)
でした。
それにしても、昨今のデジタルの音源・音質の日進月歩に、今更ながらですが驚きです。

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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CDの発表当初は、その利便性、扱い易さ、物珍しさなどもあって絶賛されました。
が・・・・・しかし、暫くして音が硬質であると指摘されはじめ、レコードの音には及ばないと言われることが多くなったのです。
その後、ディスクの素材を変えたり、盤面を金蒸着したり、また、初めからデジタル録音にしたりと、ソフト面での音質改善に様々な技術が投入され今日に至っています。
このCDもご多分に漏れず発売時はデジタルPCM録音でした。その後、SACDが登場して極めて自然な音質を聴かせてくれるまでになったのです。
そこで、
今回はこのアルバムのデジタルPCM録音盤とリマスタリングされたSACDとの音質を聴き比べて、その違いをレビューしたいと思います。
どうでも良いですよ!の話しですが、ジャケットの表のデザインはSACDもCDも全く同です。


Midori Encore!






SACD, DSD, Hybrid
SONY CLASSICAL
SICC 10009

アンコール! ヴァイオリン愛奏曲集
五嶋みどり(ヴァイオリン)
ロバート・マクドナルド(ピアノ)


  1. クライスラー:前奏曲とアレグロ※
  2. サラサー:ハバネラ 作品21-2※
  3. パガニーニ:カンタービレ ニ長調op.17※
  4. キュイ:『万華鏡』~オリエンタルop.50-9※
  5. バツェヴィッチ:オベレック第2番
  6. エルガー:愛の挨拶 作品12※
  7. クライスラー:ウィーン風小行進曲※
  8. ショスタコーヴィチ/ツィガーノフ編:24の前奏曲op.34~前奏曲第10番op.34-10※
  9. ショスタコーヴィチ/ツィガーノフ編:24の前奏曲op.34~前奏曲~第15番op.34-15※
  10. ショスタコーヴィチ/ツィガーノフ編:24の前奏曲op.34~前奏曲第16番op.34-16※
  11. ショスタコーヴィチ/ツィガーノフ編:24の前奏曲op.34~前奏曲第24番op.34-24※
  12. エルガー:朝の歌op.15-2※
  13. サラサーテ:序奏とタランテラop.43※
  14. ドヴォルザーク/クライスラー編:スラヴ舞曲ホ短調op.72-2※
  15. プロコフィエフ/ハイフェッツ編:歌劇『3つのオレンジへの恋』~行進曲

    ※ 好きな曲
  1. チャイコフスキー:『なつかしい土地の想い出』~メロディop.42-3※
  2. シマノフスキ:『神話』~アレトゥーサの泉op.30-1
  3. クライスラー:シンコペーション
  4. グルック/クライスラー編:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』~「精霊の踊り」※
  5. フォーレ:子守歌op.16
  6. スクリャービン/シゲティ編:エチュード変ニ長調op.8-10
  7. バルトーク:ルーマニア民俗舞曲Sz.56 I.棒踊り-アレグロ・モデラート※
  8. バルトーク:ルーマニア民俗舞曲Sz.56 II.腰帯踊り-アレグロ※
  9. バルトーク:ルーマニア民俗舞曲Sz.56 III.足踏み踊り-アンダンテ※
  10. バルトーク:ルーマニア民俗舞曲Sz.56 IV.ホーンパイプ踊り-モルト・モデラート※
  11. バルトーク:ルーマニア民俗舞曲Sz.56 V.ルーマニアのポルカ-アレグロ※
  12. バルトーク:ルーマニア民俗舞曲Sz.56 VI.速い踊り-アレグロ※
  13. イザイ:子供の夢op.14

 【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★(SACD)

五嶋みどり/アンコール!
昔、このデジタルPCM録音のアルバムを初めて聴いた時は、音質の良さに度肝を抜かれました。その後、SACDが発売されたのを知り直ぐに購入。
その頃は、SACDプレーヤーを導入する前でしたが、取り敢えず買って置いて、いつか専用プレーヤーで聴く夢を抱いていたのです。
それまでは、このハイブリッド盤SACDと普通のCDプレーヤーで我慢することにしました。

それから数年後、遂にSACDプレーヤー導入の夢を叶えることができました。更にマスタークロックの手術も終えて、入手して置いたSACDとPCM CDとの音の違いを聴き比べることがきたのです。

さて、肝心の音質の比較ですが、結果はどちらのディスクもきれいに鳴り響いてくれます。
が・・・・・しかし、そこには大きくな違いがあり、SACDの方が雰囲気や空気感、倍音の繊細な響きなどが圧倒的に上回るのです。

ところで、話しは変わりますが、ヴァイオリニストは終始直立不動で演奏することはありませんよね。特に感情を込めて演奏する時には、上半身をくねらしヴァイオリンを思う存分動かします。また、時には立ち位置をずらしたりもします。
そんな時、ヴァイオリンの動きに連動して音も動きを見せますが、SACDの方がその辺りの雰囲気を一層リアルに表現してくれるのです。




SACD Hybrid
Sony Records




CD
Sony Records

五嶋みどり
いつだったか忘れましたが、BS民放で五嶋みどりの近況ドキュメントを放送していました。
それによると、何年か前に鬱病にかかり暫く活動を休止していたそうですが、放送では3.11.震災後の支援コンサートをしたり、子どもたちの為に音楽指導をしたり、少しずつ活動を再開している様子を映し出していました。



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このディスクも、オーディオ・ファイルのために企画されたTACETの「The Tube Only」シリーズのSACDです。既投稿を含めこれで3枚目になりますが、やはり真空管仕様で録音された音質はどれも温かみがあります。


Tube Only Night Music
W. A. Mozart
Serenade.13
Divertimento K.136, 137, 138


Wojciech Rajski
Polish Chamber Philharmonic O

SACD, Hybrid, Multichannel, Import
Tacet Records
TACET 136SAC
D


モーツァルト:
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525
ディヴェルティメント K.136,137,138 

演奏:ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴォイチェフ・ライスキ


1~4
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 K.525
5~7
・ディヴェルティメント K.136

8~10
・ディヴェルティメント K.137
11~13
・ディヴェルティメント K.138


 【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

オールチューブのアナログ録音 エントリー第3弾!
このシリーズの中には、以前エントリーしたシュトゥットガルト室内管弦楽団のバロック管弦楽曲集ヴィヴァルディの「四季」などがあり、いずれもリスナーを魅了してやまない「自然で暖かな」アナログ的要素を持った録音です。
特にがっしりした弦楽器の音像定位は明瞭で、そこには柔らかさと繊細な響きを併せ持っているから本当に聴き応えがあります。

ところが、前回エントリーした第2弾のヴィヴァルディの「四季」は、音質では納得が行くものの演奏が好みではなかっため勝手評の「演奏」は4つにせざるをえませんでした。

ところで、昔から「名演名録」って良く聞きますが、音質も演奏も納得の行く盤ってなかなか無いものです。こうしたパフォーマンスは事前に見極めることが難しく、買って聴いてみないと分からないから本当に辛いものがあります。

可もなく不可もなく!

さて、この「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のパフォーマンスはどうかと言いますと、「ディヴェルティメント」も含め、すべて「可もなく不可もなく」普通の演奏です。
でも、これが却って救いでした。
指揮者が自分自身の力量をアピールしたいがための奇を衒った変な演奏よりは、普通の演奏の方がよっぽどましだからです。

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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すべて真空管仕様の機器で録音されたソースをもとに制作されたSACD。
前回のエントリーは、シュトゥットガルト室内管弦楽団による「バロック管弦楽曲集」でしたが、今回は、ポーランド室内管弦楽団によるヴァルディの「四季」と「ヴァイオリン協奏曲」が収められたSACDを聴いてみました
。ところが・・・・・


TACET's Four Seasons

Antonio Vivaldi
The Four Seasons
Concerto Rv 317
Concerto Rv 257

Polish Chamber P.o
Daniel Gaede,Violin


SACD, Hybrid, Multi, Import
Tacet Records
TACET S
163


ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲ホ長調 OP.8
「四季」 ヴァイオリン協奏曲  ト短調 Rv.317,Rv.257
演奏:ポーランド室内管弦楽団
指揮:ヴォイチェフ・ライスキ


1~12
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 Op.8-1~4「四季」

13~15
ヴァイオリン協奏曲  ト短調 Rv.317

16~18
ヴァイオリン協奏曲 変ホ長調 Rv.257


 【勝手評】
演奏★★★
音質★★★★★

これもオールチューブのアナログ録音 エントリー第2弾!
このディスクもオーディオ・ファイルのために企画されたTACETの「The Tube Only」シリーズの一枚です。すべて真空管仕様の機器で録音されたものなので、音質はやはり “しなやかで、温かみ” を感じます。
以前エントリーした「バロック管弦楽曲集/シュトゥットガルト室内管弦楽団 SACD」(右のジャケット)は、指揮者なしの演奏にトライしたものでしたが、このディスクはヴォイチェフ・ライスキがポーランド室内管弦楽団を指揮しています
因みに、左はモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のジャケットです。

演奏に好き嫌いあり!
ヴィヴァルディの「四季」については、昔からアーヨ/イ・ムジチ合奏団の演奏を最上位のリファレンス(オーセンティックな演奏と勝手に決め付けている)にしているので、このディスクが着荷するまで「心配と不安」が渦巻いていました。が、悪いことにそこんところが的中してしまったんです。

その不満点を上げれば切りがないですが、その中でも特に上げたいのは「冬の最終楽章」の終わり方です。「な~んじゃ~これ~!」「尻切れトンボじゃ~ん!」・・・・・それはそれは自分の好みに合わない残念無念の演奏でした。
しかし、未だにアーヨ/イ・ムジチを超える名演は現れていないのだから仕方がないのかも知れません。よって、この「四季」は全く別物のであることを意識して聴いた方が良さそうです。
これならレオポルド・ストコフスキーの方が楽しめそうですが、それでも最高の音質を提供してくれるのでオーディオ的には大いに楽しめます。
でも、不満はここまでで、ヴァイオリン協奏曲 Rv.317, Rv.257については、奇を衒った演奏ではないので安心して聴けます。

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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6月2日の夜、NHK Eテレで放送されたN響コンサートを久し振りに鑑賞しました。
この日は番組予約をしていた訳ではなく、たまたまザッピングしていたところで目に留まり、そのまま番組終了まで・・・・・ この夜のプログラムの中で最も気に入ったのが、準・メルクル指揮によるサン=サーンスの交響曲第3番“オルガン交響曲”で、2013.2.10にサントリーホールにて収録されたものです。



コンサート会場では、指揮者や演奏者の細やかな表情を具に観る事は難しいですが、TVではそこをズーム・インしてくれるので、楽しみ方も一味違ってきます。
勿論、コンサート・ホールの雰囲気には適いませんが、この夜はそこんところを十分に味わい楽しむことができました。

アンセルメ/スイス・ロマンド
さて、この“オルガン交響曲”については、私は長いこと「アンセルメ/スイス・ロマンド」のレコードをリファレンスにしてきました。
そして、この曲を聴く度にいつも気に掛けているのが第2楽章で、静かなるも荘厳でうねりさえ感じさせる弦の響きが、私好みであるかが勝手評のポイントになっているのです。
が、この夜の準・メルクルの演奏は「アンセルメ/スイス・ロマンド」を彷彿とさせるものを感じて嬉しくなりました。
昨今、へんてこりんな編曲でアピールする指揮者がいる中、準・メルクルの奇を衒わない真っ向勝負の演奏には好感が持てます。ただし、彼が指揮する他の曲は聴いたことがないので、あくまでもこの夜の“オルガン交響曲”だけの感想になりますが、いつかSACDが発売されるでしょうから、その時は購入しようと思っています。

後ろ向きのパイプオルガン奏者
恥ずかしながら最近になって分かったこと・・・・
今まで、指揮者を背にして演奏するパイプオルガン奏者は、指揮棒を見ることができる他の奏者より大変だろうなぁ~と思っていました。
が、この夜の放送で、液晶モニターに映る指揮者を見ながら演奏していることを知り、今更ながらビックリした次第です。
右の写真でも分かるように、譜面の中央に設置されているのがそのモニターです。
このモニターは、パイプオルガン奏者だけの専用カメラが撮っているんでしょうかね~?



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ボッケリーニ、サンマルティーニ、エーヴィソン、ヘンデル、ヴィヴァルディ、ビーバー、コレッリ等による作品が盛り沢山詰まったディスクです
それも管球式録音機器で収録した音源をもとに制作されたSACDで、その音質には温かみがあります。特に弦楽器はがっしりした音像を表現しつつ、その奏では柔らかで繊細な響きを持っています。


Die Rohre - The Tube
Sammartini, Scarlatti,
Handel, Vivaldi, Biber
and Corelli 

Stuttgarter
Kammerorchester

SACD, Hybrid, Import
Tacet Records
TACET
74SACD

Die Rohre - The Tube
ボッケリーニ、サンマルティーニ、エーヴィソン、ヘンデル、ヴィヴァルディ、コレッリなどの作曲家による作品集
演奏:シュトゥットガルト室内管弦楽団
リーダー:ベンジャミン・ハドソン


1 Boccherini
ルイジ・ボッケリーニ
La Musica Notturma delle
strade di Madrid

ラ·ムジカ・ノットゥルノ

2
-4 Sammartini
ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ
Sinfonia F-Dur JC35
シンフォニア 第4番 ヘ長調

5-8 Avison
チャールズ・エーヴィソン
Concerto Xll composed by Sig.Domenico Scarlatti
ドメニコ・スカルラッティ 協奏曲第12番から

9-12 Handel
ジョージ・フレデリック・ヘンデル
Concerto grosso op.6 Nr.2F-Dur
合奏協奏曲Op.6 第2番 ヘ長調

13-15 Vivaldi
アントニオ・ヴィヴァルディ
Concerto alla Rustica G-Dur
協奏曲ア・ラ・ルスティカ ト長調 RV151

16 Biber
ハインリッヒ・イグナーツ・ビーバー
Battalia à10
バッターリア

17-21 Corelli
アルカンジェロ・コレッリ
Concerto grosso op.6 Nr.7
合奏協奏曲Op.6 第7番 ニ長調

 【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

オールチューブのアナログ録音 エントリー第1弾!
このディスクは、オーディオ・ファイルのために企画されたTACETの「The Tube Only」シリーズの一枚で、マイク(ノイマンM49)、テープレコーダー(テレフンケンM5)は勿論のこと、ミキサー(V72)やアンプに至るまで、すべて真空管仕様の録音機器を使って収録しています。
その時に使用されたヴィンテージ録音機器の写真が掲載されているブックレットに目を落としながら聴いていると、音楽の楽しさもさることながらオーディオ的興味も一気に倍増します。

このシリーズには、ヴィヴァルディの「四季」やモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などの有名どころも揃っていて、いずれも聴く者を惹きつける鮮やかさを持った驚きの音質を届けてくれます。

指揮者なしの演奏:
このディスクは、既述した「オールチューブ=トランジスターなし」の録音方法が謳い文句になっていますが、もうひとつ「指揮者なしの演奏」と言うワードがあります。
でも、「指揮者なしの演奏」は他にいくらでもある訳で、敢えてここを強調するのは何~故?
それは聴いてみて分かりました。
カール·ミュンヒンガーによって設立された歴史あるシュトゥットガルト室内管弦楽団の一糸乱れぬアンサンブルは本当にすばらしいもので、数多ある「指揮者なし」のそれらを寄せ付けない鳥肌ものの演奏だったのです

余談:

TACET(タチェット)
ドイツのシュトゥットガルトに創設された室内楽専門のレーベルで、独自の革新的技術を駆使して、より高音質な音源を目指すオリジナルレーベルです。
二人の日本人演奏家
録音時、楽団員の中に田中みどり氏(第1ヴァイオリン)、林哲也氏(ヴィオラ)がメンバーになっていることを知り、本当に嬉しく思いました。


※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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オーディオファイルをターゲットに企画されたオムニバス形式のサンプラーSACDです。
パイプオルガンの重厚な演奏から始まり、室内楽、交響曲、さらにキャロルやギターの演奏まで収録された、オーディオチェックにはもってこいのディスクです


The Best Of...
Audiophile Classics



Omnibus


SACD, Hybrid, Import, Multichannel
Opus 3
CD 22080


Omnibus
Organ: Mattias, Stockholm Arts Trio, Stockholm Guitar Quartet ・・・etc


  1. J.S. Bach
    Toccata & Fugue in D minor
  2. Johannes Brahms
    Allegro fromTrio in A minor op.114 
  3. Franz Schubert
    From Trio in B Flat Major,op.99
  4. Frederic Chopin
    Largo, from Sonata in B-minor, op.58
  5. Maurice Ravel
    Pavanne Our Un Ingfant Defunte
  1. Lars-Erik Larsson
    Ballad: Moderato
  2. Frank Zappa
    Inca Roads

 Ludwig Van Beethoven

  1. Larghetto,form Symphony No.2
  2. Candlelight Carol
  3. Rauk-Part 1

 【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

サンプラー:
「演奏、音質に納得がいったら購入して下さい!」という形態のサンプラーです。ブックレットに詳細が掲載されているので、早速検索してみたところ下の5つのCDがみつかりました。

3. Piano Trio.1, Sonata Movement: The Stockholm Arts Trio

4. Piano Sonata.3, Etc: Lindgren
7. Music For Winds: Omnubus Wind Ensemble

8. Christmas Choral Works: The Erik Westberg Vocal Ensemble
10.Works For Percussion: Global Percussion Network

収録曲で気に入ったのは、
1.バッハ「トッカータとフーガ」
5.ラベル「パバーヌ」
6.ラーソン「バラード」
7.ザッパ「インカ・ロード」
9.ベートーヴェン「キャンドルライト キャロル」

音質は確かに素晴らしいです!
「トッカータとフーガ」はオルガンの煌びやかな高音域と重厚な低音域の響きが堪らない。
また、「インカ・ロード」は歯切れが良く、「パバーヌ」はアコースティックギターの繊細な音色が何とも言えない美しさです。



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4月12日に、オッフェンバックの美しいメロディー「ジャックリーヌの涙」と「天国の二人の友」が収録されているレコードの記事を投稿しましたが、そのレコードと全く同じCDが届きました。


HARMONIES DU SOIR
Virtuose Celloromantik



Werner Thomas : Celle



CD, Import

ORFEO
S 131 851 A


Harmonies Du Soir 夕べの調和 ヴィルトゥオーゾ・チェロ
演奏:ウェルナー・トーマス=ミフネ(Vc) ミュンヘン室内管弦楽団
指揮:ハンス・シュタットルマイアー


  1. Les Larmes Du Jacqueline
    ジャクリーヌの涙 / オッフェンバック
  2. Rondino
    ロンディーノ / フランセ
  3. Serenade
    セレナード / フランセ
  4. Harmonies Du Soir
    夕べの調和 / オッフェンバック
  5. Mouvement Perpetuel
    常動曲 / フランセ
  6. Berceuse
    子守歌 / フランセ
  7. Tarantella
    タランテッラ / ポッパー
  1. Die Biene
    蜂 / シューベルト
  2. Apres Un Reve
    夢のあとに / フォーレ
  3. Moses-Fant. Intro Und Variationen Uber 'Dal Tuo Stellato' Aus Rossinis 'Mose'
    ロッシーニのモーゼの主題による変奏曲/ パガニーニ
  4. Lied An Den Abendstern Aus
    'Tannhauser'
    夕星の歌 / ワーグナー
  5. Zapateado
    サパアテアード / サラサーテ
  6. Deux Ames Au Ciel
    天なる二つの魂 / オッフェンバック

 【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

プログラム演奏で聴く:
このCDの収録曲と曲順は、4月12日に紹介したレコードと全く同じです。
これで、レコードでは面倒だったリーピート演奏やプログラム演奏ができるようになり、音楽をより楽しめるようになりました。
実際にプログラム演奏ではトラックNo.1.4.7.8.9.10.12.13.を、リピート演奏ではNo.1.「ジャックリーヌの涙」とNo.13.「天国の二人の友」の2曲を設定する事が多くなりました。

敢えて輸入盤を選択:
このCDは国内盤も販売されています。が、今回も敢えて輸入盤を購入しました。
以前から度々、国内盤と輸入盤に拘わる話しをしていますが、これについてはレコードの時代にまで遡って話さなければりません。
当時、日本のレコード会社に勤めていた知り合いから聞いた内輪話しなんですが、海外から送られてくるオリジナルソースの中には、時にカセットテープだったりすることもあったそうで、どうやらオリジナルソースと言ってもピン・キリが存在しているようです。
この話しを聞いて、「カセットテープで本当に良い音がしたのだろうか?」って、ちょっと疑問に思ったものです。
今はそんなことはないでしょうけど、この話しが頭の隅に残っているため、収録曲が同じならば輸入盤の方を注文してしまうのです。実際、音質に外れはないし満足至極ですから
更にこんな話しもあります。
日本のある会社が、海外のレコード会社を買収した途端に高音質になった!
紛れもなく本物のオリジナルソースが手に入る訳ですから、当然のことです・・・・・

余談:

曲の邦名が、一部レコードの表示と異なっているところがあります。
例を上げると、CDのトラックNo.13.の「天なる二つの魂」は、レコードの方では「天国の二人の友」になっています。
どちらが正統か? 何てことはこの際どうでも良いことですが、個人的には「天国の二人の友」の方がスッキリしていて好きです。
「・・・・・魂」の方は余りにも曲想に嵌り過ぎていて、受け入れ難いところがあります。だから何とな~く好きになれません。



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「ドヴォルザーク&チャイコフスキーのセレナード集」をSACDで聴いてみました。

Dvorak
Tchaikovsky
Slavonic Serenades


Prague Piano Duo


Hybrid SACD, DSD, Import, Multi-ch
Praga
PRD/DSD 250 217


ドヴォルザーク&チャイコフスキー/セレナード集作曲者自身の編曲によるピアノ・デュオ
演奏: プラハ・ピアノ・デュオ


  1. ドヴォルザーク(作曲者編曲):
    弦楽セレナード Op.22
  2. ドヴォルザーク(作曲者編曲):
    管楽セレナード Op.44
  1. チャイコフスキー(作曲者編曲):
    弦楽セレナード Op.48

【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

ユニークな曲:

収録曲は誰でも一度は聴いたことのある「ドヴォルザーク」と「チャイコフスキー」の美しいセレナードです。が・・・・・弦楽や管弦楽の演奏ではありません。
3曲とも作曲者自身がピアノ・デュオ用に編曲したものです。それ故か、曲の流れは自然体で魅力いっぱいのピアノ曲になっています。また、プラハ・ピアノ・デュオの4手もよどみがなく、
一糸乱れぬアンサンブルを聴かせてくれます。

音質にびっくり:
演奏だけではありません。音がもの凄く良んです。
音像は明瞭で一音一音の混濁がありません。さらに演奏者の距離間が伝わってくるし、空気感も漂ってきます。しかも、量感があって繊細な音まで聴き取れるダイナミックレンジの広い録音です。ですから聴いていて疲れません。

敢えて輸入盤を選択:
このCDは国内盤も販売されていますが、今回も敢えて輸入盤(Praga)を購入しました。
何故なら、輸入盤の方が価格が安いし音質の面でも外れがないからです。
今でもリファレンスにしているショパンの「バラード&スケルツォ」(ルービンシュタイン)も輸入盤で、このプラハ・ピアノ・デュオのピアノの響きはこれに匹敵する感があります。
ソースはルービンシュタインの方がアナログ録音で、プラハ・ピアノ・デュオの方はデジタル録音ですが、それぞれ優れたところが耳に伝わってきます。
という訳で、このSACDもピアノ曲のリファレンスの1枚に加えることにしました。

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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4月27日(土)の午後、シャワーを浴びてテレビのスイッチをオンにしたら、NHK Eテレで佐村河内 守作曲の「交響曲第1番 HIROSHIMA」が放送されていました。
この交響曲については、昨年の4月に東京で初演されたことや佐村河内氏自身の生い立ちなど、他局の特集で知っていました。
それ以降、メディアで取り上げられることが多くなり興味津々でしたが、CDの購入までは至りませんでした。SACDではなかったからです。いつかはリリースされるでしょうから、それまではお預けです。
ところで、私が特に聴きたいのは「第3楽章(希望)」
この楽章はロマン派後期のブルックナーやマーラーを思わせるで結構好きなんです。
それに対して「第1楽章(運命)」と「第2楽章(絶望)」は現代音楽に近いため、未熟な私には難し過ぎて耳が素直になりません。もともと不協和音が苦手だからです。



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CDラックにペンタトーン(Pentatone)のSACDが増えてきました。
あれも聴きたいこれも聴きたいという思いが募り、今ではBOXを含めて20枚ほどに・・・・・
今回はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と小曲をユリア・フィッシャーで聴いてみました。


Tchaikovsky
Violin Concerto


Russian National Orchestra
Julia FischerViolin


Hybrid SACD, DSD, Import, Multichannel
Pentatone
B000IY06CK


チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35、他
演奏: ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
指揮:
ヤコフ・クライツベルク
オーケストラ: ロシア・ナショナル管弦楽団


  1. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35
  2. 憂うつなセレナード op.26
  1. ワルツ=スケルツォ op.34
  2. なつかしい土地の思い出 op.42

【勝手評】
演奏★★★★
音質★★★★★

今回もペンタトーン(Pentatone)のSACDを取り上げましたが、それは納得の音質だからです。
このチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、若い頃はヘンリック・シェリング、中年になってチョン・キョンファ、それぞれレコードで楽しんでいました。勿論、これらのレコードは現役で今でも鳥肌ものです。そして、老いた今は若いユリア・フィッシャーで楽しんでいます。

このCDの収録曲はお馴染みのものばかりですから、他の演奏者との聴き比べをしてみました。
例えば「憂うつなセレナード」・・・・・私は五嶋みどりの演奏の方が好きです。
フィッシャーの演奏は冒頭の“憂うつな感情”を小さな音で表現しようとする余り、却ってそれが伝わって来ません。
一方、五嶋みどりは音の強さではなくヴァイオリンを絞るように泣かせて表現しているので、“憂うつな気持ち”がより伝わってきて、こちらの方が感動します。
もうひとつは〔なつかしい土地の思い出 第3曲「メロディ」〕です。
こちらも「Midori Encorel」に収録されている五嶋みどりの方が好きですね。だからと言って、ユリア・フィッシャーを全面否定している訳ではありません。ヴァイオリン協奏曲は最高です。
因みに、〔なつかしい土地の思い出〕の“土地”とは、レマン湖畔のクラランス(スイス)と言うところだそうです。この曲はチャイコフスキー唯一のピアノとヴァイオリンのための作品で、第3曲の「メロディ」はコンサートのアンコールでも演奏されます。

ところで、友人によるとユリア・フィッシャーが現在使用しているヴァイオリンは1716年のストラディヴァリだそうで、日本音楽財団より借りているとのこと・・・・・

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。



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J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲をペンタトーン(Pentatone)のSACDで聴いてみました。
コンセルトヘボウ室内管弦楽団は別の曲で聴いたことがあるので、間違いないと信じて購入しました。思った通り大正解でした。

J.S.Bach
Concertos for Violin & Oboe


Concertgebouw Chamber Orchestra
Vesko Eschkenazy: Violin
Alexei Ogrintchouk: Oboe

Hybrid SACD, DSD, Import, Multichannel
Pentatone
B0085BFVT6


J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲集
ヴェスコ・エシュケナージ(ヴァイオリン)
チェールト・トップ(ヴァイオリン:BWV.1043)
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ:BWV.1060a)
コンセルトヘボウ室内管弦楽団

  1. 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
  2. ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
  1. ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
  2. オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1060a
【勝手評】
演奏★★★★★
音質★★★★★

オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」を除く3曲は、ディスクによってはBWVの番号順に収録されているものもあれば、このSACDのように「2つのヴァイオリンのための協奏曲」を頭にもって来るものもあります。このように書くと「順番なんかどうでもいいじゃん!」と言われそうですが、初めて聴いた時の曲順が整理番号順だったので、脳の反応が違うんです。

そうそう、ちょっと大袈裟な言い方になりますが、最近のヴァイオリニストの中には「2つのヴァイオリンのための協奏曲」を新幹線並みのスピードで演奏する方がいます。でも、こうした速い演奏のものにはやっぱり馴染めず、リファレンスにして何度も聴く勇気がでません。
ヴィヴァルディの「四季」などもそうですが、やっぱりオーセンティックな演奏の方が好きですね。落ち着いて聴けますから!

さて、今回も聴きながら記事を書いていますが、中でも気に入ったのは勿論BWV.1041、BWV.1042、BWV.1043です。が、それ以上に気に入ったのはオーボエ美しさが際立っている「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」です。
コンセルトヘボウ室内管弦楽団の技術の高さは言うまでもありませんが、
改めてペンタトーン(PentaTone)高品質な録音技術の素晴らしさに感動しました

※このSACDはハイブリッド盤です。通常のCDプレーヤーで聴くことができます。


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