よしみの北秋田市議会だより

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米内沢病院職員「分限免職処分差し止め請求事件」裁判結審

2011年02月15日 | 公立米内沢病院問題
 TPP問題は次回にします。

 昨日は、上記公判が秋田地裁で行われ証人尋問がなされました。

 原告団側からは、3人が証人に立ちましたが、

 被告北秋田市上小阿仁村管理者側からは一人も立ちませんでした。

 管理者が、これまでの対応が間違っていないと確信しているならば

 証人が出るものと思っていたのですが1人も出廷しませんでした。

 3人の証人により、管理者の職員への分限免職(整理解雇)が、

 いかに不当であるか明らかになりました。

 ①まず、当初の計画では、北秋田市民病院が開院の際には「派遣」制度で市民病院でも勤務できる。

 これは、議会における市長答弁でも明言している。

 ②一部事務組合だから分限免職としているが、

 合川高校などのように、他にも一部事務組合の解散があるにもかかわらず、

 米内沢病院以外は分限免職処分はなく、勤務場所を異動して公務員として残る

 ③管理者は、突然の一方的な分限免職の方針提示をし、その後も職員へは説明なし。

 等が明らかになりました。

 この公判は昨日の証人尋問で結審して最終弁論を省略して、

 3月11日(金)午後3時に判決と決定しました。

 解雇を避ける努力をほとんど行わない管理者、

 貴重な人材を簡単にクビにすることは管理職としていかがなものでしょうか。



写真は、公判後の報告集会で話す山内弁護士

 

 

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