出会い系依存メンヘラ理系女子の自伝的日記。

双極性障害2型を患った筆者(26歳独身無職・リケジョ)の半生と日常を徒然と語るブログ。

安定。

2016-09-30 16:16:56 | 日記
 前回の記事から2週間近くが経ってしまったが、ここ最近は比較的安定している。初バイトは緊張したが、接客は慣れていることもあって6時間半の労働にも耐えることが出来た。まだ週一回の勤務を2週続けただけだが、体にリズムもできたのか朝が起きやすいし夜も比較的眠れる。フランスの彼を訪ねることを目標にして、貯金をしていきたいと考えている。2月か3月ごろになってしまいそうだが、、今は土日勤務のみなので、体力的にはもうちょっと勤務日数を増やしたい。
 先日の受診では、血液検査を行った。結果は次回だが、自立支援制度のための診断書もお願いできた。就職については最初から障碍者枠ではなく、まずは普通に就活してみていいとのこと。このまま安定してくれれば来春から就活ができそうだ。
 肝心の就活だが、まだ獣医師免許を取るためにまた来年も勉強するか、今は保留して獣医師以外で正社員を目指して就活するか、迷っている。彼氏との将来も関わってくるので話し合いをしたいのだが、会って話せないのがどうにももどかしい。とりあえず今は体調の安定を図ることを第一優先に、色々な可能性を探りながら、来年3月までに結論を出したいと考えている。
 就活というのはどうにもむずかしい。今まで獣医の道した考えてこなかったのもあると思う。自分の強みとしては、やはり理系であること、語学力があること(英語)以外にあまり思いつかないが、自分が何をしたいかという肝心の志望動機がないのが困る。自分は特に趣味もない、好きなこともない、つまらない人間のような気がしてきてしまう。しかし、この機会は自分の人生を見つめ直す期間として与えられたもののような気がする。一度立ち止まって、生と死について考えて、家族の大切さを知って、愛とは何かを考えて、プライドや名誉欲、エゴや見栄を捨て去って、素の自分に戻るための時間なんだと思う。このようなモラトリアム感満載の時間を与えてくれた神様に感謝して、良い本を読んで映画を見て、芸術に触れて、新しい人と出逢って、3月までの数か月間を自分自身を豊かにするために有効に使いたいと思う。

自分を受け入れること。

2016-09-16 20:51:58 | 日記
 再発した出会い系依存もひとまず落ち着き、昨日は一転して鬱気味だったものの、今日は比較的平穏に過ごせた。今日みたいな日が続いたら寛解といえるのだろうか。先日の診察では、国試を一旦見送って体調を整えることに専念しますと言ったら、先生に「君の場合はまだまだ気分の波が安定しないから、それでいいと思うよ」と言われた。やはり、まだまだなのか、、
 自分の内面としては、去年から比べると驚くほど成長したと思う。まず、逃げなくなったこと。逃げてしまっても、また元の道に自力で戻ってこれるようになったこと。自分の病気から、運命から、人生から目を逸らすことをやめて、受け入れて、苦しくても諦めずに乗り越え続けようという覚悟ができていること。(それでもしょっちゅうめげそうになるが。)このブログを始めてから、過去の整理が自分の中でより加速した気もする。自分の過去を受け入れて、自分の病気も自分の弱さもひっくるめて受け入れること。誰かのためではなく、自分のために生きること。(それが同時に大切な人のためになればベスト。)
 父親に言われて気づいたこと。「そばでサポートしたり助けたりすることはできるけど、身代わりになることはできない。だから自分の身に起こっていることをしっかり自分のものとして受け入れていかないと。」うまく言えないが、人と比べたり、理想の人生と比べたり、こうなるはずじゃなかったとか、ああだったらいいのにとかと理想ばかりかたるのではなく、自分の人生こうなんだと受け入れる覚悟ができてきた。正直、26歳でこの領域に達したら、70歳くらいには仏のようになっているのではないかと思う。(冗談です。)

 自立支援手続のこと、障碍者手帳のこと、障碍者枠での就活のこと、今度先生に聞いてみよう。

出会い系依存、再発。

2016-09-14 22:29:01 | 日記
 ここ3.4日、ブログを書いていない間躁気味だった。バイトは今週末に始める予定だが、基本的に今は自宅療養中なのでお金もないし暇なこともあり、寂しくてまた出会い系のアプリをダウンロードしてしまった。だめだだめだと思っても、昼過ぎにダウンロードして夜に消しての繰り返し。それを続けて今日で3日目。さっき消したけど、また明日再開してしまいそうで怖い。
 彼が帰国してしまったので、寂しい。次いつ会えるか分からない。インターンで日本に戻ってくるかもとは言っているが、正直不確定。生理前なのもあるのか、不安定である。
 私たちはLINEの他に、手紙というツールを通じて深いコミュニケーションをとることに決めたのだが、国際恋愛って結構難しいのかもしれない。正直私はSkypeしたい…
 ただの愚痴になってしまったが、自分への戒めの意味も込めてブログに記録することにした。今日はよく寝れるといいな。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへにほんブログ村にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 躁うつ病(双極性障害)へにほんブログ村にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 双極2型・気分循環性・特定不能へにほんブログ村

将来について。

2016-09-10 12:20:47 | 日記
 発症から現在にいたるまでのエピソードを一通り書き終えたので、今日は現在について書きたいと思う。
 
 簡単にいうと現在も自宅療養中である。今年も国家試験を受けようと7月から一か月ほど勉強していたのだが、鬱状態が続き断念してしまった。それによってデパケンを8月末から処方された。実は、国家試験を受けること以前に、獣医師になることについても疑問を抱き始めている。この疑問は大学4回生ごろからずっと持っていたものだったが、病気に罹り考える時間が増えたことで、改めて自分の将来について考える時間も増えた。私が獣医師を志し始めたのは本当に物心がつくかつかないかの頃からで、保育園の卒園式では既に「しょうらいのゆめは、じゅういさんです」と言っていた。きっかけは「動物が好き」ということを母に伝えたところ、「じゃあ獣医さんになったら?」と言われたからであった。それ以来、一ミリの疑いも中私は獣医師になることだけを考えて歩んできた。それが今になって、揺らぎ始めている。
 普通の人なら、このような人生や将来に対する葛藤を大学受験時や就活時に経験するのだろうが、私の場合それがなかった。獣医になることだけが唯一の道であり、正義だった。自分の他の可能性や、他に何かしたいことはないか等と考えることすらなかったのである。

 今、この機会に一度時間を取り、自分の人生や将来の夢について再検討する時間を取ろうと思っている。つまりは、今回の国家試験は見送り、来年3月まで体調の安定を図ると共に、自分を見つめ直す時間を取ることと決めた。その第一弾として、過去を整理し、現在を見つめるために、このブログを始めた次第である。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへにほんブログ村にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 躁うつ病(双極性障害)へにほんブログ村にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 双極2型・気分循環性・特定不能へにほんブログ村

注意:惚気です。

2016-09-09 21:05:45 | 発症から現在にいたる...
 お付き合いを初めてまだほんの数か月なので、付き合いたてのただの惚気といえばそうなのかもしれないが、今日は今お付き合いしている彼について書きたいと思う。
 
 結局2月にあった試験を受けることもできず、私はまた出会い系に勤しんでいた。しかしラミクタールによってなんとか冷静さを取り戻し始めていた私は、どうにか出会い系依存から抜け出そうと決心した。出会い系アプリを削除し、出会い系で知り合ったすべての人の連絡先も消去した。この時、実は今付き合っている彼の連絡先も削除していた。

 私がメインで使っていたのはTinderというアプリで、欧米では結構メジャーでセレブなども使っているものであった。そのアプリは、一定距離以内(距離は自分で設定が出来る)にいる人の写真やプロフィールをチェックでき、お互い気に入ればメッセージ交換が出来るというものであり、彼ともそこでマッチしWhat's appという別のアプリでやり取りしていた。他の人とはだいたい簡単な会話をする程度だったのだが、彼とは人生に対する考え方、将来の夢、自分の過去や未来についてなど、なかなか深い話をすることが多かった。距離が離れていたため(新幹線で2時間かかる距離である。彼と私がマッチしたのは、彼が2月にたまたま私が住む地域に旅行に来ていたため。)、会うことを前提としていなかったことと、お互いを実際に知らなかったことが、逆に幸いしたようであった。しかし、出会い系断ちをして自分を変えたかった私は、2か月近く毎日のように色々な話をしてきた彼の連絡先も消してしまったのである。

 連絡先を消した翌朝、SMSに彼からメールが入っていた。「君のメッセージは受け取ったよ。どうか、君が素敵な人生を送れますように。」(ちなみに、実際に相手はフランス人ですが英語です)
 気づくと私はまた、彼と連絡を取るようになっていた。そして思いもしなかったことだが、彼がついに私に会いに来ると言い出したのである。(ちなみに方法はヒッチハイキングでした。笑)

 出会い系というと怖いイメージがあるかもしれないが、本当に使い方次第である。はっきり言って、おすすめしない。しかも私の経験上、何かしら心に傷を抱えている人、こころの病気の人の割合は通常より高いと思う。ヤリモクの人ももちろん多い。闇が深い世界である。実際彼とも、「出会った方法がTinderなのは、あんまりクールじゃないよね汗」と言っていたが、今は「でももう使う必要がなくなったね」と話している。

 早期に双極性障害と診断してもらったことに加え、たとえ出会い系というあまりお勧めできないツールを通じてであっても彼と出逢えたことは、本当に幸運だったとしか言いようがない。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへにほんブログ村にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 躁うつ病(双極性障害)へにほんブログ村にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 双極2型・気分循環性・特定不能へにほんブログ村