還暦を過ぎると体力の衰えをひしひしと感じ、気力で補おうとしたもののどうにもならないことにが愕然とする。
↑スカイツリーの広場でみつけたなんだかわからないけど、たぶんポストと思われるもの?
どーも君
白菜の形の椅子
ぢゅのさんの本
京都水族館のウーパールーパーではなく、オオサンショウウオ
これは有名。銀閣寺の庭園にある…。
銀閣寺の参道でみつけたおにぎりやさんの看板
知る人ぞ知る…。
大洗水族館の駐車場でみつけた看板
もとネタはお話に出てきます。
息子のお土産のバリィさん。
50歳を過ぎた頃あたりから次々と老化現象に襲われ、病院に駆け込むが、「年齢的なものですね。」はまだいいほうで、「老化現象だから仕方ないですよ。」と言われてムカついたり。
自分でも老化現象だわー、と思っているんだけど、他の人から言われるとなぜにこんなにムカつくのだろうか?
そういえば以前父が「孫からおじいちゃんと呼ばれるのは嬉しいが、他人からおじいちゃんと呼ばれるのは腹立たしい。」と言っていた。
身体は年月の経過に勝てず傷んでゆくけれど、心はある年齢を境にそれ以上年を取らない。その年齢には個人差があって、お子ちゃまねえと思われてる人は童心を忘れない自由な感性と創造力の持ち主で、時として偉大なる芸術作品を生んだりする。
還暦を過ぎると銀行等のATMでいちいち「オレオレ詐欺や振り込め詐欺ではないですか?」と何度も聞かれる。
じゃあゆうこはシルバー割引の対象なのか、とやけくそ気味に調べてみるが、どうでもいいものはシルバー割引で肝心なものは65歳から。
まあ、ゆうこ的にはいつものスーパーとドラッグストアが割引対象ならそれでいいんだけど。
が、しかし、安いのがウリのスーパーでは「寿マーク」がつくのは65歳から。あら、残念。
イオンのクレジットカードにはG
Gマークがついている。
「これなんだと思う?」と息子に聞いてみた。
「じいじいカード、シルバー専用って事じゃね?」と息子。
ググってみた。
「グランド…」あれ?なんだっけ?
グランパ、グランマ(おじいちゃん、おばあちゃん)かと思ったんだけどなあ。
「グランドジェネレーションカード」。55歳から、みたい。
ドラッグストアとか大手スーパーなどで特定の日にシニアパスポートなどのカードを出せばポイントの率が上がるとか、割引になるとかがあるけれど、使いたいときにはカードがみつからないのが世の常。
シルバーシート。
高齢の方とか、からだの不自由な人とか妊婦さんとか小さいお子さん連れの方とかに席を譲りましょうと書いてあるけれど、
席を譲った相手に「年寄り扱いするな❗」と言われたりしたことありませんか?
「年寄り扱い」か。
シルバーシートは原則60歳以上らしい。
でも今の60代も70代も80代も昔と比べて10歳程度若いと言われてるそうだ。
でも、
よる年波には勝てず…。
若い頃のようにテキパキと仕事をこなすことが難しくなり、新しいものを受け入れる柔軟性がなくなってゆく。
「そろそろ引退かなー。」と思ったりもするけれど、人間とは欲深い生き物で、今更のように仕事を辞めたくないと言う気持ちが強くなっちゃって。
が、しかし、出る杭は打たれる。
何事も分相応にせねば角が立つ。
昔は昔、今は今。
老いては子に従えってか。
いつまでも過去の栄光や実績にこだわっていては嫌われてしまう。
ゆうこの薬剤師人生はまだ終わらないけれど、薬剤師の業務内容はガラッと変わってしまったのだ。しかも薬学部は4年制から6年制になり、教育内容も化学中心から臨床中心へと劇的な変化を遂げたわけで、我々4年制卒が6年制卒と肩を並べて活躍するためにはその差を生めていかなければならない。
幸い病院薬剤師からのスタートなので病院での経験や調剤薬局で鍛えられたことが今の仕事に役立っている。
頑張って認定薬剤師の資格も取得した。10歳若ければ専門薬剤師の資格もいくつか欲しいところだが残念なことに体力と知力と気力が若い頃と比べて低下の一途をたどっている気がする。
ついつい「若いもんには負けんぞ❗」なんてライバル心燃やしてみるけれど、アマチュアがプロに挑むが如し。
今は中心的存在ではなく「プラスワン」がお似合いなのかもしれないな。
テニスも同じ。
気の合う仲間とテニスコートを借りて外テニスを始めたが(←テニススクールはインドア)、それぞれに仲良しグループができて疎外感感じてる。
でも、「プラスワン的存在」と割りきってしまえばどうってことなくて、「へたくそ」と割りきってしまえば「迷惑かけてるんじゃないかな…。」なんてサーブが入らないたびに落ち込むこともなくなるのかもしれないし。
ブラスアルファとかプラスワンてなくてもいいように思えるけれど、
ビーフシチューにかけるパセリとかコーンクリームシチューのクルトンとか豚汁の七味唐辛子みたいに主役の良さをさらに引き立て、人々を幸せにするような存在でいることが今の私の立ち位置なのかもしれない。
ベテランとは?
自分ではまだまだだね、と思っているんだけど、「ゆうこさんてベテランだから頼りになるわ。」なんて言われてる。
ベテラン:老練者。ふるつわもの。
熟練された技を持つ者ってことかな。
んー、実際はどうなんだろうか。
ブレイン君が「君みたいな低レベルな薬剤師がいつまでも居座ってるから有能な6年制卒が雇えない。」なんて言うからすっかり自信喪失していたけれど、
お客様が信頼してくれていろいろ話してくれたり相談してくれるのだから落ち込んでる場合ではない。
「プラスワン」。
その役割を果たすためには努力が必要。
知らないことがまだまだたくさんある。そんなときスマホはとても便利だ。
読みたくて買った本が本棚に並んでる。時間をみつけて読もうなんて思ってるから開かないんだよ。
お客様から質問があるたびに調べればひとつひとつ知識が増えてゆく。鶴の店(←某ドラッグストア。過去のブログにも登場)にいたときのようにひとつひとつの積み上げが実力につながっていく。
誰かのために何かをするにはなんとなく、ではダメなのだ。
そしてその知識や技は後輩へと受け継いでいくことで自分がこの世にいなくなったとしても消えてしまうことはない。
テニスもテニス部だったわりには凡人並みなんだけど、上手な人とプレイするともっと上手になりたいという欲がわいてくる。
「プラスワン」は「プラスワン」なりに場を盛り上げていきたい。
もうすぐ63歳。
あと何年生きられるのかとか、あと何年働けるのかとか、あと何年テニスができるのかとか、不安を感じることもあるけれど、
ピリオドを気にしていたら何もできない。
残りの人生を謳歌するためには自分からアプローチをかけることも大切なのかもしれない。
やりたいことをやってからあの世に行きたいと近所のおばちゃんが言ってたけれど、おばちゃんはふと気がつけば90歳になっていた。
月日が経つのは早い。
身体のあちこちにガタが来るし親の介護問題とか家族のゴタゴタとかご近所問題とかいろいろあるけれど、
「頑張る❗」というよりも、「やってみよう❗」的な取り組みが今の私には向いてるのかもしれない。やってみてダメなら仕方ないよ、とあきらめるのも大切。
頑張りが足りないと思いがちだけど、
頑張りすぎは命を落とす。
↑ここ大事。
所詮人間のできることなんて限られているのだから神様みたいな訳にはいかないのさ。
だから、
やりもしないのに文句を言うなんてナンセンスなんだよね。
その文句のせいで真面目な人は身体も心も壊れるんだ。
真面目に生きてるのに損をするっておかしくないですか?
でも、真面目に生きることしかできないんですよね。
持って生まれた性格は残念ながら死ぬまで変わらない。
「自分を変えよう❗」
そう言われてもねえ。
みんなちがってみんないいだし、
あなたはあなたであって私ではない。私は私であってあなたではない。
でも、日本て型にはめるの好きだから、
だから心病む人や自殺する人減らないんじゃないかな。
同じように悩んでる人がいることを知ったり、悩みを打ち明ける人がみつかるだけでも心は少し軽くなるんだけど、
本当の意味での相談相手ってなかなかみつからないよね。
↑スカイツリーの広場でみつけたなんだかわからないけど、たぶんポストと思われるもの?
なんだかよくわからない変なもの、好きです。
どーも君
白菜の形の椅子
ぢゅのさんの本
京都水族館のウーパールーパーではなく、オオサンショウウオ
これは有名。銀閣寺の庭園にある…。
銀閣寺の参道でみつけたおにぎりやさんの看板
知る人ぞ知る…。
大洗水族館の駐車場でみつけた看板
もとネタはお話に出てきます。
息子のお土産のバリィさん。
ふと思い出してやってきたのですが、5月に入ってから更新がないのでコメントしてみました。
私事ですが、息子を授かり現在7歳です。一度流産してその時に薬剤師を辞めてからずっと何にもしてないのですが、ゆうこさんはまだ現役で頑張ってらっしゃって頭が下がる思いです。
ゆうこさんだからこその対応を求めている方もたくさんいらっしゃると思います。
どうぞ体に気を付けてくださいね。
コメントありがとうございます。
私の人生も、薬剤師人生も紆余曲折ありまして…。
切迫流産とか流産とかも経験し、子供を授かることの難しさを痛いほど知りましたし、そんな思いをして生んだ子供たちは心ない人々のせいで人生を台無しにされました。
私は4年制卒ですが、履歴書的にはたいそうな経歴になってしまい、噂だけがひとり歩きしている状況です。
専業主婦を10年以上していましたが、いつまでたってもグダグダな感じです。
結婚後は完全に引退するつもりでしたが、まさかの事態に陥りまして、で、流されて流されて今に至ります。
薬剤師の資格と調剤の経験がある程度あればおこづかい稼ぎどころか再就職は可能。
でも、子供との時間は人生のなかでかけがえのないものと、今更ながらに思います。
子育ては苦難の連続ですが、やがて子供が大きくなり、味方になってくれたりなどなど楽しいこともあります。
引退に追い込まれる瀬戸際だからこそ気がつくことたくさんあります。
今を大事に、が大切なのですが、私にとっては仕事よりも大切な人との時間がもっともっと欲しいかな。今さらのようにいろいろな人から誘われるって幸せだなーと思います。でも、ひとりずつ欠けて行く年齢なのよねー。
若い頃は仕事を辞めたいが口癖でした。今思えばもっと楽しめばよかったのに。
人からどう評価されてるか、ではなくて自分でどれだけ納得がいくことができたか、が大事なのに、ついまわりの人と比べちゃってます。心はなかなか大人になれない私がいて、時々落ち込んだりもしています。
ココヤク、楽しかったです。
薬剤師って何人で仕事していても孤独な仕事(←それぞれがそれぞれの処方箋と向き合うから)だと思うから、仲間がみつかるって素敵なことだな、と思いました。