「ADHD編」 2015-03-17 17:07:03 | 池袋皮膚科 ゆスキンクリニック マンガで分かる心療内科・精神科in池袋 「ADHD編」 今回の話をまとめますと、 —————- ○ ADHDの原因は「前頭葉」。 ○ 治療には「メチルフェニデート(リタリン・コンサータ)」「アトモキセチン(ストラテラ)」がある。 —————- という内容でした。 ここで「リタリン」という薬なのですが、こちらは以前、東京にあるメンタルクリニックさんが、あまりに処方しすぎて問題になったことがありました。 もう来る患者、すべてに処方されていたとか。スゴすぎです。 で、当然ですが問題になってしまって、今はそのメンタルクリニックさんはありません。 結構、精神科では有名な話です。 そのため処方に関して認可制となり、マンガにあるように、リタリン・コンサータの処方は認定を受けた医師しか処方できません。 もちろんですが、現在において処方される場合は、かなり慎重かつ必要があった場合のみ処方をされているので、現在服用中の方は、必要以上に心配しないでいただいていいと思います。 ちなみに治療効果としては、コンサータ・ストラテラにおいてそこまで大きな差はないとされています。 よって当院での治療の場合、ストラテラの処方を中心とさせていただいております。 もちろんみなさんに勧めるものではありませんが「一つの選択肢」として知っておくことには意味があると考えます。 話は大きく変わるのですが、最近、東京大学医学部で「マンガを使ったeラーニング」というものが開発されたそうです。 マンガでうつ病を予防するとか。そのニュースを見て、自分は「おお、スゴイ」と思ったのですが。 しばらくして、ゆうメンタルクリニックに問い合わせがありました。 「マンガでのうつ病予防の治療を受けてみたいんですけど」 いやそれ、ウチじゃないから。東京大学だから。 なんか一般的に「マンガといえば、ゆうメンタルクリニック」みたいな刷り込みがあるのかもしれません。 リタリンで有名かマンガで有名か。 根本的に似たようなものだったらどうしよう、と思いつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。 « 【マンガで分かる水虫治療】... | トップ |
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