「暮らしを楽しむ」ために暮らしを変える～その６

「暮らしを楽しむ」ためには生活費以外の「ゆとり資金」を増やす必要があります。

心身共の健康、仲の良い家族、親しい友人や隣人、ボケずに暮らせる正常なアタマ、若さ、などなど若いころとは違って「お金では買えない物」が欲しくなる年齢になりましたが、そうは言ってもまず先立つものがなくては楽しめません。

夫はリタイアし、私はずっと専業主婦ですから私自身のわずかなゆとりと言えるものは国民年金だけです。だからと言ってこれ以上の節約に励んだりする気はありません。自分の収入のない専業主婦なんて元々みんな「節約家」ですから。（笑）掛けるべき必要がある部分に使うしかありません。

高級ではなくても普通の暮らしに必要な衣食住はたいてい揃っている年代ですから、今ある物を大切に使うことを心掛けています。ダンシャリ（断捨離）アンなどというのはスッキリ暮らすために今必要でない物は捨てて必要になったら「また買えばいい」と言える現役でしっかり働いてそれなりの収入のある若い人の考えで、我らは「今これを捨てたらもう買えないかも・・・」と思う年金生活者なのでそう簡単にスッキリとは暮らせません。ただ我が家の場合は５年前に思いがけない「引っ越し」をして、その際に大分不要品を処分したので何もしないで暮らしてきたよりは物が少なくなっていると思うのですが。

というわけで虎の子の国民年金は使わずにせっせと貯め込み、ちょっとまとまった額になったのでそれを元手に昨年からほんのちょっぴり「株式投資」を再開しました。私は父の影響もあって２０代のころから株取引を始めたのとその利益はすべて家族、（ほとんどが夫）のために使ってきたという実績があるのでゆとり資金内であれば夫は私の投資に対して寛大（それどころかニーサをしないかと勧められました）です。昨年の利益は遠方に暮らす次女の次の帰省費用としてプールしてあります。

今年は「アメリカの新政権初期のハネムーン時代」が終わる頃に買い場が来ると思っています。言いたい放題のトランプ氏が実際に政権を取ったら、きっとこれまでのどの政権よりも早くメッキが剥げてアメリカの抱える厳しい現実が株価に影響し、東京市場も無事ではすまないと思っているからです。その時にサッと行動できるようにこれからはしっかりと情報を集めて銘柄研究を始めようと思っています。 引っ越し前後はそれどころではなく投資はしばらくやめていましたが、そろそろ再開です。（笑）

 

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「暮らしを楽しむ」ために暮らしを変える～その５

「暮らしを楽しむ」ためには「マイペースで生きる」のがいいのかもしれないと思っています。

夫はリタイアし、子供も独立して家庭を持った私のような年代になってから、住み慣れた場所から思いがけなく見知らぬ土地に引っ越すとなると、なかなか親しい人は出来ません。長年付き合ってきた友人との別れは悲しく、暮らし慣れた場所で私なりに築き上げた暮らしを失う事は大きな痛手でした。

でも、ここに住んでもう五年が過ぎた今では、人付き合いがあまりないのは確かに少し寂しいけれどその反面人に煩わされることなくマイペースで生きるのも楽でいいかも、と思うようになりました。

元の家だと庭に出る事（庭が道路から丸見えだったので）とはすなわち通りを行き交う人に出会う事と同じだったので、挨拶したり立ち話をしたりして庭仕事に集中出来ない事が多く、ましてや庭にイスやテーブルを出してゆったりと本を広げて「ティータイム」を楽しむなど出来るはずもなく、一生懸命に庭を作ってきた私はそういう楽しみを味わえないことがとても不満でした。

ここでは殆ど知り合いもなくて庭を覗き込んで声をかけてくる人もいないし、庭も以前より３０坪ほど広いので人目に付きにくい場所にイスやテーブルを置けます。お茶を飲んで寛ぐ事や庭仕事の合間にちょっとイスに座って休憩する事が人目を気にせずに気軽に出来てとても満足しています。

そして、この地での私なりの「暮らしのリズム」が完成してしまった今は、そのペースを狂わせるのが嫌になってきました。だから知り合い作りの為に決まった日に開かれるサークル活動に参加したいという気持ちがなくなってきました。元々私にとって魅力のあるサークルがなかったし、それにかける時間やお金がもったいないと思っている自分に気が付きました。

それで今は毎月一度近くの集会所で開かれる「交流サロン」にだけに参加しています。これは家に引きこもりがちになるシニアのためのおしゃべりサロンなので気が向いた時だけの参加でいいというのが魅力です。１００円の会費を払ってお茶を飲みながら２時間ほど楽しく雑談したり、有意義なゲストの話をお聞きしたりしています。サロンに参加するようになって知り合いも増えたので、人との交流はもうこれで充分かも、と思うようになりました。

今更深いお付き合いをしたいとは思わないのはこれまで良くも悪くもそういうことを体験してきて、楽しいだけの付き合いはうわべだけの付き合いのように思えるし、かと言って深い付き合いをするとつい耳に入ってっくる悪口や人の秘密が私には重く感じられて・・・。身勝手な他人にも身勝手な自分にも嫌気がさすのです。人付き合いは夫との二人暮らしでもう十分だわと言う気持ちも・・。（笑）

だから人とのお付き合いは基本は孤独でも楽な「マイペース」で、お付き合いするとしたら少数精鋭でサラリと、を理想にして出来る範囲で交流を楽しもうと思っています。

 

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「暮らしを楽しむ」ために暮らしを変える～その４

「暮らしを楽しむ」には楽しむための体力が必要で、「まず健康でなくて」は何もできません。どんなにやりたい事があっても家事をきちんとやってからの事だと思うのですが、それをこなした上で好きな事をするための体力も同じように必要なのです。

それで昨年から始めた事が体力作りとしての散歩と筋トレです。散歩は以前からずっとやっていましたが、夫から強制されていたことに対する反発もあって何かと理由を付けては短縮したりサボったりすることも多々あったのですが、今はもう「やらずにはいられない」健康のための日課になりました。

ただ、毎日１時間目的もなくボンヤリと歩くという事に耐えられなくて最初はイヤホンでポッドキャストを聞きながら歩いていたのですが、ｉＰｏｄを４台も使い切ってついに更新するのをやめました。いつもイヤホンで聞いていると難聴気味になる事に気が付いたからです。

それで今はケータイのボイスレコード機能を使ってブログのための音声メモを作ったり、万歩計機能を使って毎日どれぐらい歩いたかを記録しています。決めた１時間で家に戻りたいとは思うけれど、その一方でせっかく散歩するならいろいろな道を歩きたいと思っていました。それでアラーム機能を使う事にしました。歩き始めに３０分したら鳴るようにセットしておけば、その日の気分で気に入った道を好きなように歩いても、アラームが鳴ったら即Ｕターン、今来た道を戻ればジャスト１時間で家に帰れます。

筋トレは私の場合、少しひざを痛めている事もあって大腿筋を鍛える運動をしています。これは角度をつけて椅子に腰かけ、両足首にそれぞれ１キロの重りを付けて大腿筋がプルプルと震えるように交互に３０秒ずつ足を上げるという運動を約４５分間続けます。私にとって散歩とは違い、これを毎日続けるのは簡単な事です。なぜならば、家事を終えた私がコーヒーとスナックで一休みする「ティータイム」を利用出来るからです。つまり、使っているのは両足だけで上半身は自由なので、背もたれ付きの椅子に座ってお茶を飲みながら、本を読みながら、ビデオを見ながらでも可能な運動だからです。４５分と言うのはビデオのドラマを１本見終わる時間で、私にとってはお楽しみと運動の両方が出来て「一石三鳥」というわけです。（笑）

 

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冬のホームウェアにはスモックが最適

昨日は隣町まで出かけてデパートをぶらぶらしたり美味しい物を食べたりお買い物したりなどしてたっぷりと『女正月』を楽しんできました。「お年玉セール」では５００円のチュニックがあって、これはプリントが好みではなかったのですが、薄手のスモックとして着ればいいと思いついて買いました。

寒い時期の台所仕事には袖のないエプロンよりもカッポーギのほうが手元が汚れなくていいと思ってきましたが、それよりももっといいのがスモックだと気が付いたからです。

これまでは私もスモックなんて『幼児の遊び着』で、砂場、粘土、お絵かきなどして遊ぶ時、服を汚れないように着せるための遊び着と思っていました。でも、ふと買った最初の１枚で自分の考えが間違っていたかに気が付きました。スモックは頭からかぶるだけなので着脱も簡単だし上半身のどこにも開きがないので重ね着してもゴロゴロせずにスマートです。袖口や襟元はリブ編みだったり、ゴム入りだったりするので暖かくいちいち袖口を捲り上げる必要もありません。

寒い時期の台所に立つ時の必需品ですから、これまではちょっとお高くても（とは言っても高価な品でもせいぜい２８００円程度）私の条件に合うスモックを見つけるとエイヤッ！と思い切って買ってきたのでその数たるや何ともう８枚にも！これだけの枚数があればボトムにどんなものを着てもちゃんとコーデュネイト出来ます。（笑）

何よりも普段家にいることが多い私の暮らしでは寒い時期にはホームウェアとしてスモックを着るのが一番合理的です。ただデザイン的にはイマイチだなあと思う物が多くて、もう少しオシャレなスモックはないかしらと出かけるたびに探しています。

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暮らしを楽しむ」ために暮らしを変える～その３

「暮らしを楽しむ」ためにはゆとり時間が必要でその時間は私の場合「家事をカスタマイズする」事から生み出されると思います。

もうすっかり私の暮らしに定着しているのは、毎日を「家事デー」と「フリーデー」に分けて暮らすことですが、これをいつ決めたのかと調べてみたらそもそもの発端は

２０１５年７月１７日の「メリハリのある暮らし」

http://blog.goo.ne.jp/yubi2012/e/8fe9092fccc8553cf1f965317a87abfb

でした。これが私の性格にあっていたようで、それ以後ずっとこの方法で暮らしています。

そして、それ以前からやっていた「大掃除は秋と春にする」というスタイルも定着してきました。換気扇の掃除や窓拭き、ワックスがけなどの掃除は寒い時や窓を開け放すのが辛い時期にはもう辛くなりましたので。

本当言うとこれまでは春や秋は園芸シーズンで毎日ほとんど庭で過ごしてきましたが、今の家の敷地は元の家のより３０坪も広いのですが、畑があったり岩とバラスが敷き詰められた和風の庭が作られていたりして花壇に出来るスペースは元の家の半分もなく時間をかけて苗をたくさん育てる意味もなくなってしまったので秋と春に大掃除をする時間が出来たというわけです。

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