JYJ応援日記

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奈良へ(3)

2010-10-17 | 旅行
今回の記事は東方神起ネタではありません。奈良へ(2)の続きの記事です。

◆奈良町で勾玉作り
 奈良町のカフェに行きたいなーと、地図を片手に散策開始。

こちら猿沢池の亀くん。他に写真がなくて

 奈良町は学生時代何回か来たことがあったけど、道はすっかり忘れていて地図が頼り。あらかじめ寄りたいショップやカフェをチェックしていたのですが、ガイドブックのタビハナはコンパクトだけど、地図もまたコンパクトで、実際に歩いてみると道がよくわからず・・・靴ずれのせいで店を探し回る気力がなくなってきたこともあり、とにかく江戸末期の伝統的な町屋を見ることができる「ならまち格子の家」を目指して、ずんずん歩いていきました。

 昔ながらの格子の家が続く町並み、ホッとする空間ですね。
ぶらぶらと散歩している夫婦、自転車で颯爽と走り抜ける若者、身体の引き締まったお兄さんがひいてくれる人力車などが、奈良町の細い道を行き交います。

 もう少しで「ならまち格子の家」というところで「歴史体験工房 楽古」という看板を発見。


 どうやら町屋の中で勾玉作りなどの体験ができるらしい。
勾玉作りの場合1時間程かかるということだが、「やってみたい」と娘。
 5年前の九州旅行で吉野ヶ里遺跡に立ち寄った際、主人と私で勾玉を作りましたが、大人でも結構時間がかかる作業でした。その時娘は就学前だったので、自分で作ることはできなかったけれど、今ならがんばれば出来るだろうということで挑戦してみることにしました。(後でパンフレットを見ると、小学4年生以上であれば一人でできる内容ですが、それより下の場合は、体験に付き添いが必要とのこと)。私は靴を脱げることが嬉しくて嬉しくていそいそと中へ。。。丁度一組の夫婦が帰るところで、客は我々3人だけに。

 勾玉作りはこのような順で進めます。
①まずは石を選びます。白、淡い淡いピンク、黒、の滑石(かっせき)から好きな石を選ばせてもらえます。娘はピンクを選択。

もとの石はこのように四角。これは勾玉作りに必要なものがセットになったもの。

②石に勾玉の型を描きます。勾玉といっても、形はいろいろ。型紙の中から好きな形状を選んでマジックでなぞります。


③ペンダントの紐を通す穴をあけます。
錐のような道具で、ぐりぐりと穴をあけていきます。

作業はこのようなプラスチックケースの中で行います。

④水の中で、ヤスリで石を削っていきます。

 ここからはひたすら黙々と勾玉の形に近づくよう削り続ける作業です。削る作業もいくつかのステップに分かれています。
 まずは消しゴムの角をなくすような感じで荒く角を削ります。次に下書きどおりカーブになるよう形を見ながら削っていきます。ここの作業が結構大変です。柔らかい石とはいえ、ある程度力もいりますし、ずっと削っていると手も腕も疲れてきます。この作業で1時間くらいかかったでしょうか。娘にとってはなかなかしんどい作業だったと思いますが、私も主人も一切手を貸さず、スタッフのお姉さんにお任せして見守っていました。お姉さんは勾玉の形を見ながら、的確に削り方のアドバイスをくださいます。普段へたれな娘ですが自分でやると言った手前、一生懸命がんばっていました。

 納得のいく形になったら、最後に目の細かいやすりで表面をツルツルにし、仕上げに油を塗り磨きます。紐の色を選び、穴に通してペンダントに。そんな作業の末、できたのがこちら。。。

ぷっくりした勾玉です。上出来です。

 ここまで、大仏殿の柱をくぐることも、鹿にせんべいをあげることも、ハンサム阿修羅像を見ることも、どれもこれも叶っていない娘ですが、自力で勾玉を作り上げたことで、かなりの満足感を得られたようです。材料費込みで1個800円でした。

 こちらでは勾玉以外にも、鹿角アクセサリー、土笛作り、古代鏡ペンダントなど体験できますし、ショップで材料や完成品を購入することもできます。途中から若いカップルが来られて、はにわストラップ作りをされていましたが、はにわストラップが、かわいいの。

見えますかね?粘土で埴輪の形を作ってオーブンで30分焼くそうです。

楽古さんのホームページはこちら
もうすぐ3歳になるという、可愛くてよくおしゃべりする看板娘さんが、明るく出迎えてくれます

つづく


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