柳美里の今日のできごと

福島県南相馬市小高区で、
「フルハウス」「Rain Theatre」を営む
小説家・柳美里の動揺する確信の日々

language 언어

2019年06月06日 09時34分31秒 | 日記
いま、韓国語と英語を、ぽつぽつと勉強している。

どんなに忙しくても、1日15分はやる。

単語3つでも新しく憶える。

小さな達成感を積み重ねる。

これが続ける秘訣だと思う。

1日30分とか1時間とか決めたら、必ず出来ない日が出てくるし、出来ない日は挫折感を味わって、自分や自分を取り巻く状況に嫌気がさしたりして、いいことが何も無いから。

韓国語と英語を勉強して思うのは、

わたしは、日本語の五十音の何れかに区分けして弁別することしか出来ない。

国籍は韓国なのに、韓国語を、英語と同じ他国語として学ぶしかないことに、悔しさや悲しさを感じる。






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わたしの駅

2019年06月06日 08時32分01秒 | 日記
わたしがどこかへ行く場合、必ず常磐線に乗ります。

常磐線・小高駅から出発します。

プラットホームに立っている自分の姿が浮かぶのは、

常磐線と東北新幹線の仙台駅、
東北新幹線・東京駅、
横須賀線・鎌倉駅、北鎌倉駅、保土ヶ谷駅、
根岸線・石川町駅、
相鉄線・西横浜駅、
京浜急行・黄金町駅、
東横線・反町、

あとは、湘南新宿ラインと東横線の渋谷駅、
東京メトロ・表参道駅、
東急目黒線・奥沢駅、

とーー、記憶を遡ってみたわけですが、何故、この駅なのか全部言えるのは、わたしの書いたものを全部読んでいる人だけでしょうね。

駅に立っている自分の姿を思い浮かべると、
ふんわりとした甘い懐かしさではなく、悲しさと強張りと苦さが蘇る。

帰るよりも、どこかへ行く時の姿だからかな?

記憶の中のどの顔も、切羽詰まっている。











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