由紀夫くんの内なる言葉

「気持ちええわぁ。ごって気持ちええわぁ。有馬温泉みたいやわぁ。たこ焼き食べたいわぁ。明石で食べたいわぁ」

由紀夫くんは、10年前に、大阪の、とある小学校の校庭に段ボールに入れられて棄てられていたのですよ。

大阪から鎌倉へ、鎌倉から南相馬へ――、由紀夫くん、ずいぶん遠くに来たね。

珍念さんと由紀夫くん

NHKの「2355」、大好きな番組です。
どんなに忙しくても、見ます。
忙し過ぎたら、録画して見ます

「2355」の中の歌「猫のふみふみ」をうたいながら、由紀夫くんの肉球を指圧する昨夜の珍念さんでした。

寒いよぉ……

東北の南とはいえ、天気予報を見てたら、明日の浪江の最低気温は－２℃で、最高気温は８℃だって……

蒲団の中の手がかじかんで、鼻の先が冷たくなっているという……
寒いよぉ……

仕事終わった。

午前４時じゃないか……
眠らないと……

眠って起きたら、原稿書かないと。

20日は早朝南相馬を出発して、東京で仕事。
21日は夕方東京を出発して、夜遅くに南相馬に帰宅。

22日は、臨時災害放送局「南相馬ひばりエフエム」「ふたりとひとり」の、今年最後の収録。

23日から、『文學界』に渡す約束をしている、連作小説「飼う人」vol.３「イエアメガエルとヨーロッパイエコオロギ」にようやく取りかかれます。
30日までに書き上げて、大掃除をしたいとこだけど、大晦日と元日も書き続けるかも……

印刷所や製本所や出版社は休みに入っても、物書きは年中無休なのですよ。