ウイルス性の結膜炎で、他のお子さんに染す可能性があるので、
先週、今週と2週間、学校を休んでいます。
今日も病院に行ってきましたが、
まだ扁桃腺が腫れているようで、
おそらく、このまま、夏休みになだれ込むのでしょう。
到底安全とは言い難い給食を平然と児童に食べさせつづけている小学校、鎌倉市、神奈川県の教育委員会、文部科学省に、非常に強い憤りを感じでいるので、なるべく長く休学させたい、という思いもある。
セシウム牛肉が給食に使用されていた、という事実が判明したら、
わたしは、動きます。
先週、今週と2週間、学校を休んでいます。
今日も病院に行ってきましたが、
まだ扁桃腺が腫れているようで、
おそらく、このまま、夏休みになだれ込むのでしょう。
到底安全とは言い難い給食を平然と児童に食べさせつづけている小学校、鎌倉市、神奈川県の教育委員会、文部科学省に、非常に強い憤りを感じでいるので、なるべく長く休学させたい、という思いもある。
セシウム牛肉が給食に使用されていた、という事実が判明したら、
わたしは、動きます。
今日は、上智大学外国語学部フランス語学科教授(著書に『移民と現代フランス ―フランスは「住めば都」か』 集英社新書/『フランス 新・男と女―幸福探し、これからのかたち』 平凡社新書などがある)のミュリエル・ジョリヴェさんが、鎌倉にいらっしゃいました。
ベルギー・ブリュッセルの大学に単身留学し、医学を勉強している次女のユリアさん(22歳)が夏休みで帰国されているので、
「ユリアに鎌倉の蓮を見せたい」ということで、
鶴岡八幡宮の鳥居の前で11時に待ち合わせをしたのです。
蓮は、三分咲きぐらいでした。
喫茶店でレモンスカッシュを飲みながら、いろいろお話をしました。
「日本にくること、ブリッセルの友だちに止められませんでしたか?」とユリアさんに訊ねると、
「でも、ベルギーにいて、もし関東で大地震が起きたらとか、浜岡原発で大事故が起きたらとか、両親のことを心配しているよりは、放射能のほうがマシです。大地震が起きたら、電話やメールは通じなくなるわけだし……」
ユリアさんは、暗いけれど強くて真っ直ぐな眼差しを、わたしに向けました。
来週には、スイスにいる長女のエリカさん(26歳)も日本に帰ってくるそうです。
ミュリエルさんは、「二人の娘の帰国中、原発事故が起こったときのために」とフランス大使館からもらってきた(肌身離さず持っている)ヨウ素剤の錠剤を見せてくれました。
フランス大使館は、福島第一原発事故直後に在日フランス人全員にヨウ素剤を配布し、服用方法を詳しく説明したそうです。
大使館による避難勧告も迅速だったし、避難用にエールフランスも飛ばしたと聞きます。
フランス政府には、日本で暮らしているフランス人とその家族の命と健康を守るのだ、という強い意志と責任感があります。
それに較べて、日本政府は、いま、なにをしているのか――。
わたしは、ストローの袋で沈黙を折り畳むしかありませんでした。
「じゃあ、エリカさんが帰っていらしたら、また」
と、お二人に別れのご挨拶をした後も、自分の内にある沈黙を小さく小さく折り畳みつづけました。
なんなんだろう、この国は――、という悲憤が一日ごとに強まっています。
テレビやネットや紙メディアに流れてくるニュースを見聞きするたび、
殺意に近い衝動が込み上げてきます。
許せない……
ベルギー・ブリュッセルの大学に単身留学し、医学を勉強している次女のユリアさん(22歳)が夏休みで帰国されているので、
「ユリアに鎌倉の蓮を見せたい」ということで、
鶴岡八幡宮の鳥居の前で11時に待ち合わせをしたのです。
蓮は、三分咲きぐらいでした。
喫茶店でレモンスカッシュを飲みながら、いろいろお話をしました。
「日本にくること、ブリッセルの友だちに止められませんでしたか?」とユリアさんに訊ねると、
「でも、ベルギーにいて、もし関東で大地震が起きたらとか、浜岡原発で大事故が起きたらとか、両親のことを心配しているよりは、放射能のほうがマシです。大地震が起きたら、電話やメールは通じなくなるわけだし……」
ユリアさんは、暗いけれど強くて真っ直ぐな眼差しを、わたしに向けました。
来週には、スイスにいる長女のエリカさん(26歳)も日本に帰ってくるそうです。
ミュリエルさんは、「二人の娘の帰国中、原発事故が起こったときのために」とフランス大使館からもらってきた(肌身離さず持っている)ヨウ素剤の錠剤を見せてくれました。
フランス大使館は、福島第一原発事故直後に在日フランス人全員にヨウ素剤を配布し、服用方法を詳しく説明したそうです。
大使館による避難勧告も迅速だったし、避難用にエールフランスも飛ばしたと聞きます。
フランス政府には、日本で暮らしているフランス人とその家族の命と健康を守るのだ、という強い意志と責任感があります。
それに較べて、日本政府は、いま、なにをしているのか――。
わたしは、ストローの袋で沈黙を折り畳むしかありませんでした。
「じゃあ、エリカさんが帰っていらしたら、また」
と、お二人に別れのご挨拶をした後も、自分の内にある沈黙を小さく小さく折り畳みつづけました。
なんなんだろう、この国は――、という悲憤が一日ごとに強まっています。
テレビやネットや紙メディアに流れてくるニュースを見聞きするたび、
殺意に近い衝動が込み上げてきます。
許せない……