Yumi @ Sudan

北アフリカの国、スーダンでの生活日記

拾い物

2005-11-24 | everyday
ハミッドが買い物の途中で携帯電話を拾って帰ってきました。
満面の笑み。ハミッドはずっと前から携帯が欲しかったのです。私もハミッドが携帯を持ってくれたら、すごく安心だなって思っていたので、機会があったら海外で買ってこようと思ってました。携帯電話はスーダンではとても高いのです。

「警察に届けないの?」
「警察に届けたって、警察のポケットに入るだけだよ」

やっぱりそーなんだ。。。

モナに聞いても、学校の先生仲間に聞いても同じことを言う。
「盗みはしないけれど、この国では誰も拾ったものは返さないよ」
「政府や警察は一番信用しちゃダメなのよ」


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4 コメント

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気になる携帯 (rena)
2005-11-29 12:43:17
拾った携帯の使用料金の支払いはどうなるの?



プリペイド式なんでしょうか?



なんだか気になりました。

そんな小さいこと気にならないのかしら。。。
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Unknown (yumi)
2005-11-29 21:18:53
プリペイド式です。

でも、ハルツームで友達同士で電話をしあうわけではないのです。家族がダルフールにいるので、向こうからの電話を取ることができて便利みたい。

私の電話へはワン切りしてもらって、こちらからかけなおしてます。



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あらー (しょうきち)
2005-12-03 01:53:52
イスラムって、一度持ち主から手放されたものはアラーのものになるって...

次に拾った人がアラーから譲り受けたことになるだとか...

落し物はアラーのもの?

そんな話を日本で聞いたことあるけど、それってホントなの?

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Unknown (yumi)
2005-12-03 03:33:03
アラーは物はいらないはずよね。

すべては神の思し召しです。インシャアラという言葉は神の思し召しって言葉なのですが、明日ね!って言うときもインシャアラって返事が返ってきます。

I hope って訳せばまだわかるけれど、日本人の私としてはちょっと不安です。
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