Yumi @ Sudan

北アフリカの国、スーダンでの生活日記

自由であるということ

2005-08-08 | everyday
花町、いつもの路地裏、いつもの広場、いつものお店。
いつものみんなが戻って来ました。
昔の歩行者天国のように、混みあう路地裏。みんな自由を満喫しているようでした。

私も家に閉じ込められてたときに作ったパンやクッキーを持って、お友達の家をまわりました。
みんなこんな事を体験したのは、私と同じく始めてだったのです。怖くて怖くて夜も眠れなかったと言っていました。
「こんなことはこれっきりだから、早く忘れてね」
「ハルツームはほんとは天国なのよ」

昨日、バシール大統領は、被害額は全て政府が負担すると発表。(何度も言いますが、この国、実はお金ありますね・・・。)
暴動に便乗した人たちがたくさんいたらしく、各地で泥棒が発生、特に薬局はみな被害にあったようです。ひどいよね。でもそれだけ貧しい人たちがいるということなのかもしれません。

今回の暴動で捕らえられた人はハルツームだけで1600名以上。

ジョンガランの後任の人について聞いてみると、
「彼の事は、軍人っていう以外、何もしらないのよ。でも、ガランのお葬式でのスピーチや新聞に載っている声明を読む限り、すごくいい人みたいよ」とあんまり知らないのに全面的に応援!
ほんとにみんな人がいい。
これからどうなるのかなあっていう心配よりも、今はあの恐怖と不安から開放された喜びでいっぱいのようです。

私の学校は、破損がひどく、今日は修理中。
明日から授業再開!

元気にいきましょ




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2 コメント

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よかった! (meg)
2005-08-09 13:54:06
ゆみのブログを読んでると、スーダンのみんなが本当に愛しい人たちだなぁって思う。

笑顔が戻ってよかった!

前をむいて、行くしかないもんね。

遠くからだけど、皆のことを応援しています!
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祈り (みーちゃん)
2005-08-10 13:38:05
8月になってからブログを読んでいなかったため、今日までの経過をまるで事件誌を読むかのように慌てて読みました。

私も悲しすぎて何と書いたらよいかわかりませんが・・・。

昨日8/9は長崎に原爆が落ちて60年。若い人々に戦争の悲しみを伝えるご老人である被爆者の人々の様子をテレビで見ていました。

ゆみ、これからも様々な人にスーダンのこと、日本のことそして平和を祈る気持ちを伝え続けてください。ゆみは自分にできることが少ないと嘆いていましたが、このブログに寄せられているコメントをみて伝えることは重要なことと感じました。私もここから祈っています。
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