愛される写真

　久しぶりに花町のシーザーの家でのコーヒータイムに参加してきました。
日本でプリントしてきた写真をお土産に。

　たくさんの写真があったのですが、その中でも私が好きな写真はA4に伸ばしてプリントしてきました。その大きな写真をみて、写真の大きさにみんな大感激。中でも町内の赤ちゃんや小さな子供が写っている写真はおばちゃんたちがみんな順番にみながら「なんてかわいいの！」と口々にいいながら、写真に直接‘ぶちゅー！’とキスをする。
みんなが見終わるまでには、写真がべとべとになってましたが、こんなに愛される写真も滅多にないということで、よしとしましょう！

いつものように、シーザーがコーヒーを淹れてくれている間、みんなでおしゃべり。そしたらシーザーのママが、自分の若い頃の写真を持ってきてくれた。一枚だけある結婚前の写真。ぼろぼろになってでも大切にクッキーの缶に入って保管されてました。「なんてきれいなの！」ってみんな口々にほめる。
ほんとに綺麗。「夫が早くに亡くなったから一人で働きながら６人の子供を育てたのよ、だから、こんなにくたびれたおばちゃんになっちゃったけど」ってげらげら笑う。
「今でも綺麗だよ！」って私がいったら、
「そお？？じゃ、写真とってくれる？」って言って民族衣装の布を巻いて太陽の下に座って私を見た。