Yumi @ Sudan

北アフリカの国、スーダンでの生活日記

また夏???

2005-07-22 | everyday
雨が降り始めて、少しずつ涼しくなってきてると思っていたら、灼熱スーダンが戻ってきました。
ここ数日の日中の気温は、また50度を超えています。

学校にはもちろんクーラーがありません。天井についている扇風機だけ。
しかも昼間は毎日のように停電があり、そうなると扇風機も回らなくなる。子どもたちは若くて、元気で、しかも体温高すぎ。
あっつい教室で、大声で話をする。私は「静かにしなさーい!」って怒鳴る。
ただでさえ、クラクラしてるのに昨日、事件が・・・・。

なんと私の担当しているクラスの子どもが、トイレに間に合わず廊下→階段→トイレまでの道のりに「う○こ」をポタポタ落としながら歩きました。
学校中に異臭が漂い。

私は他のクラスで授業中でした。
それなのに、私のクラスの子どもたちが、ぎゃーぎゃー騒ぎながら報告に来てくれた。
本人は泣いているし、他の子は騒いでいるし、その上を歩いちゃってパニックに陥っている子どももいて・・・・。

とうとう教育指導の先生が登場。
スーダン人の彼女は、背がひくく、小太りで、いつも眉間に皺をよせ、真っ赤な顔で子どもたちを睨み、愛のムチ、長い定規を持って歩いている先生。(こんな先生なつかしいよね・・・・)

「しずかにー!」
途端に子どもたちは緊張する。
「誰だ?笑ったのは、手をあげなさい。体調がわるかったのだから、仕方ないだろう。笑う前に、大丈夫かって聞いたのか?笑ったものは、明日から学校のトイレを使わせないぞ!」

「嫌です。先生。ごめんなさい!」と素直な子どもたち。

「分かったならよろしい、教室に戻って授業の続き!!」








コメント (4)
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