はしご湯のすすめ

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川原湯温泉 聖天様露天風呂(閉鎖)

2017年01月21日 | 閉館・休業など【関東】


この施設は2013年6月30日をもって閉鎖しました

聖天様露天風呂にはいまだゆっくりと浸かって湯を堪能したことがなかった。何度も行ってはみるものの、いつも先客様が多数いて退散していた次第だ。今回、朝に寄ってみたところ誰も居ない。こんなことは初めてだったのですぐさま入浴することにした。料金は100円以上を所定の料金箱に投入する仕組みだ。

脱衣所にはJR川原湯温泉駅の時刻表があったので、観光客などが電車が来るまでの空き時間に利用することもあるのだろう。ご丁寧に壁掛け時計もあるので利用者には便利だ。

浴槽は屋根がけされた露天浴槽が一つのみ。石板張りで5人サイズはあるだろうか。おそらく当日の一番乗りだったのか、湯はとても熱い。常時、源泉と同時に水道水の差し水があるが、それでも足をつけるのも痛い程に熱かった。更に差し水をし、湯揉みをし、やっと入浴できる温度にした。湯口サイドには飲泉コップも用意されている。口に含むと香ばしいほどの焦げタマゴ臭が広がる。浴槽内には大小の溶きタマゴ状の湯華がたっぷりと沈殿・浮遊していた。ゆっくりと身体を湯に沈めた。あ~たまらない、ついに独占状態で湯をたっぷりと堪能することができた。無色透明、焦げタマゴ臭がプンプンと香る湯面、何度も湯船への出入りを繰り返して楽しんだ。おかげで、外は氷点下にも関わらず温まりが十分過ぎるほどで汗を拭ったほど。

十分に満足しての着替え中、地元の方が入浴に来られた。一つ二つ会話してみると、「熱くなかったか?俺はほとんど毎日のように浸かりに寄っている」との事だった。実に羨ましいと思えてしまう。この聖天様露天風呂、あと何回来れるだろうか?と思いながらここを後にした。
(三昧・2013年2月)



川原湯温泉にある大人気の露天風呂です。以前は無料で開放されていましたが、2002年10月より100円以上の有料となりました。旅館「ゆうあい」向かいのなだらかな階段を上がった雑木林の中にあり、更に進むと聖天様が祀られた祠があります。立地、お湯、雰囲気ともに大変良い露天風呂なのですが、長々と居座る男性常連客が多い事でも有名で、おかげで女性にはかなりハードルが高い所でもありました。私自身、入浴を試みてもう何度も訪問していますが、いまだ一度も入浴できずにいました。ところが今回、なんとビックリ、まったくの貸切状態で、初めて聖天様に浸かる事ができました。

周囲を雑木林に囲まれた木立の中に、屋根がけされた石板ばりの立派な四角い4~5人サイズ浴槽がひとつ。香ばしい焦げタマゴ臭がプンプン立ちのぼる無色透明湯が掛け流されています。湯の中には白い溶きタマゴ状湯花が無数に舞うもので、訪問した朝は体を沈めるのもシンドイ熱湯。そのぶん鮮度は良好で、大変心地よい湯浴みが楽しめました。

ダム建設の為、この聖天様もいずれ閉鎖されてしまうようで「もしかしたら、これが最初で最後かな」と思いながらの湯浴みは、なんともいえない寂しさもこみ上げてくるものでした。
(まぐぞー・2013年2月)

▼聖天様への入口/聖天様

▼湯小屋/浴槽

▼浸かった様子/お湯

▼湯口


▼天井/脱衣スペース

▼閉鎖後しばらくは聖天様まで行く事ができました

この施設は2013年6月30日をもって閉鎖しました
群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯
6時30分~21時
100円
訪問:2002年6月・2013年2月

新湯 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物泉・硫酸塩泉 79.3℃ pH=? 成分総計=2.15g Na=352.0mg K=6.9 Mg=0.5 Ca=341.0 F=0.7 Cl=680.0 SO4=579.0 HCO3=49.1 Br=2.7 HS=2.6 H2SiO3=87.9 HBO2=39.1 CO2=6.6 H2S=1.9 As=0.2 (H23.6.6) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし
ジャンル:
温泉(お出かけ)
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