はしご湯のすすめ

はしご湯のすすめは引っ越しました。

奉納温泉

2017年08月25日 | 長野県
この施設は2017年4月29日にリニュアルオープンしています。この記事はリニュアル以前のものです。

奉納温泉とは(ぶのう)温泉と読む。(ほうのう)では無い。未湯であった奉納温泉に立ち寄ることができた。信州秘湯会の温泉宿で、以前から少し気になっていた施設でもある。

玄関をくぐり館内へ、少し雑多な施設の印象を受ける。ガラス張り浴室、4-5人サイズの角タイル造りの内湯浴槽が一つある。湯口はダラーンと垂れたようなクリーム色の析出が目を惹いて面白い。おそらく岩の表面が析出物でコーティングされたのだろう。そこから大量湯を浴槽へ落とし込んでいるが、利用状況掲示を確認すると湯使いは循環ろ過とのこと。浴槽湯は、やや薄っすら白微濁、弱甘味に明瞭な塩味、ギシギシ感とヌルツルとまとわりつくような浴感がある。浴槽湯温は41.6℃、結構個性派の印象を受ける。更には浴室内に飲泉所?的なものもある。常時蛇口から冷たい源泉が流しっぱなしになっている。蛇口温度は11.9℃、甘塩味、少しダシ感、炭酸清涼感がある。加温されていない源泉そのままなので、蛇口まで清涼を感じるほど炭酸ガスが残っているのでしょう。帰り際、駐車場横にアヒルが飼われているのか、数羽ほど見かけた。
(三昧・2014年5月)



小谷村の山の中の一軒宿です。周囲は深い緑に囲まれとても環境の良い場所です。が、訪問時は丁度山菜のシーズンで、330号線から更に山へと入る小道の入り口には、地元の人が車を停め山菜泥棒が入らないよう目を光らせています。私達が通ったときもジロリと睨まれ、のどかな景色とは対照的になんとも張り詰めた空気が流れていました。

奉納温泉は「秘湯の一軒宿」といった言葉が似合いそうな素朴な宿です。館内はやや雑多な印象で、生活感が漂い、掃除がちょっと苦手なのかなという印象も。浴室は男女別に内湯がひとつづつあり、女性側には4人サイズの三角っぽい形をした浴槽がありました。白い析出物がコッテリと固まりオブジェのようになった湯口より、無色透明の循環湯を勢い良く吐き出しています。浴槽内で吸い込み作動の循環使用です。浴槽ではやや白濁がかっても見える湯は、重曹による強いヌルヌル感があり、塩分が強くズッシリと重い浴感です。洗い場の隅には非加熱源泉が常時流れる蛇口があり、一口含むと強めの塩気に加え重曹と思われる甘味も感じます。嫌な雑味がないので料理にも使えそうな感じがしました。浴後は後からじわじわと発汗が続く温まり大の湯でした。
(まぐぞー・2014年5月)

▼外観

▼男性浴室

▼湯口/非加熱源泉

▼女性浴室/浴槽

▼湯口/非加熱源泉

▼源泉で作った石鹸/アヒル

この施設は2017年4月29日にリニュアルオープンしています。この記事はリニュアル以前のものです。
長野県北安曇郡小谷村奉納941-1
8時~20時
冬季休業
500円
訪問:2014年5月

奉納温泉 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 33.2℃ pH=6.8 32.1L/min(自然湧出) 溶存物質計=10160mg Li=8.2mg Na=2894(87.94mv%) K=82.9 NH4=28.7 Mg=41.2 Ca=175.1 Sr=5.4 Ba=5.2 Mn=0.2 Fe2=1.0 F=0.4 Cl=3331(64.93) Br=5.2 I=2.9 NO2=0.3 NO3=0.5 HPO4=0.3 HCO3=3089(34.99) H2SiO3=136.8 HBO2=348.3 CO2=555.6 (H21.9.3) ※温泉利用状況=加温あり・循環ろ過あり

ジャンル:
温泉
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