山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

くろんど園地(打上治水緑地で知り合った人と歩く)

2019年10月17日 | 山野歩
‘すいれん池’の落羽松

2019年10月13日(日)
『くろんど園地』
[京阪電鉄・私市駅] 8:05→ [月ノ輪滝] → [すいれん池横・管理棟] → [黒添池] → [八ツ橋] → [BBQ広場] → [黒添池] → [すいれん池] → 15:53 [私市駅]
<打上治水緑地で知り合った人と歩く>
“くろんど園地”の道は、嘗て何度も歩き、また何度も走ったよく知っている道だ。
この6月半ばより街中を歩き始め、いつの日にか歩くようになった打上川治水緑地で、
これまた緑地でいつしか知り合った僕と同年代の女性と二人で、
今日は“くろんど園地”の山歩きを愉しませてもらった。
彼女のリュックサックは治水緑地で担いでおられるいつもの水色のもの、
手にはトレッキングポールを握り、トレッキング靴を履いておられるというしっかりとした山歩き姿の彼女は、
僕がやって来るのを私市駅改札口で待っていてくださった。
先ずは“黒添池”を目指して歩く。
彼女と歩くのは初めてのことゆえ、彼女がどの程度の身体力を持っているのかが判らないので、至極ゆっくりと歩く。
台風19号の影響も無い様子の道を、コロコロという心地好い旋律を奏でる尺治川の流水に耳を欹てながら、
いつしか増えた青空の下、明瞭な道を様々な話しをしつつ歩みを進める。
そして無理の無いところでと、“すいれん池”横にある管理棟前のベンチで休憩するが、管理棟自体は閉まっていた。
シャッターには「台風19号の安全確認終了まで臨時休業」という札が掛かっていて、
暫くすると職員さんが現れ、我々と後にやって来た男性三人連れのグループに対して、
注意して楽しんでくださいとの言葉を残しまた何処かへと見廻りに行かれた。
管理棟横の樹木にやって来る小鳥の姿やその囀りに愉楽を感じながらしっかりと休憩し、また“黒添池”へと歩みを進める。
暫くして現れた石段から木橋へと続くところで事件が発生した。
その辺りの足下は濡れているので慎重に足を運んでいた筈なのだが、
二つ目の濡れた木橋で足を滑らせ仰向けにひっくり返ってしまう。
しかし転倒したのが僕であってよかったとそのとき僕は思った。
それがもし彼女であったなら、其処から引き返していたに違いないだろう。
間も無くやって来た“黒添池”。
時間はたっぷりあるので、キャンプ場や浅香山部屋の稽古場、そして観光旅館や飲食店の前を通って時計回りで池を一周する。
池辺の其処彼処には釣りに興じる多くの方々がおられ、その中の一人の方に彼女が「何を釣っておられるのですか?」と訊ねると、
その方は「フナです」「釣ったら直ぐに池に放します」と応えた。
我々は、“黒添池”辺の食堂でお昼にする計画だったのだが、その時刻までにはまだかなりの時間があった。
其処で“くろんど園地”の他所の景観を愉しんでからまた此処に戻って来ようと“黒添池”を後にし、
“八ツ橋” や“BBQ広場”方面へと向かう。
“くろんど園地”より私市駅方面へと少し下った所より右折して沢沿いの道を進む。
少しの間、上り道が続いたので前方に現れた東屋で小休止にする。
そしてだ、それより暫くして情けないことが起こったのだ。
それは、この東屋から“八ツ橋” や“BBQ広場”への道標までがこんなに至近距離だという認識が僕に無かったからだろうか、
それとも、「この道は交野山へと繋がっている」等と、話しに夢中になって歩いていた所為で、
それらの道標等が我が眼に留まらなかったからだろうか、
暫くすると前方に車止めゲートが現れたので、「そんな筈はない」「おかしいな」と思いつつ引き返すと直ぐに“八ツ橋”が現れたのだ。
その辺りに夥しい落羽松の呼吸根を見ることとなり、その並びに“かたくりの森”という大きな木製表示板もあって、
直ぐに“BBQ”への道標が現れ右折すると直ぐにバーベキュー施設到着であったのだが、
あれほどに明瞭は道標や表示板、そして“八ツ橋”の特異な景観が我が眼に留まらなかったことで、
我が心中には情けない思いが募ったのだ。
ところでバーベキュー施設は、この季節でしかも休日ゆえ、本来なら大勢の人で賑わっているのだろうが、
今日は台風19号の関係で、バーベキュー施設も休業という様子で人一人居なかった。
それより暫く下って、尺治川沿いの道に戻り再び黒添池へと向かい、黒添池辺の食堂で、ゆっくりと時間を費やしお昼にして帰路につく。
私市駅に着いたとき、彼女は携帯を見て、「23000歩いた」と語った。ところで僕の携帯には歩数計がついていない。
今日、僕の眼に留まった秋の花は、
ミズヒキ、シュウカイドウ、イヌタデ、キンミズヒキ、フジバカマ、ガンクビソウ、ママコノシリヌグイくらいだっただろうか。
また名が分からない花も幾つかあった。
そんななかママコノシリヌグイを彼女に、僕はミゾソバだと案内してしまったのだ。
帰宅してデジカメよりパソコンに写真を取り込むと、
現場では我が老眼にはミゾソバに見えたその小さな花達はママコノシリヌグイであった。
植物の話をするなかで、彼女は「打上川治水緑地に一本のザクロの木がありますね」と言った。
また彼女は、打上川治水緑地を舞う青鷺など、鳥にも興味があるようで、
大きなカメラを携える方に出会うと、何を撮っておられるのかと訊ねる場面が何度かあった。

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